私、留学ジャーナルで留学しました。
「英語もどちらかというと苦手科目で、なにも分からなかった私。留学ジャーナルの無料カウンセリングに行って、 短期語学留学を体験。翌年には語学留学し、今は帰国して英語を活かした仕事をしています」 こんな声がたくさん届いています。先輩たちの声を聞いてあなたの成功する留学に役立ててください。
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留学先をカナダに決めたのは、中学生のときに学校の課外活動で2週間訪れたことがあって親しみを感じていたのと、カナダは日本人をはじめアジア人に人気が高く、目立った事件やテロがないので、親も快く賛成してくれたからです。
せっかく1年間も留学できるチャンスを得たので、英語力を向上させるだけではなく、「カナダで自分はこれを勉強した」と胸を張れるものが欲しいなと思いました。そして、日本の大学での専攻にも重なる、TESOLという英語教授法の資格を取得して帰ろうと決めました。
語学学校のILSCでは先生方と学生の距離が非常に近く、教室内の雰囲気もとてもフレンドリー。お互いの国籍や宗教などに隔てられることなく、冗談を言い合ったり質問し合ったりしていました。特に役立ったのは発音のクラスです。本場で発音を学習でき、上達がすぐに実感できるのがおもしろく、7ヵ月間近くこのクラスを取っていました。また難しかったのは読解の授業です。映画化されている小説を読み、最終週にはその映画を鑑賞して理解を深めるというものでしたが、見慣れない単語が散りばめられた長いストーリーを追っていくのは生半可なことではありませんでした。
学校生活を楽しむ一方で、楽観的な考えをぶち壊すような現実にも直面しました。語学学校には10段階のレベルがありましたが、入学時の私のレベルは下から2番目。英語は自分にとって得意科目だったのでかなりのショックを受けました。また、カレッジでTESOLのコースを取るには上から2番目のレベルまで上がらないといけなかったのですが、日本人カウンセラーには「1年という留学期間ではかなり厳しい。上のレベルに行くと、レベルを1つ上げるのに2ヵ月ほどかかるので、TESOLは現実的な話ではない」と言われてしまいました。
上のレベルに行って苦戦する友達も見ていたので、カウンセラーさんの言葉の正しさは理解していました。しかし、どうしても諦めることができなかったので、とにかくがむしゃらにがんばりました。授業の内容で理解できないことがあれば、辞書で調べるなどして疑問を可能な限り解消しました。放課後には図書館で勉強し、図書館が閉まった後には24時間営業のカフェで勉強を続行。終電を逃して始発で帰り、シャワーを浴びて朝食を取り、また授業に臨む。そんな日が何日もありました。無茶の効く年齢で、TESOLという明確な目標があったからこそできたと思います。
そして何度も嫌になりながら、周りのたくさんの人たちに支えられ、ほぼすべてのレベルを1ヵ月でパスし、約半年後にはとうとうカレッジに入学できるレベルに到達!この経験は、ゴールまでの長い道のりを走り続けることのしんどさと大切さ、そして言葉にできないほどの達成感を与えてくれました。
9ヵ月間暮らしたトロントを離れ、カレッジのあるバンクーバーへ。TESOLコースの参加者は、私ともう1人を除き、母国で教師として働いていた人ばかり。目標としている英語教師たちに囲まれて自分の本当にやりたかった内容を学ぶことは、私にとっては大きな挑戦であり、夢のような時間でもありました。内容はもちろん教育に関するもので、知識・経験共に不十分な私は、最初は授業スピードについていくことすらままなりませんでした。
それでも、これまでの9ヵ月間、無我夢中でがんばってきた自分を裏切りたくないという一心で今まで以上にがんばっていると、自分でも驚くほどに授業への理解や楽しさが深まっていきました。クラスメイトたちも私がまだ学生だということを知っているためか、理解度を気にかけてくれることが増え、クラスの中でも自然とたくさん発言ができるようになりました。最後のセクションに予定されていた2週間の教育実習も、授業計画を立てる際などはクラスメイトが協力してくれて、実習中も先生からのアドバイスやみんなからのサポートを受けて何とか乗り切ることができました。
ありがたいことに、クラスメイトからの推薦で、卒業式でクラス代表のスピーチもさせていただきました。自分がこのクラスに入るために何をしたか、クラスがどれだけ難しく、そしてキラキラしたものであったかを先生方や卒業生、在校生の前でお話ししました。
カナダ留学という長期間の非日常の中で、私は何度も挫折し、反省し、追求し、そして楽しんできました。留学してすぐの頃には自分の英語の実力不足に悩み、おしゃべりが大好きな自分が人と話すことすら嫌になってしまった時期もありました。1週間ほど、放課後にはまっすぐ家に帰り、部屋で泣き続けるという日々を送っていたときに、日本人の友人が「大丈夫?ここ数日、本気で笑ってないやろ?」と話しかけてきてくれて、泣きそうになりながらすべてを吐き出しました。その時に「わからんことがあったら何でも聞いて」と言ってもらえたときの安堵感は今でも忘れられません。英語ができず、人一倍うるさいだけの自分が勉強を楽しめるようになり、目標を叶えられたのは、周りの支えがあったからに他なりません。
私は小学生の頃から教員になるのが夢で、それは今もまったく変わっていません。カナダでの留学経験を生かして、英語を正しい発音で話せる教師になります。現状ではまだ不十分だと感じているので、動画を見ながら発音を完全なものにしたり、Netflixでリスニング力を鍛えたり、大学内やボランティアなどで英語を話せる機会を増やしたりして、1年間の夢のような時間で得た「自分の英語」を劣化させないよう、楽しみながらがんばり続けます。
生活に関するさまざまな情報のほか、現地の環境や留学に際しての心構えなども詳しく聞けてとてもありがたかった。
柾木 将司 さん(22歳)
語学留学
2016年3月~2017年3月(1年間)
ホームステイ、シェアハウス
ILSC-Toronto、Greystone College
大学に入学したころから留学に興味があった。インドで3週間のボランティアを体験した際、留学経験のある方々から話を聞いて興味が増し、大学を休学してでも海外で勉強してみたいと思うように。
お金や携帯電話、ホームステイなどについてはカウンセリング時に詳しく教えていただいていたので、出国時にはカナダに行くことに対する不安はほとんどなかった。海外生活への期待の方が大きかった。