
私、留学ジャーナルで留学しました。
「英語もどちらかというと苦手科目で、なにも分からなかった私。留学ジャーナルの無料カウンセリングに行って、 短期語学留学を体験。翌年には語学留学し、今は帰国して英語を活かした仕事をしています」 こんな声がたくさん届いています。先輩たちの声を聞いてあなたの成功する留学に役立ててください。
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私が大学留学を意識するようになったきっかけは、高校1年時に経験したオーストラリアでのホームステイです。たった2週間の滞在でしたが、生活様式や食文化の違いに衝撃を受け、いずれ長期にわたる海外生活をしてみたいと強く思うようになりました。海外大学への進学を決めたのは、高校2年時の冬のこと。当時、日本の大学に通う自分がどうしてもイメージできず、後悔するくらいなら、海外進学にチャレンジしようと思いました。家族と海外旅行をする中で、空港のグランドスタッフに憧れるようになったのも海外進学を決意する後押しになりましたね。
留学準備をするにあたって、まず留学ジャーナルに費用を極力抑えた留学スタイルはないかと相談しました。すると、提案されたのが、2年制大学から4年制大学へ編入する方法。当時の私は、こんな大学留学のルートや出費の抑え方があることなんて、まったく知りませんでした。数ある2年制大学の中から、私が志望校に選んだのは、カリフォルニア州のディアブロ バレーカレッジ(DVC)。西海岸の温暖な気候とカリフォルニア大学各校への編入実績が多いところに魅力を感じました。留学に向けて、高校3年の春から試験対策のため英語塾に通い、IELTS4.5を取得。いざ、DVCに出願したところ、「合格」の通知をえることができました。
4年制大学の入学レベルに届かないとはいえ、塾に通って英語力を高め、それなりに自信をもって現地に乗り込んだ私でしたが、留学先はまさに別次元でした。DVCの授業は、留学生だけに向けて行われているわけではありません。当然アメリカ人の学生がたくさんいます。ネイティブスピーカーたちの会話に付いていけず、言いたいことも英語で言い表せないのはとにかくストレスでした。日々の課題の他、英語ニュースを書き写してフレーズを覚えたり、聞き取りの練習をしたり。その日言えなかった言葉や表現を調べて、次に友だちに会ったときに伝えるようにするなど地道な努力を積み重ねました。1日10時間以上勉強して、取り残されないように踏ん張った結果、次第に英語漬けの生活に慣れていきましたが、英語で考えて英語で話す、いわゆる「英語脳」になるにはさらに1年ほどかかりました。英語環境になれるという意味でも、いきなり4年制大学に入るより、少人数クラスでコミュニケーションを取りやすい2年制大学をステップとして良かったと思っています。
DVCで印象に残っているのは、2年次に履修した「Public Speaking」というコミュニケーションの授業でした。担当教授の言葉選びのセンスが抜群で、「私もこういう英語を話したい!」と思えてからは、苦手だったプレゼンテーションが楽しくなりました。また、4年制大学に編入したら、コミュニケーションを専攻しようと考えるきっかけにもなりました。
DVCからカリフォルニア州立大学チコ校(CSU)に編入学しました。数ある4年制大学の中から編入先にCSUを選んだ理由の一つは、奨学金制度が充実していたからです。留学生対象の奨学金は手薄い大学も少なくない中、CSUは複数の選択肢が用意されていて、そこに魅力を感じました。家族にこれ以上、経済的な負担をかけられなかったですし…。ランキングなどを軸に大学選びをするのもいいですが、私のように奨学金の有無が留学プランを左右するのであれば、こういった学校の選び方もありなのではないかと思います。
編入後、私は奨学金支給の条件である留学生上位10位以内の成績をキープするため猛勉強。テストでは常に90%以上のスコアを目指し、それを達成しました。また、プレゼンテーションやリサーチペーパーなど特に英語力がものをいう類の課題は、教授がそれに何を求めているかを探り"刺さる”トピックを選ぶよう努めました。課題の意図をきちんと理解していることが教授に伝わると、文法や発音の小さなミスによって減点されにくいように思ったからです。こうした地道な努力で、在学した1年半の内、2学期分の授業料満額に当たる100万円を受給できました。このおかげで無事に卒業できたといっても過言ではありません。
奨学金獲得に向けすべきことは、まずは好成績を収めることです。また、地域ボランティアや学校イベントへの積極的な参加も評価ポイントになります。私は熱心にボランティア活動に取り組み、あとはインターンシップやクラブに参加しました。こういった情報は自ら探さないと得られないので、アンテナを張っておきましょう。奨学金獲得には、たくさん情報をもっていた方が有利ですから。学校のWebサイトのほか、留学生向けのインターナショナルオフィスでもいろいろ教えてくれますよ。努力は道を開く!応援しています。
TEXT : Ryugaku Journal
※本稿は『留学ジャーナル2021年11月号』並びに『留学ジャーナル2022年11月号』の記事を抜粋・再編集したものです。
※記事の内容は、取材を実施した2021年7月時点の情報です。
費用を極力抑えた留学スタイルはないかと相談したところ、留学カウンセラーさんから提案されたのが、2年制大学から4年制大学へ編入する方法でした。当時の私は、こんな大学留学のルートや出費の抑え方があることなんて、まったく知りませんでした。
石井 千愛さん(27歳)
大学留学
2014年~2021年
ホームステイ、アパートシェア
Diablo Valley College、California State University, Chico
高校時代の夏休みに経験した2週間のオーストラリア滞在がきっかけでした。生活様式や食文化の違いに衝撃を受けて、いずれ長期にわたり海外生活をしてみたいと思うようになりました。