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私の留学体験談

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社会人11年目、「留学アリかも」から始まったトロント留学

カナダ/トロント

良いと思ったことをためらわずに実現

まさか自分が留学するとは、学生時代は全く想像していなかったです。日本ではデジタル広告に携わる仕事をしていました。ある時、同僚との雑談で将来のキャリアが話題になったんです。そこで出てきた留学という選択肢がなぜかすっと心に入ってきて。「留学もアリなんじゃない?」と思ってから実現できるか現実的に考えてみました。貯金もある程度あるし、独身で養う家族はいないし、デジタル広告分野は人材不足で1年くらいブランクができても仕事は何とか見つかるんじゃないか。

“留学できない理由”がなかったんです。留学先を選ぶ際にまず条件にしたのは、旅行で行ったことのない国、大人用コースを持つ学校がある、の2点でした。せっかくなら新しい所に行きたかったのと、20代の大学生くらいの人たちと一緒に学ぶのは少し抵抗があったからです。予算も考慮して国をカナダに決めた後、今度はバンクーバーとトロントの二択で迷い、より多様性のありそうなトロントを選択。私はずっと日本で暮らしていて考えが凝り固まっている気がしていたので、留学中はいろんな国籍、人種の人と関われたらと。

多様な人が集まる街で大人専用クラスに入学



実際にトロントに来てみて、とにかくさまざまな人がいる街だなと感じています。肌の色がそれぞれ違い、ラテン系、アジア系、イスラム教徒の人もいる。夏にはカリビアンカーニバルやプライドパレードが行われていましたし、国籍や人種はもちろん、宗教、性別などに関しても多様さがありますね。私の見る限りでは、それらの衝突もありません。

あとダウンタウンと呼ばれるエリアは意外とコンパクトです。何でもそろっていますし、公共交通機関で移動しやすく負担が少ないので住み心地がいいですね。あえてちょっとマイナスなポイントを上げるなら、日本食が恋しくなります(笑)。もちろん日本料理レストランはあるんですが、日本の味に近い物を食べられる所に行くと結構高いんです。帰国したら思い切り食べようと思います。

次に留学先選びのもう一つの軸にしていた、大人用コースがある学校について。私が通っているのはカプランという語学学校のトロント30+校です。基本的に30歳以上の人が通うことができます。校舎自体はそれ以外の人と共通なのですが、一般英語のレッスンは基本的に30+の学生のみのクラスで行われますし、専用のアクティビティもあります。

留学前に試しに受けたTOEICのスコアは565で、学校で最初に入ったのは中級レベルのクラスでした。大学卒業以来の英語学習、いきなり英語でコミュニケーションを取らなきゃいけない環境に入って思ったのは、文法は覚えている一方で語彙力が著しく低下してしまっているということです。授業内容は理解できるのに、とにかく言葉が出てこない。それからスペイン語圏からのクラスメートが多く、彼らの英語が聞き取れない。この二つがまず感じた壁でした。ただ先生が文法を重視する人だったことと、中級では短く簡単な言葉のキャッチボールでも許されたので、10週間後に順調に一つ上の中上級レベルへ上がれました。中上級クラスの先生は会話重視。1分間スピーチに苦労したのを覚えています。

特に最初の2週間が大変でした。このクラスにいた頃、もっと話す力を鍛えたいと思い、レッスン数を増やしました。こうすることでスピーキングや会話といった選択科目を取れるようになるんです。選択科目のクラスには30歳未満の学生もいますが、授業中に年齢差はさほど気になりません。でも若い学生は休憩時間にずっとスマホを見ている人が多くて、30+の学生同士でよく「せっかく留学しているのに何かもったいないよね」と話しています。

バックグラウンドの全く異なる友人ができた



30+の他の学生とは放課後に食事や遊びに誘ってもらうことで仲良くなりました。私より年上がほとんどで、20歳くらい年の離れた人もいます。目的もバラバラで、仕事で英語を使いたいからという人、カナダ移住を目指している人、旅行を兼ねて留学している人もいます。さまざまな人と友達になれてうれしいですし、久しぶりの年下扱いに新鮮な気持ちを覚えています(笑)。週末にはバーベキューをしたり、友人の運転する車でアルゴンキン州立公園を訪れたり。ニューヨーク旅行もしました。

長期滞在だからこそ現地で生活をデザイン

今、私は特級クラスで勉強しています。同じレベルの30+の学生が少ないため、若いクラスメートとの混合クラスで。上級、特級になると出てくる語彙の多さが全く違いますね。けれども英会話の型が分かってきたので、だいぶ話せるようになった実感があります。先日、中級クラスだった時の担任の先生に「最初に比べてChatty になったね」と言ってもらえてうれしかったです。

もっと会話力を高めたい欲が出てきて、学校外のランゲージエクスチェンジに参加したり、オンライン英会話レッスンを受けたりするようにもなりました。リス二ング力向上のために、洋画や海外ドラマも見ています。それと留学費用以上の経験がしたい、この機会にできることは全部やろうという気持ちでいます。休暇期間を使って、ファームステイにも挑戦しました。地方の生活を体験しつつ、現地の人が生活の中で使う英語を学びたかったからです。牛、豚、鶏がいるファミリーファームで、ステイ先には子どもが4人。楽しかったです。

こうやって、その時の自分の欲求に合わせて留学生活を組み立てられるのが長期留学のいいところなんでしょうね。その分、時間を何にどう使ったのかを帰国後に問われる気がして、プレッシャーも感じます。どうせなら留学経験を生かせる仕事に就きたいという思いも湧いてきましたし、日本に帰るまでに一つでも多くの物事を吸収したいです。

カプラン トロント30+校はこんな人におすすめ



アットホームさがありつつも落ち着いた雰囲気なので、腰を据えて勉強したい大人に合う学校だと思います。学生たちはいろんな経験をしてきていて、仕事の話になることも。自分とは縁遠い職の情報も多く、とても興味深いです。また基本的に1レベルで10週間勉強しますが、その間に先生と距離が縮まりやすいのも良いです。

TEXT : Ryugaku Journal
※本稿は『留学ジャーナル2024年2月号』の記事を抜粋・再編集したものです。
※記事の内容は、取材を実施した2023年10月時点の情報です。

留学した人

A.K.さん(33歳)

留学の種類

語学留学

滞在期間

2023年4月~2024年1月(予定)

滞在方法

ホームステイ

学校

Kaplan International Languages, Toronto

留学の理由・目的

まさか自分が留学するとは、学生時代は全く想像していなかったです。日本ではデジタル広告に携わる仕事をしていました。ある時、同僚との雑談で将来のキャリアが話題になったんです。そこで出てきた留学という選択肢がなぜかすっと心に入ってきて。

担当カウンセラー

紅林 大智

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