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光と影の歴史を生きているマルタを丸ごと体感!
「大人の留学」

マルタ/バレッタ

7回目の留学は世界遺産のバレッタに決めた

昨年7月、アイルランドに留学した時は、「30+クラス」(30代以上)に参加したのですが、ほとんどの学生が30代から40代で、仕事のステップアップや首都ダブリンでの転職を目指していました。午前はもちろん、午後も授業がびっしり入っていたため、クラスメートとゆっくり一緒に過ごすことが難しかったです。次の留学を考えるにあたっては、世界遺産の街マルタ・バレッタで学びたいと思っていました。50代以上の同年代と、コミュニケーションを重視したクラスに参加したいという希望を出したところ、留学カウンセラーさんからは、語学学校のEasy School of Languagesに50代以上が学べる「ゴールデンエイジクラス」があることを教えてもらいました。

今回の留学にあたり、3つの目標を立てました。
①できるだけ自分から積極的に声をかけ、クラスメートと一緒に何かを体験し、食事をする時やカフェの時間にたくさん会話をする

②授業中はできるだけ多く質問をして理解を深めて、クラスメートともじっくり話し合う時間を取る

③マルタは、古代からの歴史的な遺跡やミュージアム、大聖堂等の建物の宝庫なので、自分の仕事である学芸員としての視点で歴史を学ぶ

50代以上の多国籍な生徒が集ったゴールデンエイジクラス


首都バレッタが世界遺産になっている意味が行ってみてよくわかりました。どの通りを通っても、蜂蜜色の石灰石のマルタストーンで覆われた家々の出窓がカラフルにペイントされ、どこをどう切り取っても絵になります。あちこちで修復作業が行われていました。

学校はバレッタの海の見える石段を上がったところにありました(青い扉の建物が学校です)。隣に素敵なカフェがあり、カプチーノが美味しかったです。

私が参加した「ゴールデンエイジクラス」はドイツ、ポーランド、ブラジル、スイス、イタリア、日本の6ヵ国から8人が集まりました。午前中の担任のミア先生はイタリア人ですが、とても丁寧に英語の発音をしてくれました。難しい語彙に出くわすと、必ず簡単な英単語で生徒に置き換え説明を求めるので、意味を英語で理解することができました。また表情が豊かなので、ネガティブな雰囲気か、ポジティブな雰囲気かがすぐに分かりました。1つ1つの英単語のスペリングもパソコンで打ち、ホワイトボートで見せてくれましたが、直接ボードにも書いてくれました。生徒1人1人に意見を求め、じっくり待ってくれたので、クラスの雰囲気もとても温かかったです。

宿題はとくにありませんでしたが、帰宅してから電子辞書をつかって1時間程度復習をしていました。学校スタッフは若い人が多く、基本的に丁寧に話してくれました。日本人スタッフのわかこさんが居てくれて、何よりも心強かったです。

お昼からは「ゴールデンエイジクラス」のアクティビティに毎日参加しました。印象に残ったアクティビティを紹介します。

●バレッタツアー:マルタのシンボル、聖ヨハネ大聖堂が圧巻。カラヴァッジョの絵画が礼拝堂の奥に展示され、世界各国の人々が祈りを捧げていました。クラスメートの誰もが真剣な眼差しでした。

●ラバト&イムディーナツアー:バレッタ以前の首都で、要塞化された迷路のような古都を巡りました。大阪のたこ焼き屋さんのように、歩けば教会とカタコンベ(地下墳墓)があり、数日後にまたどうしてもゆっくり訪れたいというクラスメートの申し出でカタコンベをゆっくり見学に行きました。

●ブルーグロットボートツアー:マルタの観光スポット、青の洞窟の洞窟探検です。地中海が本当に青くてキラキラしていて、何度もみんなで叫んでは写真を撮りました。

●ゴゾ島ツアー:ゴールデンベイという海岸まで石灰石の断崖を登っていくハイキングの後、地中海で泳ぎました。水温は15度で、足をつけた途端に冷たすぎて悲鳴を上げました。50代のクラスメート、ソーニャとカトリーンが「京子はなんで泳げへんの?」と強引に誘われ、還暦になる年、最初で最後の地中海スイミングを決行!Tシャツとレギンスで10分も泳いでしまいました。死ぬかと思いましたが、意外に体が温まりました。

●マルタ伝統料理ランチ:名前を何度聞いても全く聞き取れなかったのですが、イタリア料理とアラビア料理のミックスされたものが多かったです。うさぎの肉とタコはとても美味しかったです。魚のスープは絶品。ドイツ人のカストロは毎日500g以上の牛肉ステーキを食べるので、ランチ後に1人で別のレストランへ行き、ステーキを食べていました。

現地ガイドのマリアさんはイタリア人で2週間ずっとアクティビティに同行してくれました。マリアさんは英語、イタリア語、ドイツ語で説明をしてくれました。毎日いろんな言葉が飛び交っていたのですが、不思議と慣れてくる自分がいました。マルタの歴史の詳細と魅力的なエピソードをたくさん話してくれましたので、とても勉強になりました。本当に素晴らしいガイドさんでした。

気さくなホストファミリーとの交流


滞在はホームステイです。学校までは徒歩8分の立地で、とても便利でした。建物の3階から上は家族と私が使用、1~2階はゲストハウスとしてお客を受け入れていました。とても綺麗な青色で統一された部屋には、ベッド、机、椅子、タンス、レンジ、ポット、冷蔵庫がありました。朝食は食料を揃えて置いてくれていたので、ここで食べていました。部屋の横にはトイレとシャワー室、洗面所があり、ほとんど自分だけで使用していました。

洗濯は土曜日に1回、下着はお風呂で手洗いし、風呂場の窓の外にかかっているハンガーに掛けて干しました。ホストマザーとは基本的に「WhatsApp」アプリでやりとりをし、特に夕食が要らない場合は早めに連絡をすることになっていました。

ホストマザーはとても気さくで、夕食時にいろいろな話をして会話が弾みました。息子さんは大学院生で学業が忙しいようでしたが、とても優しい子でした。犬も猫も穏やかで懐いてくれましたが、ホストマザーのケアが必要なくらい高齢でした。



ホームステイ先の建物内は石造りのため、朝夕はかなり冷え込みましたので、ホストマザーがホットウォータボトルを用意してくれました。日本でいう湯たんぽです。これを抱えて寝るのが日課でしたが、持参した使い切りカイロも役立ちました。脱ぎ着のしやすい服も必需品でした。行き帰りはコートとセーター、マフラがあって助かりました。お昼の気温は一気に20度を超す日もあったので、地中海でTシャツとレギンスで泳ぎました。水着も必要です。

コミュニケーションを大切にした2週間


今回はできるだけコミュニケーションを大切にしようと、午後のアクティビティや自由時間はゴールデンエイジのクラスメートの6人と2週間ほとんど一緒に過ごしていました。

その6人はドイツ人とスイス人で、食事やカフェタイムになるとドイツ語で会話が進みました。最初は「京子、ごめんね」と言って、英語で話し出したのですが、気兼ねなくドイツ語に戻っていきました。そのうち私もあいさつ程度のドイツ語が話せるようになり、日本語も教えるようになりました。マルタが地元の人でもマルタ語と英語、イタリア語を普通に話す上に、元マルタ騎士団として集まった国(フランス、ドイツ、スペイン、ポルトガル、イギリス、アイルランド、イタリアなど)の言語、そして地中海貿易のイスラム商人のアラビア語が、日常的に街中で聞こえてくる環境がそうさせていくのだと感じました。

日本人が特別ではなく、多様な言語と民族が共存していることで、自分に余裕を持ってコミュニケーションをとることができ、何よりも多くの友人を得ることができました。クラスメート1人1人がそれぞれの留学を楽しみ、自分で動くのが当たり前のマナーとなっているので、個人を尊重してくれる上で信頼関係ができたと思っています。

留学を考えている方へのメッセージ


バレッタは、世界遺産の街ならではの石灰石のマルタストーンが美しい街です。早朝はホームステイ先に隣接する教会から鳴り響く鐘の音で目を覚まし、学校までのゆるやかな石灰石の坂を上って通学します。後ろを振り返ると朝陽に輝く青い地中海が見えます。

その後は、丘の上のアッパーバラッカガーデンで紅茶を飲みます。自然とクラスメートに会い、猫と戯れ、カフェで店員さんとおしゃべりをした後、歩きながら学校に向かいます。そんな穏やかな朝が日常になり、いろいろな国の人々とのコミュニケーションが楽しくなり、自分から英語で話しかけたくなる街です。

デスクワークで得られない学びを体験したい人は、マルタ留学をお勧めします。

※福山さんの過去の留学体験記はこちらから
●福山さんのアイルランド・ダブリン留学体験談(2023年6月)
https://www.ryugaku.co.jp/interview/intv.php?id=284#contents

●福山さんのイギリス・チェスター留学体験談(2018年5月)
https://www.ryugaku.co.jp/interview/intv.php?id=175#contents

留学ジャーナルの
カウンセリングの感想

自分と同世代(50代以上)のクラスに参加したいという要望をしたところ、留学カウンセラーさんから、語学学校のEasy School of Languagesに50代以上が学べる「ゴールデンエイジクラス」があることを教えてもらいました。

留学した人

福山 京子さん(60歳) 

留学の種類

短期留学

滞在期間

2024年3月~2週間

滞在方法

ホームステイ

学校

Easy School of Languages

留学の理由・目的

今回は留学ジャーナルを通して7回目の留学でした。留学先をマルタに決めた理由は、1964年にイギリスから独立し、ECとイギリス連邦両方に参加している国なので、イタリアに近い国ではありますが、英語が公用語で語学学校が充実しているからです。

担当カウンセラー

藤野 未夢

留学前不安に思ったこと

昨年の7月に2週間のアイルランド留学をした時に、日本への帰国がちょうど猛暑の8月にあたりました。毎日40度近い気温でした。ダブリンは湿度が少なく、日々の平均気温が14度程度でしたので、その気温差プラス時差ボケのため、帰国後に睡眠をとることができず生活リズムを崩してしまいました。元の生活に戻すのに1ヵ月も費やしてしまい、そのしんどかった経験から、今回も3月末の帰国後が不安でした。しかし、日本は季節的に涼しく、快適な気候だったので、1週間ほどで普段の就寝時間に眠ることができました。

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