こんにちは、留学ジャーナルマーケティング部のKです!
学べる、働ける、旅できる!が魅力の留学「ワーキングホリデー」。私も数年前、30歳を目前にオーストラリアにワーキングホリデーをしに行きました。
現地でできる仕事として代表的なのは「日本食レストラン(ジャパニーズレストラン)」での仕事。私も働いたことがあります。略して「ジャパレス」と言われ、求人も多く、日本人として働きやすさはありますが、ゆえに英語を使わなくても仕事ができてしまう...、日本人ばかりの環境になってしまうのでは?と懸念されることもしばしば。でも、接客業こそ、使える英語力アップの近道!今回は、当時の私の経験から「ジャパレス」で働いて良かったことを紹介します。
●職場は英語環境!
シェアメイトに紹介してもらったバイト先で、オーナーは元気なマレーシア人の女性。やりとりはすべて英語です。
町の中心地にありランチタイム、ディナータイムともに忙しく賑わう人気店(テニスの錦織選手のサインと写真が飾ってありました...!)で、来るお客様もオーストラリア人ばかり。注文はすべて英語、オーダーも英語で説明しないと通じません。
オフィス街が近かったので、平日のランチタイムは特に忙しく、お客様をお待たせしすぎないように、注文を間違えないように、お会計を間違えないように・・・!など短時間ながら、現場の「英語でのやりとり」にかなり集中でき、英語で覚えて、英語で実践して、仕事を身につけることができました。
●日本好きのオーストラリア人と話せる!
ほとんどのお客様が、日本に行ったことがある、和食が好き!という親日家で、私たちアルバイトにフレンドリーに話しかけてくれます。
「ヘルシーな和食が大好きなの!」と、とんかつ定食を頼む女性
「お箸使えるから大丈夫!」と箸でカレーライスを食べる若者
「エクストラホットでね」と熱っっっつい緑茶を好むご老人
「ビールは"アサハイ"で!」とアサヒビールが大好きな男性
など(笑)。
日本に関するトピックが多いので、話しやすく会話が続きます。常連さんもいて、会話の中で文法を直してくれたり、流行りのフレーズを教えてくれたり、働きながらリスニング、スピーキングともに、使える英語表現を学ぶことができました。
●日本食を食べられる!
ワーホリビザの身としては、バイトでもらったお給料で生活をやりくりしていたので、まかない付きのアルバイトは嬉しいもの。忙殺なランチタイムが終わると料理長による「まかない」が出され、みんなで一緒に休憩をとりました。
...厳密に言うと、マレーシア人が作っていたので「アジア料理」というべきかもしれませんが、白いお米、たまにお刺身、野菜のおかず、だしを使った料理など、ジャパレスゆえに「和食」のまかないはどれも美味しかったです!食べきれなかったときは、持ち帰って次の日のお弁当にしたり、冷凍したりと食費を浮かすことができました。

ジャパレスのほかに、現地のリカーショップで日本のお酒の試飲販売(※お酒を扱う仕事は酒類取扱資格(RSA)の取得が必要です)と、巻き寿司のテイクアウトショップでも働きました。どの仕事も日本に関する内容で仕事をしやすかったこと、地元のオーストラリア人と話せたこと、現地在住の日本人の友だちもできたこと...「ジャパレスで働くこと」は留学中にも、帰国後にも活きるメリットがたくさんありました。
現地での仕事として、最初から地元のカフェやホテルなどに挑むのはけっこう難関。はじめはこだわりすぎず、オーストラリアで「働く」ことに慣れるためにも、ぜひ「ジャパレス」で働いてみてください。
↑写真はブリスベンのマウント・クーサ山頂からの眺め。ブリスベン在住時代のお気に入りスポットでした♪