留学ジャーナル2006年1月号 アメリカ西海岸取材日記 |
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ビバ!サンディエゴ 今回の取材地、サンディエゴの魅力はどこまでも続く青い空にまぶしい太陽、そして何より、そこに住む人の明るい笑顔!アメリカの最南西端に位置し、西は太平洋、南はメキシコに面するサンディエゴは、ロサンゼルスに次ぐカリフォルニア第2の都市。メキシコからの移民も数多く住んでいる。世界で一番(?)陽気な人種、ラテンの血を引く人々がいっぱいいるから、サンディエゴは明るいのか?? そこで、ちょっぴりサンディエゴの歴史について調べてみました。ヨーロッパ系の文明を持つ人々がアメリカ大陸に入植してくるまでは、他の地域と同様、狩猟と採集中心のネイティブアメリカン(インディアン)が住んでいたが、1542年にポルトガル人のカブリヨ船長率いる探検隊がサンディエゴを発見。その後、1769年にスペインの布教所がオールドタウン(Old Town)に初めて設立され、すでにスペイン領だったメキシコから多くのヨーロッパ人が入植してきて、カリフォルニア州初の白人の町ができたそうだ。サンディエゴの住民や街並み、食文化がメキシコの影響を受けているのは、そんな歴史があるからなのですね。取材期間中、Taco Bell, Del Taco, El ToritoGreなどの「安くて早くて旨い」メキシカンフードチェーン店には大変お世話になりました。ビバ!メキシカンフード!
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セレブを求めて、ロサンゼルス珍道中 後半はロサンゼルスのハリウッドでの取材が中心。取材へ行く先々で、「ここは○○という映画の撮影現場なんだよ」なんてエピソードをうかがった。ハリウッドはやっぱり映画の街なのですね。 というわけで、取材の合間に行ってきました、憧れの映画の撮影現場とセレブ御用達のスポットへ。まずはジュリア・ロバーツ主演の現代版シンデレラ・ストーリー「プリティ・ウーマン」の撮影が行われたロデオドライブ。高級ブティックが軒を連ね、ビバリーヒルズのお金持ちがショッピングや食事を楽しむ場所。運がよければ有名映画スターに遭遇するかも・・と思いきや、そこにいるのはカメラを手に、記念撮影に必死な観光客ばかり。祝日ということもあってか住民らしい人はひとりもおらず、正しい観光名所となっていた。残念・・・。 続いて、最近までジョニー・デップがオーナーだったクラブ「ヴァイパールーム(Viper Room)」へ。ロデオドライブから右に左に豪邸を見ながら行くこと15分。庶民的な匂いのするレストランやブティックが並ぶハリウッド・サンセット通りに出ると、ひときわ目立つ異様な建物を発見。壁から路上まで真っ黒に塗られたそのクラブの前にはビール瓶やタバコの吸殻が散乱していて、見るからに危険な感じ。実はこのクラブは「スタンド・バイ・ミー」で名演技を見せたリバー・フェニックスが麻薬中毒で急死した場所としても有名だ。ときどき人気ロックバンドがお忍びライブもやるとか。夜はさぞかし怪しい光を放っていることでしょう。
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キャリアフォーラムは友達作りの場 ハリウッドのど真ん中、ハリウッド・ルネッサンスホテルで行われた「ロサンゼルス・テクニカル・キャリアフォーラム」。海外大学生の就職活動の場として、今回の特集でも紹介しているこのイベントには、2日間で800名を超える学生が集まった。 この中から、今回の表紙のモデルを3人選ぶとあって、「あのコは笑顔がかわいい」「あのコはさわやかだけど、写真はいやだって」と、取材陣も慎重。いろいろ大変だったけど、今回選んだのは、素人とは思えないほど笑顔が決まるHiromiちゃんと関西弁がチャーミングなKozueちゃん、そして場を盛り上げるのが上手なKaneくんの3人。彼らはこのフェアで初めて会ったもの同士なのに、2ヵ所での撮影を終えるころにはすでに「高校時代の級友?」と思わせるほど仲良しになっていた。お互いの就職活動の状況や目指している業界、将来の夢についてなど、それぞれが真剣に考えているからこそ、共感しあえる何かがあるらしい。キャリアフォーラムは企業との出会いの場であると同時に、同じ目標を持つ仲間との出会いの場でもあるのだなあと実感した表紙撮影でした。 協力してくれたHiromiちゃん、Kozueちゃん、 Kaneくん、本当にありがとう。3人のこれからを陰ながら応援しています!
留学ジャーナル編集部 出井和子 |
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