2017年、アスリート養成の留学も本格始動か!?

2017年、アスリート養成の留学も本格始動か!?

skate.jpg2016年、リオから多くの感動を与えてくれたアスリートたちが、次の東京に向けて動き始めている様子とともに、この年末年始には多くのテレビ番組にシーズンオフを日本で過ごす海外日本人アスリートたちが顔を出していました。
4年後の東京も気になるところですが、フィギュアスケートファンの私にとっては、来年の冬季大会が気になるところで、先月の日本選手権に出場した10代半ばの選手たちのこれからの成長に期待が大きくなりました。残念だったのはインフルエンザで欠場になってしまった羽生選手ですが、コーチのブライアン・オーサー氏やライバルであり練習仲間でもあるフェルナンデス選手と、気さくに談笑している光景を見るたびに、仕事柄、彼はどこで英語をトレーニングしたんだろうかと気になります。
そう思って、ネットを検索してみたところ、勉強として日本の学校でも英語の成績は良かったようですが、カナダへ拠点を移してからはコミュニケーションに苦労して、初めはYESとしか言えず、部屋に閉じこもり気味になっていたそうです。それを母親が「生活していかなければいけないんだから」と叱咤激励し、外に連れ出して、人と話し、英語を使うことで上達させていったそうです。

大学女子サッカー.jpgかつては、海外で活躍している選手というと、通訳をつけてプレーだけをし、インタビューも日本語だけという人しか見かけませんでした。その後、サッカー選手がどんどんと海外に出て、さすがにサッカーは通訳なんかを入れてゲームが出来ない競技ですから、みな、スペイン語やイタリア語など、(上手かどうかはイタリア語を知らない私にはわかりませんが)インタビューにも現地の言葉で受け答えする選手が多くなったように思います。中田選手が海外でプレーする未来の自分のためにイタリア語を早くから勉強していたというのに感銘を受けたことを思い出します。

前述のフィギュアスケートでは、個人競技とはいえ、外国人コーチの指導を受ける選手も増え、また海外での大会に出ていく機会が増えてくると、そこで他の国の選手たちと英語を共通の言語として交流を深める経験が、技術だけでなく人間的にも、世界で活躍できるアスリートに育てているような気がします。
一般社会では、こうした世界に触れる機会がないままに大人になり、英語の必要性を感じた時には手遅れ・・とまでは言わないにしても、「英語が出来れば世界が広がる」「可能性が広がる」ということに気づくのは難しいことです。でもスポーツにおいては、目標とする場が、その環境までもが良く見えるので、早くから競技の技術だけでなく、技術向上をサポートするコミュニケーション力の必要性も感じている若きアスリート達は多いかもしれません。

錦織選手を育てたIMG Academyとは?

IMG_3603resize.jpgお正月番組に登場していたスポーツ選手の中にも海外留学経験者がいましたね。
まずは卓球の愛ちゃん。もう愛ちゃんではなく愛さんという年齢になった福原選手が中国へ卓球留学したのは有名で、その成果もあって(?)台湾での結婚披露宴も流暢な中国語で現地取材を受けていましたね。
そして、テニスの錦織選手。彼の活躍で徐々に有名になったのがIMG Academy。テニス選手の養成スクールと思っている人も多いと思いますが、今ではテニスだけでなく、ゴルフ、野球、バスケット、ラクロス、陸上、サッカー、アメフトと8競技がトレーニングできる巨大トレーニング施設を備えたスクールで、さらに将来のトップアスリートを夢見る子ども達を長期的に育てるための小中高教育を提供するボーディングスクールもあり、また海外からの留学生のために英語教育も施す一大教育機関ということは、ご存じない方も多いでしょう。

アスリート養成が主目的で、学校教育は二の次かと思いきや、そこが文武両立を基本とするアメリカの学校らしく、どんなにスポーツが出来ても、成績が合格点をとれなければ学校生活は続けられず、逆に、アスリートの上昇志向をしっかりとサポートしてほとんどの生徒が大学進学をめざし、名門大学への進学や奨学金獲得して大学入学するなどという実績をあげているそうです。
錦織選手のように賞金獲得で生計を立てられるプロ選手になれる人は、やはりその中でも一部の人という世界でしょうから、それも踏まえたうえでスポーツを通して身に着ける自己管理能力やチームマネジメント能力など、社会人として成功するための人間力を育ててくれる場として学ばせている保護者も少なくはないと思います。

未来のトップアスリートに注目が集まる2017年。今年はスポーツを柱にした海外研修にも注目です。

今回のコラム担当

代表取締役副社長 加藤ゆかり

【Profile】

横浜市立大学卒。
ニュージーランドでの1年間の海外生活を機に、帰国後、英会話講師を経て現在の(株)留学ジャーナル前身であるICS国際文化教育センターで留学カウンセラーの職につく。名古屋支店長を経て、2001年よりプロダクトマネージャーとしてプログラム開発等に従事し、2003年1月同社取締役就任。現在、(株)留学ジャーナル代表として、日本人の海外留学促進に努めている。
JAOS海外留学協議会副理事長、留学・語学研修等協議会副会長。
国家資格キャリアコンサルタント

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