今夏行われたオンライン国際理解教育プログラム~和歌山県立星林高等学校

この夏、和歌山県立星林高等学校様が高校生を対象に、国際交流プログラム「オーストラリア オンライン研修」(3日間)を行いました。コロナ禍の海外留学に行けない期間に取り組んだ、オンラインによる初の取り組みは、どのようなものでしょうか。また成果は?

担当教師が寄せてくださった内容をご紹介します。

CONTENTS
●「オーストラリア オンライン研修」を行った理由と内容
●研修の成果・教員の感想
●国際理解教育プログラムの意義

「Cultural Exchange Program with Australia」研修を行った理由と内容

<理由>

本校ではオーストラリア・中国・タイ・カナダなどの研修旅行を実施していますが、昨今の新型コロナウイルス感染症の影響で交流が途絶えております。その代替企画として実施いたしました。

<内容>

・本校と和歌山の紹介スライド作成

・ネイティブ講師による英語講座とスピーチ練習

・現地ハイスクール生に対する発表と交流

研修の成果・教員の感想

<成果> Wakayama5.png

・実践的な成果物を作成することができました。 

・オンラインでの交流・学習・発表を経験できました。 

・スピード感のある英会話を体験できました。 

<生徒の感想>

●あまり海外の同年代の子達と直接話したり交流する機会がないので楽しかった。 国が違うと身近な動物や学校のチャイムまで変わることを直接感じられて、とても面白かった。 もっと日本とオーストラリアの違いや、逆に共通点について話してみたかった。

●修学旅行で行くはずだったカナダに行けなかったから、代わりにできることがあってすごく良かったと思った。 パワーポイントを使えるようにもなったし、自分から質問していく力もついて思ったよりも多くの力が身に付いたと思う。 将来留学することへのハードルが下がったことも、とてもよかったと思う。

●コロナ禍で実際に海外へ行くことが難しくなっている中、オンラインという形でオーストラリアの学生とコロナを気にせず会話することができて良かったです。 またその会話の中でオーストラリアの先生や生徒さんから日本についての質問に答えることができない場面が多々ありました。なので相手の国について質問する前に、自分の国について詳しく知っておくことは大事なことであることを学びました。 今回参加したオンライン留学のような海外の方々と関わる経験が、将来の自分にプラスの影響を与えてくれたらいいなと思います。

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国際理解教育プログラムの意義

<意義> Wakayama8y.png

場所を選ばない国際交流は、時間や経済的な制約が低いなどのメリットがあります。 越境によって得られるもの、得られないものを区別し教育機会を与え、越境しない国際教育と越境すべき国際教育を、組み合わせていきたいと考えています。

<留学ジャーナルを利用して>

まずは、低価格であることに目を引かれました。また準備段階からの対応も細に入っており、初めての企画である本校にとっては大変助かりました。 今後は他の価格帯とのコストパフォーマンスを比較し、本校のオンライン留学をより充実させていければと考えております。その際には、是非お力添えをいただければ幸いです。

和歌山県立星林高等学校HP

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今回のコラム担当

S.M.

【Profile】

星林高等学校様は国際交流課があり、本来であれば多くの海外交流事業をお持ちです。コロナ禍に学生が思うような学生生活を送れていないことを伺い、「英語を学ぶこと」ではなく、「英語を使って」和歌山県をアピールできるプログラムを提案させていただきました。今回の研修で海外への興味をより強く持たれた学生がいらっしゃり大変嬉しく思います。これからはオンライン留学と実際の留学を組み合わせたプログラムがどんどん増えていくかと思います。今後も学校様や学生様のニーズに合ったプログラムを皆様と共に作成できるよう努めてまいります。

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