【語学留学】4ヵ月留学・帰国報告会に見られる成果
2024年2月、4ヵ月間の語学留学から帰国した学生の帰国報告会が催されました。
学生たちを送り出したのは、仙台の国際マルチビジネス専門学校。
総合英語学科で学ぶ学生8名が3ヵ国に分かれ、留学しました。
4ヵ月で学生たちは何を学び、何を感じとったでしょうか。その内容をご紹介します。
留学までのステップ
国際マルチビジネス専門学校は複数の学科を有し、中でも総合英語学科は休学することなく約4ヵ月間の留学することを含めて編成されています。
今年の学生達は、カナダ、オーストラリア、アメリカを選択しました。
個人留学となるため、それぞれが引率なしで行動します。
留学ジャーナルでは4ヵ月という長い期間に困ることがないよう、事前に2回の準備講座を通じて心構えや注意点、持ち物など様々な情報をお伝えし、また渡航までの手続きから帰国までのサポートを行いました。
カナダ、オーストラリア、アメリカ留学で体験したもの
<学生の発表>
【カナダ・バンクーバー】
もともと自分から話さない性格で、留学当初は授業でペアワークやグループで話す内容を思いつかないことに悩んでいました。
でも授業で先生から「自分の経験を思い出して」とアドバイスをもらい、「自分だったら」と徐々に意見を出すことができるように。後半は自分で実感するくらい話すことができるようになれました。
仲良くなった友達になぜ留学に来たのか、これからどうしていくのかを質問し、自分のこれからの人生を考えることができました。
【カナダ・バンクーバー】
カナダは日本にはなかった不便さがあって、最初は適応に苦労しましたが、最後の頃にはその不便さを心地よく感じるようになってきました。少しのトラブルでも大きく動じることなく、一人で落ち着いて行動することができました。
またステイ先で家事をするようになって、初めて自分の面倒を自分でみる大変さを学びました。日本にいた頃はほとんど母にしてもらっていたことは、かなり重労働であると実感しました。どれだけ回りに支えてもらっていたかを痛感し、一人で判断・行動して生きていくという感覚を体験できたことは、今回の留学の大きな収穫だと思います。留学を経て、より大きなことに挑戦したいという意欲と向上心が沸いてきました。
【オーストラリア・シドニー】
電車内でスマホを置き忘れてしまい、誰とも連絡がとれず、単語も調べられない、スマホのない生活を2日間過ごしました。
代用の安いアンドロイドを購入したものの、操作性も写真写りも悪く、残りのオーストラリア生活がこのままでは楽しめない、何としても自分のスマホを手に入れなければ、と心に火がつきました。
失くした駅に再び行き、当日はうまく伝えられなかった警備員に多くの質問をし、英語が通じず挫折しそうでしたが諦めずに会話が成り立つまで続けた結果、隣駅に届いていることを聞き出せました。
スマホは無事に手元に戻ってました。ゼロに近い自分の英語力でオーストラリアに飛び、多々あったトラブルも自分なりの英語で乗り越えることができ、間違いなく私はチャレンジ精神が身に付いたと思います。
【アメリカ・サンディエゴ】
Discussionクラスのトピックは日常生活から政治的な内容と幅広く、少人数のクラスなので、しっかり一人ひとり話さないといけません。そのおかげでスピーキング力は上がったと思います。
スイス人などの友人を通じ、同じ外国人でもアメリカ人とヨーロッパ人は全然性格や価値観が違うことに気づきました。
外国人とひとまとめにせず、広い視野をもって接すれば、触れ合う機会も増え、グローバルな考え方になると思います。
帰国後に見られた学生たちの変化
帰国後、先生方からは
「戻ってきてから、生徒がネイティブの先生と英語でしっかり話しているのを聞き驚いた。」
「行くまでは様々な準備が必要であり、また留学費用は安いものではないが、その分の勉強はしっかりできたのではないか」
との感想をいただきました。
留学中、留学ジャーナルの担当者は、国際マルチビジネス専門学校様と密に連絡を取り合い、留学先の教育機関と情報を共有することをメインに行いました。 問題等が起きた場合、留学ジャーナルが解決しては意味がありません。あくまでも問題解決のサポート役になり、解決のために主体となって動くのは学生本人になるので、学生は留学先の学校スタッフに自ら英語で相談し、納得できる解決方法を見つけ、対応する力も身に付けます。
「帰国報告会に参加させていただき、留学前に何度かお会いした学生達が帰国後に自信をつけ、何かが変わっているのを感じました。
留学は、人生の中でも記憶に残る体験。そこに関われたことに喜びを感じます。これからも成長できる留学のお手伝いを目指していきます」宮城県仙台市にあるビジネス専門学校。 観光業界、ホテル業界、ブライダル業界、ファッション業界、語学のスペシャリストを育成している。 文部科学大臣認定職業実践専門課程 認定学科設置校。
今回のコラム担当
法人担当 T.S.
【Profile】
社会人となってから、留学への夢を諦められずアメリカ・テキサスへ留学。欧州への渡航経験も豊富で、自身の知識や経験を踏まえ研修旅行のアドバイスを親身に行う。
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