小学校高学年~社会人経営幹部まで対応する万能アクティビティとは

身近な素材を活用し、タワーを作りましょう。高さを競うのはもちろんですが、いかに早く、確実に作るのか。チームを組んで目標にたどり着くために必要なことを体験しながら学びます。

今回は、手を動かし、頭を使い、チームで目標を達成する万能アクティビティについて紹介します。

CONTENTS
●高いタワーを作ってみよう!
●タワー作成の本質的な狙い
●タワー作成を通して学ぶ未来人財育成

高いタワーを作ってみよう!

目の前にある素材を使って、誰よりも早く、高いタワーを作りましょう。

目の前には、パスタ(乾麺)が置いてあります。6つのチームに分かれ、与えられた制約の中で試行錯誤しながら、チームでの協働作業を行います。初めて行う方々は目が点です。「どうする?」「誰が仕切る?」「高いってどれくらい?」そこにはいろいろな試行錯誤が見え隠れします。制限時間は18分間。隣のチームよりも高く作るには?どうやって作ろうかと議論している間に時間切れ、あたふたした割には高くない…「なんで?」という疑問がチーム全員の頭をよぎります。

これは、私が先日新入社員の研修の際に「チームビルディングの難しさ」を体感してもらうために行ったプログラムの一場面です。チームで何かを成し遂げる。そのために必要なことは何か。普段は冷静な人も、いざお題が出されると思考停止に陥ることはよくあります。

タワー作成の本質的な狙い

実は、このプログラムはチームビルディング研修としては比較的知られている、「パスタタワー」というものです。このプログラムは、小学校高学年くらいから行うことができ、構造物の設計方法という算数の実践にも活用できます。高校生に行う場合には、少ない材料で強度を保ちつつ、いかに高いタワーを「美しく」作るか。そのためには、チームメンバーの特性を生かして、共同で作業する必要があります。当然数学が苦手な人でも、アートのセンスに優れていたり、黙々と作業に徹するメンバーや、指示を出しまくる「仕切り屋」なども登場したりして、生徒の特性もはっきりわかります。

プログラムの目的は、それぞれの年齢や職務階層に合わせて設定するので盛り上がります。小学生ではコミュニケーションの重要性や社会・キャリア教育の一環ととらえることもでき、高校生まではSTEAM教育の一環でもあり、社会人ではチームビルディングや目標設定の重要性などを感じることができます。

手を動かしながら会話をして、一つの目標に向けてみんなで作業する。これは、学生時代でも、社会に出ても重要な要素です。教科書やマニュアルでは学べない生きた研修であり、これこそ学びの王道ではないかと感じています。未来に向けて成長していくためには、こういったプログラムも大切ではないでしょうか。

タワー作成を通して学ぶ未来人財育成

さて、社会に出て地球をフィールドに活躍できる人財育成支援を目的とする場合、同プログラムで外国人を交え多言語での進行を行うことも視野に入ります。これからの社会は、日本国内だけでのコミュニケーションでは、なかなか難しくなるでしょう。AIが現在の仕事の半分以上を行うような世界において、人間の行うことで最も重要なことは、相手の多様な文化背景のもとで、コミュニケーションをとりながら、自分一人ではできないことをチームで達成することです。

単一民族である日本という国での経済活動はすでに過去のものとなり、企業は海外に活動拠点を広げています。当たり前のように見えますが、日本語しか扱えない日本人にとっては、活躍の場が限られてしまうことを意味しています。

10年先など分からないとおっしゃる企業幹部の方々のご意見もありますが、特に地球規模で活躍を期待される人財には、見えない未来を創るスキルとマインドが必要です。その一助になれるようになるため、我々自身も日々精進してまいります。まずは、貴社の課題をお聞かせください。

未来人財バナー_690.jpg

今回のコラム担当

法人部 事業戦略担当 Y.I.

【Profile】

経済産業大臣登録 中小企業診断士 /協議会認定 キャリア教育コーディネーター/ 人材育成コンサルティングを中心に地域の企業と学校・大学、さらには世界とつなぐ教育事業の模索を続ける。みらい社会で活躍する人への貢献のために奔走。高校での出張授業や、小学校のキャリア教育支援、並びに企業の人材育成研修の講師も務める。

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