イタリアの北部にあるヴェネト州のワイン産地SOAVE（ソアーヴェ）が、53番めの「世界農業遺産」として認定されました。
世界農業遺産とは、世界的に重要で伝統的な地域を国際連合食糧農業機関（FAO）が認定する制度です。これはイタリアのブドウ栽培に関するものとしては、初の快挙！
ソアーヴェの特徴は、段々畑（ユネス課世界無形遺産にも認定）や乾燥した低い壁による保水システムなど。火山性＋石灰質の土壌も特徴。数百年前からの伝統的な方法を、約3000軒のブドウ栽培農家が守っています。
ソアーヴェとはイタリア語で「気持ち良い」を意味するそう。日本でも飲むことはできるけど、認定されたその地を訪れて現地の空気で飲むワインの味わいは格別のはず！イタリア留学の際に、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか？
▼認定機関である、FAOで働く国際公務員のインタビューはこちら↓↓
https://www.ryugaku.co.jp/spot/intlwork/vol_13/
