お茶会
「The Tea Party comes home 」
「Tea turnout a little bit weak 」
この意味わかりますか?
ヒントはこれは新聞の見出しで、一緒にSarah Palin氏の絵や写真が一緒に掲載されています。
ここでわかった方、Excellent !
この見出しはmetroという無料の大衆新聞誌の一面に書かれた見出しです。
地下鉄の駅前で配っていたり、大きな通りにFree Boxがあって通行人が自由に取って行きます。
午後にはboxが空になっているので、かなりの人が読んでいる様です。
スラングや口語が多く使われているので、語彙の勉強にはあまり好ましくないと先生方は言っていますが。。。
今ボストンで何が話題なのかを知るには良いかなと思い、暇なときに眺めています。
さて、Tea Partyで思い出すのはボストン茶会事件。
世界史で習ったような気がしますね。
この事件は、1773年にイギリスからの法外な課税に反対した植民地人の組織が
ボストンの港に停泊していた東インド会社の船の積荷(紅茶)を海に投げ捨てた
というものです。
今アメリカで話題になっているのは、オバマ大統領が提唱して承認された医療保険。
これに伴うであろう「増税」に、大統領の対抗勢力であるRepublicが反対しています。
反対勢力の一部が、今の状況をボストン茶会事件になぞらえて、
「イギリス:オバマ大統領」「植民地人:国民」とし、Tea Partyという組織を作りました。
Sarah Pailin氏は前の大統領選で色々な意味で有名になりましたが、Republicの重要人物です。
彼女もTea Partyの主要メンバーで、昨日、ボストンに演説に来たのです。
それで、「Tea Party comes home」。
その演説会の参加人数が思ったよりも少なかったので、「Tea turnout a little bit weak 」。
ここまで背景を知らないと、見出しだけでは何のことやらサッパリわかりません。
私もわからなかったので、先生に聞いてようやく理解しました。
こちらの新聞の見出しは、こういった比喩が良く使われるため、
見出しを読んだだけでは記事の内容を把握することが難しく、苦労します。
先生方に言わせると、これが英語の面白いところなのだそうですが。。。
想像力が試されますね。