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# オーストラリア
# 留学準備
# 新型コロナウイルス
公開 : 2020.05.29
更新 : 2023.06.01
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響で、世界各地で入国禁止や入国後の行動制限措置が取られていましたが、2023年6月現在、オーストラリアへの渡航は、ワクチン接種の有無に関わらず渡航可能となっています。
この記事では、コロナ下のオーストラリア留学を実現するために知っておきたい、オーストラリアへの入国条件や日本帰国時の水際対策をはじめ、オーストラリア国内に複数の校舎をもつ語学学校Lexis Englishの現状やコロナ下のオーストラリア留学体験談などをご紹介します。
短期留学:〇 | |
長期留学:〇 | |
不要 | |
接種問わない | |
不要 | |
不要 |
※上記は日本国籍の場合
※州によって海外渡航者の入国制限の解除に向けた動きやルールなどは異なる
外務省から発出されている感染症危険情報は、現在、すべての国・地域の感染症危険レベルは1(十分注意してください)となっています。
最新情報は、外務省海外安全ホームページ「オーストラリア 危険・スポット・広域情報」よりご確認いただけます。
法的な拘束力はありませんが、留学の計画を立てる際に、この感染症危険情報レベルを指標のひとつにすると良いでしょう
オーストラリアへ入国する際に、ワクチン接種証明書の提出とデジタル旅客申告書(DPD)の登録は不要となっているため、ワクチン接種の有無に関わらず入国が可能です。
また、オーストラリアは、州によって海外渡航者の入国制限の解除に向けた動きやルールなどが異なります。現在では、ほとんどの州がオーストラリア入国時にCOVID-19の症状があった場合には検査することを推奨しています。
(参照:オーストラリア政府のWEBサイト「州および準州の情報」)
【オーストラリア各州・準州の状況】
・ニューサウスウェールズ州(シドニー)
・ビクトリア州(メルボルン)
・クイーンズランド州(ブリスベン)
・南オーストラリア州(アデレード)
・西オーストラリア州(パース)
・タスマニア州(ホバート)
・ノーザンテリトリー(ダーウィン)
・オーストラリア首都特別地域(キャンベラ)
留学の場合においては、一部の語学学校やホームステイ先で「ワクチン接種証明書」や「事前PCR検査陰性証明書」の提出が求められる場合があるため、留学先のルールを確認して、できればワクチン接種証明書を用意しておくと安心でしょう。また、オーストラリアでは、飛行機の機内でのマスク着用が推奨されています。
最新情報はオーストラリア政府機関のWEBサイトなどでご確認ください。
(参照:オーストラリア移民局のWEBサイト「COVID-19と国境」)
学生ビザの申請は不要ですが、事前にETA(電子渡航認証システム)の登録が必要です。
オーストラリアの教育機関に3ヵ月以上留学する場合、学生ビザが必要です。現在、オーストラリアに留学するための学生ビザの発給は再開されています。ただし、ビザが発給されるまでに時間がかかる状況となっていますので、期間に余裕を持って準備、申請をおすすめします。
現在、オーストラリアのワーホリビザの発給は再開されています。ワーキングホリデーで同一雇用主の下での就労は最大6ヵ月までに限定という規制は、2023年6月末まで一時的に撤廃になっています。
>>オーストラリア政府WEBサイト「ワーキングホリデービザについて」参照
2023年4月29日午前0時から、日本に入国・帰国する際に、有効なワクチン証明書/出国前検査証明書の提示が不要になりました。
接種証明書 |
証明書 |
||
詳しくは、厚生労働省のウェブサイト「水際対策(日本入国時の検疫措置)」にてご確認ください。
オーストラリア国内に複数キャンパスを持つ語学学校Lexis English(レクシス イングリッシュ)の現状について、学校スタッフより教えていただきました。(2023年1月時点のもの)
A.変わったなと感じます。Lexis Englishは22年2月からスタートしましたが、その直後は、新しいことがまた起き始めているような感覚でした。7、8月頃になったらもうコロナの前に戻ったようになり、今では学校の雰囲気などもコロナ前と同じように感じます。
ただ、完全に以前と同じように戻ったというより、コロナ前の時よりも規模が大きくなったキャンパスも複数あるので、とにかく活気がすごくあるなと感じています。
A.今一番多いのが、ブリスベン校とパースのスカボロー校で、それぞれ約320名が学んでいます。
もともとコロナ前のブリスベン校は約220名、パースは約280名だったので、実は今の方が留学生が多くなっています。
A.国によって本当に目的が違っていて、すごく面白いなあと思います。日本人留学生に関しては今、ワーキングホリデービザと学生ビザの学生が同じくらいの割合でいます。
Lexis Englishの場合、学生ビザで来ている人たちは、「絶対にケンブリッジ英検の目標レベルを合格する」という人がほとんど。 ワーキングホリデーの方は、「しっかりと17週間勉強して、そこからアルバイトやファームワークに行きます」という人が多いです。
日本から短期留学を目的に来ている方は、「短期間で力を付けたい」、「オーストラリアにどっぷりと浸かりたい」という人が多いです。日本で知られていない地域に短期で来てくださる人は、みんな勉強にも遊びにも挑戦することを厭わない。ローカルのコミュニティの中でも積極的に行動していて、上手に留学していると思います。
A.キャンパスによりますが、ブリスベン校、シドニーのマンリー校、パースのスカボロー校に関しては、2023年1月の段階ですでに4~5月までのキャンパス制限がかかっている(学生数が定員に達している)ので、それ以降の申し込みがかなり入っている状態です。そのため、2023年夏に留学したいのであれば、2月、3月には決定してしまった方が本当に良いと思います。
A.Lexis Englishの場合、以下の3つの理由からジュニアの方にはワクチン接種をお願いしています。
(1)現在、日本への入国・帰国時に有効なワクチン接種証明書がない場合、PCR検査陰性証明書の提出が必要ため
(2)PCR検査を受けられる場所が限られている(ジュニアの方の場合、一人で探して行くことが難しい)こと
(3)帰国前の検査で陽性になってもホームステイの延長がかなり難しいこと
大学生以上の短期の方に関しては、ワクチン接種を完了していなくてもお受けしていますが、前述の3つの理由をご了承いただけるか確認させていただいています。
1~2週間の留学をされる方々は、なるべくワクチン接種を完了しておいた方が、ご本人も安心できると思います。
A.とにかく全ての準備期間に余裕を持っていただきたいと思います。例えば、「現地ですぐにシェアハウスを見つけるからいいや」という気軽さより、慎重さを持ってプランを立てていくと良いと思います。
今、日本ではオーストラリアが「アルバイト代がすごく高いから、とにかく仕事を見つけて稼いで」という勧められ方もされているようですが、そうすると「ワーホリでお金をたくさん稼げるから、お金はあまり持たないで行っても大丈夫」などと思ってしまう方が増えてくる可能性があります。しかし実際は、まず余裕を持ったプランニングで、必要な期間やお金を長く多めに見積もっておく方が安心です。
クイーンズランド州政府観光局にお聞きしました!(2022年5月時点のもの) オーストラリア・クイーンズランド州に見る|ワーホリ最前線 |
A.S.さん | |
2022年5月~現在留学中 | |
Universal English College | |
ホームステイ |
元々海外に興味があり、大学時代はネパール教育支援活動をしていました。2週間の短期留学にも行く予定でしたが、コロナの影響により、留学は中止。不完全燃焼のまま大学を卒業しました。この悔しい経験が、逆に海外への関心を強くさせ、海外へ出ようと決めました。
オーストラリアに着くと、スタッフの方がホームステイ先まで送ってくれました。着くと、ホストファミリーが出迎えてくれて、一緒に暮らしている中国人留学生を紹介してくれました。
RAT検査で陰性が確認できた後、みんなでランチを食べに行きました。お土産の扇子、お箸、ボールペン、ヘアピンを渡すと、喜んでくれました。ランチの後は、ホストファミリーが家のことや学校までの道のりを教えてくれました。
Aさんの留学体験談も紹介しています。学校・滞在先でのできごと、ワーキングホリデーで働く準備など、これから留学する人に参考になる体験談です。
>>英語力を上げたかったことはもちろん、ワーホリで働くという経験をしてみたかった【留学編】
段階的に新型コロナウイルスの影響による入国規制が緩和され、現在ではワクチン接種の有無に関わらず入国が可能なオーストラリア。学生ビザやワーホリビザの発給も再開され、現地の生活もコロナ前とほぼ変わらない日常に戻っています。しかし、コロナに係る動きは未だ流動的。最新情報を確認しながら、リスクも知った上で、留学準備をする必要があります。
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