留学ジャーナルコラム

語学留学はマルタがおすすめ!費用やメリット・デメリットを解説

マルタ留学はどんな人におすすめ?費用やメリット・デメリットも紹介

英語を学ぶなら、マルタへの留学も検討してみてはいかがでしょうか。マルタは90日以内の滞在であればビザを取得しなくても留学が可能です。この記事では、マルタ留学のメリットや学生ビザの取得条件、費用についてまとめてご紹介します。マルタ留学が気になっている方は、ぜひご参考ください。

マルタ留学
目次

マルタとはどんな国?基本情報を紹介

マルタとはどんな国?基本情報を紹介

マルタ共和国(マルタ)は地中海上にある島国で、ヨーロッパではリゾート地として知られています。また、マルタ語と英語を公用語としているため、英語を学びたい人の留学先としても選ばれています。

マルタは、マルタ島、ゴゾ島、コミノ島の大きな3つの島と小さな島々から成り、すべて合わせても淡路島の約半分の面積しかありません。首都はバレッタで、マルタ島の南東部にあります。

日本との時差-8時間(サマータイム期間中は-7時間)
公用語マルタ語、英語
面積約316平方キロメートル
気候地中海性気候で、夏(6月~9月頃)は雨量が少なく乾燥し、気温が高くなる。一方、秋から冬にかけて(10月~3月頃)は雨量が多く温暖。
通貨ユーロ(EUR)
人口約56万人(2025年8月時点)

※出典:基本情報(マルタ観光局)

マルタ島

マルタ島は首都のバレッタがある島で、マルタ共和国の島々の中でも最も大きな面積を誇ります。

バレッタは街全体が世界文化遺産に登録されている、歴史ある街です。ハチミツ色の石灰岩で造られた建物や、カラフルなバルコニー(ガラリア)が並ぶ美しい街並みが広がります。聖ヨハネ騎士団が建てたといわれる聖ヨハネ大聖堂や、ハーバーを一望できるアッパーバラッカガーデンなどの見どころも満載です。

バレッタの北側には、リゾート地として名高いスリーマやセントジュリアンがあります。語学学校が点在し、留学生も集まるエリアです。レストランやショッピングセンター、映画館などが揃い、生活しやすい環境が整っています。

なお、マルタ島内の移動には、路線バスが便利です。また、ゴゾ島やコミノ島へは、バレッタからフェリーで移動できます。

ゴゾ島

ゴゾ島はマルタで2番目に大きい島です。マルタ島よりものどかな雰囲気で、自然の中に古くからの建造物が残っています。中には紀元前3600年頃に建てられたといわれるジュガンティーヤ神殿など、世界文化遺産に登録されているものもあります。

他に中世の要塞チタデルや、赤い砂のビーチが特徴的なラムラ湾などの見どころもあり、滞在中に一度は訪れてみることをおすすめします。マルタ島のバレッタからゴゾ島までは、高速フェリーで約45分で移動可能です。

コミノ島

コミノ島は、マルタ島とゴゾ島の間にある3.5平方キロメートルほどの小さな島です。青く透き通った美しいブルーラグーンが有名で、その透明度の高さから水面上のボートが宙に浮いているように見えることがあります。足を延ばして、クリスタルラグーンやサンタマリア湾といった他の入り江を散策してみるのもおすすめです。

シュノーケリングなどのマリンスポーツのほかに、17世紀の要塞セント・メアリーズ・タワーや、13世紀末に建てられたといわれるコミノ教会など、中世の歴史を感じさせる建造物も楽しめます。ただし、移動は基本徒歩になります。日差しを遮るものがほとんどないので、特に夏は注意しましょう。

コミノ島へのアクセスはマルタ島チルケウワから高速フェリーで約20分、またはゴゾ島から高速フェリーで約15分です。

マルタ留学で学生ビザが必要なケースと申請手順

日本国が発給したパスポートを持つ日本国民は、ビザがなくても最長90日間マルタに滞在できます。ただし、滞在期間が90日を超える場合は、学生ビザを取得しなくてはいけません。

マルタ学生ビザ取得方法

90日を超えて留学する場合は、学生ビザ(Student Visa)を申請する必要があります。学生ビザは、Dビザとも呼ばれる長期滞在ビザの一つとして位置づけられています。

学生ビザの申請はオンラインでは完結できず、東京のビザ申請センターにて手続きするか、同センターに必要書類を郵送しなくてはいけません。

参考:Student Visa(Identità、移民局にあたるマルタの政府機関) Visa Information(VFS Global、ビザ申請センター) 

学生ビザ申請に必要な書類

学生ビザの申請には、主に以下の書類が必要になります。

  • 入学許可証
  • 滞在先予約証明書
  • 残高証明書
  • 海外旅行保険加入証明書
  • パスポート
  • ビザ申請書
  • 航空券情報
  • 証明写真
  • ビザ申請予約&費用支払い証明

マルタ留学はビザの有無でコースを検討しよう

マルタへの90日以内の留学はビザ不要ですが、90日を超える場合は学生ビザの取得が必要になります。ビザ申請は提出する書類が多く費用もかかるため、できればビザなしで留学したいと考えている人も多いのではないでしょうか。

留学ジャーナルでは、1~8週間のマルタ短期留学もご紹介しています。90日以内の留学なら、ビザの申請・取得は不要のため、はじめての留学にもおすすめです。ぜひ留学ジャーナルの無料相談で、気になる点をお尋ねください。

マルタ留学のご相談はこちらから

マルタ留学の費用内訳

マルタは物価が安く、費用を抑えて留学したい人にもおすすめの国です。しかし、渡航するタイミングや滞在期間によっては、留学費用が高くなってしまう可能性もあります。過ごし方によっても変わりますが、3ヵ月で総額163万円~181万円ほどが目安になります(2025年留学ジャーナル調べ)。

実りある留学にするためにも、予算を立てて、無理なく過ごせるように準備しておきましょう。留学費用は、主に次の5つに分けられます。

  • 航空券代
  • 学費(出願料、授業料など)
  • 滞在費
  • 海外留学保険料
  • 現地での生活費

それぞれの費用目安と抑えるコツを紹介します。

航空券代

日本からマルタへの航空運賃は往復で約18万~30万円で、別途燃油サーチャージ代などがかかります。日本からマルタへの直行便はないため、ドバイやイスタンブールなどの中東や、ロンドン、ミュンヘンなどのヨーロッパの主要都市で乗り継ぐ必要があります。乗り継ぎ地によっても航空券の費用が変わるため、いくつか比較してみましょう。

また、マルタはリゾート地として人気があるため、夏やゴールデンウィークの時期は航空券が高額になります。費用を抑えたい人は、観光シーズンではない9月~4月に出発するのがおすすめです。

ただし、冬季は留学生も減る傾向にあるため、希望する語学学校のプログラムが開講されない場合があります。航空運賃だけで出発時期を決めるのではなく、プログラムにも注目して留学のスケジュールを組みましょう。

学費

まず語学学校に支払う学費として、出願料(入学金)、授業料、教材費があります。語学学校で最もポピュラーな一般英語コースは、学生が受講期間を週単位で決められるため、授業料も週単位で計算されるのが一般的です。また、授業料は期間だけではなくコース内容や授業時間数によっても変動すると知っておきましょう。

語学学校の一般英語コースに4週間通う場合だと、学費は20万円前後になります。

滞在費

ホームステイをしたり、寮やシェアアパート、ホテルに滞在したりするための費用を滞在費と言います。語学学校がホームステイや、所有・提携する寮を手配することも可能です。1人部屋か相部屋か、バスルームが個人専用か共用か、など部屋タイプによって料金が異なります。ホームステイに関しては、ステイ先での食事の提供回数でも料金が変わります。

学校手配のホームステイを選ぶ場合、1日2食付きで4週間滞在すると25万円前後になります。学費と滞在費をあわせると、4週間で45万円前後になるでしょう。

海外留学保険料

海外で入院やケガの治療をすると医療費が高額になるため、留学する際は海外留学保険に必ず加入していきましょう。海外留学保険は、プランによって補償内容が異なるため、よく確認したうえで契約することが大切です。保険料の目安は、4週間の留学で約3万~4万円、1年間で約25万~30万円になります。

現地での生活費

他にも、現地では食費、交通費や通信費、交際費などがかかります。

マルタはリゾート地のため、レストランやカフェなどの飲食店には困りませんが、観光地価格で割高な可能性があります。カジュアルなレストランでの食事はEUR15~20ほどが目安です。スーパーなどで売っているパンやパスタ、野菜、果物などの食材は安価なものが多いため、自炊と外食のバランスを上手に取って楽しみましょう。

※金額は2026年3月時点、生活情報口コミサイトNUMBEO(Cost of Living in SliemaCost of Living in Valletta)より

マルタ留学のメリット

マルタ留学のメリット

英語を学べる留学先は多数あります。イギリスやアメリカ、オーストラリアなどの英語が主要言語である国々や、シンガポールやフィリピンなどの英語教育に力を入れているアジア諸国なども検討できるでしょう。その中でもマルタをおすすめする理由としては、次のものが挙げられます。

  • 留学費用が安め
  • ヨーロッパ諸国からの留学生・観光客が多い
  • 歴史を感じる街並みとビーチを楽しめる
  • 温暖で過ごしやすい
  • ヨーロッパ諸国に旅行しやすい

マルタ留学のメリットについて詳しく見ていきましょう。

留学費用が安め

ヨーロッパ=物価が高いというイメージがあるかもしれませんが、ヨーロッパ内でも国や都市で物価はだいぶ変わります。マルタは比較的物価が低いので、費用がネックになっている方も留学先として検討してみてはいかがでしょうか。

また、マルタは国自体が小さいため、島内であれば路線バス、別の島にもフェリーで数十分もあれば移動できます。交通費や旅行費を抑えたい人にも、マルタがおすすめです。

ヨーロッパ諸国からの留学生・観光客が多い

ヨーロッパにおいては、マルタはリゾート地として人気の国です。フランスやドイツなど他のヨーロッパの国々から多くの留学生や観光客が訪れ、ヨーロッパの人々の文化や価値観に触れやすいと言えるでしょう。とりわけ夏季のバカンスシーズンは学校も街中もとてもにぎわます。

歴史を感じる街並みとビーチを楽しめる

学ぶだけでなく、観光を満喫できるのもマルタ留学のメリットです。紀元前4500年から前2000年頃に建造された神殿、16世紀から18世紀末の聖ヨハネ騎士団ゆかりの聖堂や神殿など、さまざまな歴史的価値のある場所が残っています。

また島国のため海が身近にあり、夏の週末にはビーチに出かける留学生も多いです。夏以外のシーズンも、海沿いのレストランやカフェでリフレッシュすることができます。

温暖で過ごしやすい

マルタは穏やかな地中海性気候で、年間300日は晴天といわれています。夏季の最高気温は30℃を超えることもあり、日差しが非常に強いですが、乾燥しているため日本のような蒸し暑さはありません。

冬季は最低気温が10℃前後に下がることはありますが、日本と比べると温暖で、寒さが苦手な人にもおすすめです。

ヨーロッパ諸国に旅行しやすい

マルタは地中海にある国のため、イタリアやフランスなどの国々に近く、気軽に旅行を楽しめます。マルタから主要都市へ飛行機で行く場合の所要時間の目安は、以下をご覧ください。

  • パリ(フランス):約3時間
  • ローマ(イタリア):約1時間30分
  • ミュンヘン(ドイツ):約2時間30分
  • アテネ(ギリシャ):約1時間40分

格安航空会社などを利用すれば、往復で1万~5万円ほどで近隣諸国へ移動できます。日本から行くよりも格段に費用や時間を抑えられるため、マルタを拠点として見聞を広めるのもおすすめです。

マルタ留学のデメリット

日本からの直行便がない

日本からマルタへの直行便はありません。そのため、マルタに留学するときは、1回以上の乗り継ぎが必要になります。乗り継ぎがスムーズにいかず、長時間空港で待たされるケースもあり、人によってはストレスを感じるかもしれません。

訛りが気になることもある

マルタの公用語は英語とマルタ語のため、マルタ語訛りの英語を話す人も少なくありません。アメリカ英語と比べるとゆっくりかつ抑揚が大きく、独特のイントネーションで聞き取りにくいと感じる人もいるようです。

また、マルタはイタリアにも近いため、イタリア語訛りの英語を話す人もいます。イタリア語に慣れていない人にとっては、聞き取りにくく感じるかもしれません。

訛りが気になる人は、バレッタやセントジュリアンなどの都市部の語学学校がおすすめです。観光客が多いため、普段から英語を使っている人が多く、訛りの少ない英語に触れる機会が多いでしょう。

アルバイト雇用されるのが難しく、収入も低い

マルタの語学学校などで3ヵ月以上就学している学生は、一定条件を満たすことで週20時間以内の就労が可能です。しかし、語学留学生の雇用はあまり一般的ではない上、マルタの最低時給は週あたりEUR229.44、日本円で週4万円ほどと高いとはいえません。

※出典:National Minimum Wage(マルタ産業雇用省)

また、就労するためには、就労許可証の申請・取得が必要です。申請に時間や費用、手間がかかるにもかかわらず多くの収入は見込めないため、現地での生活費をアルバイトで補いたいという人にはおすすめできません。

マルタ留学がおすすめの人とは?

ヨーロッパの歴史・文化が好きな人

マルタには多くの遺跡があり、ヨーロッパの歴史や文化が好きな人にとっては興味の尽きない国です。また、小さな国ですが「バレッタ市街」「ハル・サフリエニ地下墳墓」「マルタの巨石神殿群」と世界文化遺産が3つもあります。ぜひ滞在中に訪れてみてください。

日本人留学生の少ない場所で学びたい人

マルタはヨーロッパ諸国で暮らす人にとっては身近なリゾート地として知られていますが、日本からは直行便がないため、日本人にとっては気軽な旅行先や留学先とはいえません。そのため、アメリカやオーストラリア、イギリスの有名な都市などと比べると、日本人観光客や留学生も少ない傾向にあります。日本語をシャットアウトして英語を身につけたい人は、マルタを留学先に選んでみてはいかがでしょうか。

短期留学を希望している人

90日以内であればビザなしで留学できるため、短期留学を希望している方に特におすすめです。短期間であっても、英語だけを使って過ごすように心がければ、着実に語学力を伸ばすことができます。効率良く英語を習得したい方も、マルタ留学を検討してみましょう。

マルタを含む短期留学については、以下でご紹介しています。いずれもビザなしでの渡航が可能です。ぜひ参考にしてください。

短期留学を検討中の方はこちらから

マルタ留学で失敗する3つのケース

マルタ留学で期待したほどの成果を上げられない人もいるようです。よくある失敗ケースについて見ていきましょう。

勉強よりも遊びに熱中してしまった

マルタは世界有数の観光地でもあります。また、夏季には観光客も増え、街全体が浮かれた雰囲気になります。勉強をするつもりが、ついマリンスポーツや観光に熱中したり、ビーチでのんびりと過ごすことが日課になったり、ナイトクラビングに夢中になって昼夜が逆転したりすることで勉強がおろそかになるかもしれません。

授業料の安さにこだわりすぎた

授業料はある程度学校の質に比例しています。授業料の安さだけで選ぶと、授業時間が思っていたよりも短かったり、カリキュラムや学校のサポートが充実していなかったりする可能性もあります。料金だけでなく、授業内容や時間にも注目してプログラムを選ぶようにしてください。

日本語ばかり話してしまった

マルタに留学する日本人は少ないですが、全くいないわけではありません。日本人同士仲良くするのは良いことですが、日本語でばかり話していては語学留学の意味がありません。もし留学中に日本人と出会っても、英語で話すように心がけ、留学の目的を達成できるようにしましょう。

マルタ留学Q&A

マルタ留学でよくある質問とその答えをまとめました。ぜひ参考にして、疑問を解消してください。

Q.アルバイトはできる?

A.学生ビザを有していて、語学学校などで12週間以上就学している場合は、アルバイトが可能です。ただし、アルバイトをするときには、就労許可証の申請・取得が必要です。

Q.ワーキングホリデーでマルタに滞在できる?

A.2026年よりワーキングホリデー制度が導入されました。年間発給数は100と設定されています。最長1年間、滞在と就労が可能になります。2026年2月時点で就学に関する制限は公表されていません。

参考:Working Holiday Visa(Identità、移民局にあたるマルタの政府機関) Working Holiday Visa Open for Application(VFS Global、ビザ申請センター) 

Q.英語以外の語学も学べる?

A.マルタでは英語が公用語のため、語学学校では主に英語を学びます。ただし、マルタ語も公用語のため、マルタ語を耳にする機会も少なくありません。

ヨーロッパで語学留学するなら、マルタもおすすめ!

マルタはゆっくりとした時間が流れるリゾート地です。中世の街並みや古代建造物が残っているため、観光を楽しむところとしてもおすすめです。日本人留学生が少なく、短期間で英語を身につけたい人はぜひマルタ留学を検討してみてはいかがでしょうか。留学ジャーナルでは、マルタ留学の無料相談を実施しています。お気軽にご利用ください。

マルタ留学のご相談はこちらから

※記載情報は2026年3月4日時点。

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