留学ジャーナルコラム

40代の留学|メリット・デメリット、留学先の選び方、費用、英語勉強法

英語の重要性なんて10代の頃から散々聞かされているというのに、多くの人がその必要性を痛感するのはずっと経って社会人になってから…という世の常に異論を唱える人は少ないでしょう。もっと真面目に勉強していたら良かったと後悔する社会人は、時間に余裕があったあの頃と違い、ただひたすらに忙しい毎日。

今年こそは英語をマスターしようと思い立ち、「聞くだけでペラペラに」「これだけで英語脳に」といった魅惑的なキャッチフレーズに惑わされてはいませんか?どうせなら確実に効果の出る方法で英語をマスターしてください。留学が頭をよぎった40代のあなたに、留学のヒントとポイントをご紹介します。

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50年以上の実績をもつ留学ジャーナルでは、各国大使館や公的機関、海外の教育機関などから正確な最新情報を得ながら、一人ひとりのライフプランや予算、期間などの条件にあわせて、あなたにぴったりの留学をご提案しています。

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社会人留学
目次

40代で留学するメリット・デメリットとその対処法

40代で留学をするにはそれなりのメリットがないと踏み切ることはできませんね。どんなメリットとデメリットがあるのでしょう。

◎メリット1:目的が明確!

英語をマスターしたい40代には明確な目的が備わっています。「来年の商談相手がイギリス人に決まった」「今年はアメリカへの海外出張が予定されている」といったものから「英語を使うあの部署へどうしても異動したい」という場合もあるでしょう。

「英語が話せたらいいな」という淡い目的ではなく、英語をマスターしなければならない明確な目的ができると私達は行動力を発揮するものです。また、こうした目的があると留学中誘惑に負けることがありません。英語学習のモチベーションをずっと維持し続けることに大いに効果的なのです。

◎メリット2:若い頃より自分のことを理解している

10代や20代の頃と違って人生の酸いも甘いも経験しているであろう40代は、自分のことをよく理解しています。「こういうことは好きなのだが、ああいうことは自分には合わない…」と自分に合うものを取捨選択することが以前より上手くできるようになったと思いませんか?

周囲と比較することなく、冷静に物事をとらえる力も若い頃より備わっています。留学を考え始めた時から留学中に至るまで、飛び交う情報に惑わされることなく自分にとって最適な留学生活を無駄なく効率よく送ることができるのが40代です。

◎メリット3:余裕のある留学資金

長年働いてきた分、資金に余裕があるのは大人の留学ならではの特徴でしょう。一概にそうとも限らないですが、世間で評判が良いと言われる学校は、設備や立地条件、優秀な英語講師に支払う高額な給与の関係で、どうしても授業料が高くなってしまうものです。そのような学校を選択肢に入れられるのも大人ならでは。

留学先でも時にはレストランへ出向いてちょっと豪勢な食事などされてみてはどうでしょう。小さいながらもそうした贅沢ができる余裕はストレスの発散や良い気分転換にもなります。もちろん、留学資金はできるだけ最小限に、という人もいるでしょう。その場合は、留学の目的と予算を照らし合わせて優先順位をつけてみましょう。

低予算で留学をすることが目的なのか、目標を達成するために留学をするのか。後者の場合、目標を達成するためにゆずれない条件を明確にしておくと自分に合った留学が見つかりやすくなるでしょう。

▲デメリットと対処法1:時間の捻出

40代ともなれば責任ある仕事を任せられるようになり多忙極まりない時期。勉強時間なんてとても作れないという悲鳴が聞こえてきそうです。どうせ留学するのだし、渡航後一気に頑張れば良いのでは…という考えは残念ながら容認できません。

留学直後、スタートラインのどの位置に立つのかはその後の留学生活を大きく左右するほど重要です。朝15分だけ早く起きてみる。通勤時間の20分、昼休みの残り15分を勉強時間に充ててみる。時間と格闘して勉強する時間を捻出してみましょう。スキマ時間を駆使すると「時間がない」は解決できます。

▲デメリットと対処法2:記憶力の減退

10代の頃と比較すると記憶力の減退を実感する人もいるでしょう。新しい英単語を一つ覚えるのに以前よりも時間を要するようになった時に感じるようです。40代には学生の頃やっていた丸暗記ではない異なる勉強法が求められます。

そもそも学生時代、英語は得意な方だったのか、常に最難関のハードルとして立ちはだかっていたのか、それによっても勉強方法は変わってくるでしょう。ネットを見れば40代からでも英語をマスターする勉強方法がたくさん掲載されています。「これなら自分にも出来そう」なものを取捨選択して取り組んでみてください。

▲デメリットと対処法3:留学後の転職活動

もし今勤めている会社を辞めて長期間にわたって留学しようと決心しているならば、帰国後の仕事が気がかりですね。すでに専門分野やマネージメントレベルでの十分な知識やスキル、経験を持っているという人で、キャリアップに必要なスキルが「英語力」という人であればさほど心配はいらないでしょうが、一般的に、日本では40代でキャリアの方向転換は難しいとみられがちです。

企業が40代に求めるものも英語だけとはいかなくなります。40代でキャリアチェンジを考えているのであれば、専門分野を極める留学が必要になるでしょう。それに応えられるスキルを身に付けられるかどうかが分かれ目です。

長期留学の場合は留学中、収入がなくなるという不安との闘いにもなります。家族がいる場合などは残された家族の生活を配慮しなければなりません。充分に家族で話し合うことが必要です。

40代でも留学で英語を身につけられる?

40代でも留学で英語を身につけられる?

40代で英語は身につくものなの?

40代で司法試験に合格したり、医学部へ入学したりする話はたくさん聞きます。そういう例をひろっていくと、40代で語学、しかも基礎は身についているはずの英語がマスターできない訳がないと思いませんか?

俳優の渡辺謙は有名な例です。彼は40代半ばまで英語は話せなかったそうですが、「ラストサムライ」の出演依頼が来てから英語漬けで取り組んだそうです。今では英語のミュージカル舞台に出演できるほどのレベルに到達しています。有名な俳優ですし、優れた先生を付けられるだけの資金も潤沢だったでしょうが、並々ならぬ努力なしには実現できなかったことでしょう。40代でも頑張れば語学はあそこまで身につくのだと教えてくれます。

こんなことに気をつけよう!留学中、40代の学習方法

40代で英語を身に付けるのであれば、10代と同じ勉強法では難しいでしょう。ここでは、留学中の学習方法で気をつけるポイントをご紹介します。

●毎日英語に触れる時間を作る

英語をマスターするには読み、書く、聞く、話す4技能を伸ばす必要があります。しかし「書く」作業は職場で普段使う機会がなければ不慣れな人が多い年代でしょう。取っ掛かりは「聞く」が有効です。ある程度基礎がある人はCNNやBBCニュースを聞き流すだけでも違いますが、そうでない場合はテキストのある英文を目で追いながら耳で聞きましょう。「読み」と「聞く」が同時に鍛えられます。

留学当初はテレビを見ても内容がさっぱり理解できない人がほとんどです。それが突然ニュースの内容やドラマのセリフが聞き取れるようになる日がきますから慌てずに地道に勉強しましょう。

それから英語は音読がとても大切です。周囲に「怪しい人」と思われる覚悟で常に声に出してみることをオススメします。そして、とにかく毎日英語に触れること。街に溢れている英語で分からないものがあれば随時調べてみたり、スマホの言語設定を英語にするという少しの工夫だけでも、英語に慣れるスピードか大きく違います。

●とにかくコミュニケーションをとる

学校のクラスメートや先生、ホストファミリーと毎日コミュニケーションをとりましょう。特にクラスメートは自分と同じ英語レベルの集団です。こちらがゆっくり話しても聞こうとしてくれますし、相手が話す英語も理解しやすいものです。

先生はレベルに合わせてゆっくり話してくれるので聞き取りやすいと思いますがホストファミリーはどうでしょう。もし強いアクセントがあったり早口だったりすると最初は慣れずに苦労するかもしれません。しかし、ニュースキャスターの喋るキレイな英語しか聞き取れないようでは世間では「英語を話す」とは言いません。

クラスメート、ホストファミリー、学校の先生、時には街の人達と意識してとにかくコミュニケーションをとってください。大人ほどためらいがちですが、くだらないことでも、まず、口に出してみましょう。そこから会話が繋がり必ず英語の勉強になっていきます。

40代の留学体験談

ここで、実際に40代で留学をされた人の体験談をご紹介しましょう。

 
“語学を身につけたいなら、留学は短期間でもしたほうが良いと思いました。もちろん日本にいても、努力次第で英語は習得できると思います。ただ、日本にいるだけでは、どうしても身につかないことがひとつあります。それは、異文化での経験です。” (43歳 女性 アイルランド 2週間の留学)
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“日本の教育現場で実践的に活かせるアイデアを得たいと思い、今回20年ぶりに留学。英語にどっぷり浸かり鍛えられました!” (44歳 女性 イギリス 2週間の留学)
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“スペイン語力が向上し、友人もたくさんできた充実の3ヵ月間!留学をしたいと考えているなら、ぜひ実現させてください。” (40歳 女性 スペイン 3ヵ月間の留学)
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40代の留学先の選び方

留学先の語学学校の選び方

前述の勉強方法をよりスムーズに実現するためにも学校選びはとても重要です。あなたは職場で若い社員とのジェネレーションギャップに戸惑うタイプですか?留学に年齢制限がないとはいえ、実際に留学する層は10代~20代が多くを占めます。

若い人からパワーをもらえるのは楽しいという人もいるでしょうが、抵抗がある人もいるでしょう。若い人ばかりだと授業中のトピックから休み時間の雑談の内容に至るまでギャップを感じることがあるかも。「ついていけない」と萎縮してしまっていては授業に熱も入りません。

でも安心してください。学校によっては30代以上、40代以上と年齢によってクラスを分けているところがあるのです。余計な気苦労をしたくないという人はそうした学校を選択すると良いでしょう。

おすすめできる語学学校の特徴

(1)少人数制であること
通常の語学学校であると10~15名くらいになる場合がありますがもう少し少人数になると、よりきめ細やかな指導が期待できます。クラスも細かくレベル分けされているところが良いです。

(2)歴史のある学校
老舗といわれる学校は雰囲気も落ち着いていて、講師の年齢層も高く勤続年数が長いベテランが揃っていることが多いです。カリキュラムも豊富なので納得のいく授業内容が受けられます。

(3)ビジネス英語を学べるかどうかも重要
自分の気に入った学校に年齢層別のコースがなくても、ビジネス英語コースを持っていれば、そこには社会人の留学生が多く集まります。20代前半といっても社会人であるか学生であるかではかなり違うもの。若干年齢にばらつきがあっても同じ社会人として盛り上がるトピックが増えることでしょう。

40代の留学におすすめの学校

以下は年齢層別のコースを持っている学校の一例です。

EC マルタ30+

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EC マルタ30+
ヨーロッパ屈指のリゾート地マルタで、日本人が少ない環境の中、30歳以上を対象としたクラスでしっかり勉強できる学校です。

EC ロンドン 30+

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EC ロンドン 30+
社会人にも人気のロンドンで30歳以上のクラスでの留学です。30歳以上の生徒専用のレセプションとラウンジ、クラスルームがあり完全に独立した空間となっています。大英博物館が徒歩圏内と立地もとても良いです。

EC トロント 30+

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EC トロント 30+
カナダ最大の国際都市トロントで開催される30代以上を対象としたコース。年代に合った話題で会話も弾みます。

仕事をしながら英語を学べるオンライン留学もおススメ!

留学するとなれば、最低でも1週間以上は休暇を取る必要があります。GWやお盆などの連休を上手く使えば可能ですが、どうしてもお休みを取れないという人や、仕事をしながら英語を学びたいという方におススメなのが「オンライン留学」です。

日本で英語を学ぶなら普通の英会話に通えばいいのでは?と思われがちですが、オンライン留学の魅力はなんといっても、多国籍のクラスメイトと一緒に学べること!クラスメイトとコミュニケーションを取りながら学習することで、実際に通用する英語を身に付けられたり、もっと話せるようになりたいと勉強のモチベーションにも繋がります。また、海外の本格的な授業を安価で受講することができるのもオンライン留学の魅力。

時間とお金が貴重な社会人にとっては検討してみる価値がある新しい留学の形です。

オンライン留学について詳しく知りたい方は、
「オンライン留学おすすめ校!自宅でできる新しい留学」で、詳細やおすすめ校をご紹介しています。

【国別】平均的な留学費用

40代が留学するパターンとして有給休暇を利用した短期留学と、会社を辞めて行く長期留学の平均的な留学費用を国別にまとめてご紹介します。

1週間の短期留学の場合

費用
アメリカ11~14万円
カナダ9~10万円
イギリス8~14万円
オーストラリア9~11万円
ニュージーランド8~9万円
アイルランド7~8万円
マルタ6~10万円

1年間の長期留学の場合

費用
アメリカ255万~446万円
カナダ206万~343万円
イギリス205万~503万円
オーストラリア227万~311万円
ニュージーランド198万~315万円
マルタ241万~354万円

※上記の金額には、授業料、滞在費、滞在先での食費が含まれています。

1年間の留学となると、まとまった費用が必要となります。長期での留学を検討している人の場合、もしかするとこの費用であきらめてしまう人がいるかもしれません。ここで冷静に「留学の目的」を考えてみましょう。

たとえば、ビジネスで使える英語力を身につけることが目的だったとして、それには「1年の留学」が必須でしょうか。もちろん、長ければ長いほど英語力は身につくでしょう。

一方で、ビジネスの現場から離れる期間が長くなることも考慮すべき点です。そう考えると、留学期間を短くして目標を達成する方法を考えたほうが良いかもしれません。留学期間が短くなると、留学費用も安くなります。

まとめ

夢だった留学への一歩を踏み出すのに年齢は関係ありません。新しい出会いが待つ新しい環境。飛び込むのにあと少しの勇気が必要ですか?自身も留学経験を持つ留学ジャーナルの留学カウンセラーが、あなたの背中を優しく押してくれるような人生に寄り添う留学をご提案します。

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