留学ジャーナルコラム

海外で学ぶ・働く留学プラン10選|英語レベル別に就ける仕事

今の仕事や働き方がしっくり来ていなかったり、そもそも何がしたいかイマイチ分からなかったり。逆に、ビジョン実現に向けて一歩踏み出さなければと、ちょっぴり焦っていたり。とにかくこのままではいけない気がしている。そんな人は、なりたい自分に近づく時間を海外でつくってみませんか?

日本とは違う風土の中、新しい知識とスキルを付け、働くことで実践し、その経験は自分らしい生き方、働き方探しのヒントに、そして自分自身の成長の源泉になるでしょう。 この記事では、海外留学をして“現地の学校で英語や専門スキルを学ぶ”も、“現地で働く”も叶うおすすめプラン10選を中心にご紹介します。

目次

プランニング前に考えること、知ること

留学やワーキングホリデーの意思決定の判断基準を作るために、あらかじめ6つのことを確認しておきましょう。いずれも”ぼんやり”をできるだけ”はっきり”させることが重要です。

プランニング前に考えること、知ること

海外で経験したいことを考える

何に挑戦したいのか、どのような時間を過ごしたいのか、今後どのような自分を目指したいのか。海外に出たいと思った理由や目的をまとめておきましょう。例えば「一定期間働きたい」なら「お金を稼いで生活費の足しにする」「帰国後のキャリアに生かせるようなビジネススキルを習得する」など働きたい訳も考えてみてください。

また、学ぶ:働く:余暇を楽しむ(観光、趣味に打ち込むなど)の理想の比率を思案しておくのもおすすめです。

【アルバイトとインターンシップの違い】

アルバイトインターンシップ
対象雇用主や形態により異なる主に大学生
就業年数の少ない社会人
目的学業などの傍ら収入を得る
生活費などを稼ぐ
業界や業務内容の理解
自分の適性把握
仕事内容雇用先によりさまざま。作業の流れや方法がある程度決まっている業務が多い主に自らの専攻に関連する専門職種の業務

出発・帰国時期、滞在期間を考える

「いつから/まで、どのくらいの間行くのか」を考えてみましょう。一例を挙げると、節目を起点に「新学期から/○月に退職後、約1年」、帰国のタイミングから逆算して「就活が本格化する前に少なくとも半年」といった具合です。なお出発時期は、各種手続きや手配の時間に余裕を持つために、6ヵ月以上先に設定すると良いでしょう。より早く留学したい場合は就業体験を諦めたり、ビザ不要な短期留学にしたりすることも検討してみてください。

滞在したい国・地域を考える

1ヵ所に限定せず、いくつかの国から候補の選定を。治安の悪化や種々の感染症の拡大により、特定の国への渡航・滞在が難しくなる場合もあるためです。ピンと来る場所がない人は、留学・ワーホリ先に求める条件とその優先順位のリストアップから始めてみてください。ただし安易に「日本人の少ない所」を希望するのは少々危険。地域コミュニティーになじめず疎外感を感じる、働き口がなかなか見つからないなどリスクを伴うと知った上で判断しましょう。

予算を考える

支出額の見当が全く付かない人は大体の金額を計算したり、目安を調べたりしてみましょう。その際、学費や滞在費・家賃以外に、ビザや航空券、生活全般に係る費用も必要なことを忘れずに。また現地でアルバイトをする場合でもまとまったお金の準備は不可欠!バイト先がすぐ決まらない可能性もありますし、出発前に払わなければいけない費用があったり、ビザ申請時に十分な資金の保有を示す残高証明書の提出を求められたりします。

~出発前の出費~
  • 学費(授業料、入学申請料、教材費、インターンシップ手配費など)
  • 航空券代
  • ビザ申請料
  • 少なくとも最初の数ヵ月分の滞在費、家賃
  • 海外保険料 など
~到着後の出費~
  • 食費
  • 交通費
  • 娯楽
  • 交際費
  • 通信費
  • 残りの滞在費・家賃 など

現在の語学力を知ろう

学校のプログラムから職種まで、さまざまな選択に関わってくる語学力。渡航先で使われている言語をどれくらい理解し使いこなせるのか、きちんと確認を!最近語学試験を受けていない人は、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)における各レベルの説明を参考に、ひとまず大体の予想をしてみることをおすすめします。

併せて、アルバイトをするなら中級、インターンシップをするなら上級レベルの語学力が一般的に求められることも知っておきましょう。

【英語力初心者~上級レベルの目安】

CEFRTOEIC® Listening & ReadingTOEIC® Speaking & Writing英検IELTSTOEFL iBT®
上級C28.5~114~
C1945~360~1級7.0~8.095~113
中級B2785~944310~359準1級5.5~6.572~94
B1550~784240~3092級4.0~5.042~71
初級A2225~549160~239準2級~41
初心者A1120~22480~1593級
■上級
  • 非常に流ちょうに、正確かつ繊細に英語を使えて自己表現ができる
  • 幅広いテーマの長い文章を理解し、言外の含みを認識できる
■中級
  • さまざまなトピックに関する文章の主旨を理解し、自分の考えを明確に表せる
  • 身近な話題の簡単な文章を理解し、自分の意見を明確に述べられるようになりつつある
■初級・初心者
  • 限られた範囲の中で、簡単な英語でコミュニケーションができる
  • 相手がゆっくり&はっきりと話してくれれば、英語での基本的なコミュニケーションができる

希望する渡航先の現況と今後の見通しを知ろう

「滞在したい国・地域」を考えたら、現地の最新情報も収集していきます。コロナ禍で気になる各国の入国および行動制限の内容は外務省海外安全ホームページ、各国政府や関係当局のWebサイトで正確に確認しましょう。

また、言わずもがな国際情勢は流動的。現在の最新情報を基にプランニングや各手続きに取り掛かった後も継続的にアンテナを張って、もし現行の渡航・就学・就業プランを変更する必要が出てきたら、柔軟な対応を心掛けることも大切です。

【確認しておくといいこと】
  • 治安情勢
  • 日本からの渡航者・日本人に対する入国および行動制限
  • 新規入国のための査証(ビザ)申請可否
  • 日本発着の航空便の運航状況
  • 学校やプログラムの目星が付いている場合は、開校/開講状況
  • アルバイトやインターンシップの求人/受け入れ状況

海外で学ぶ&働くプラン10選

実際に「海外で学び働く」といっても、その方法はいくつもあります。ここからは目的別に、留学ジャーナルおすすめの「英語圏の学校&プログラム」10選をご紹介します。あなたがプランニングするときのヒントにしてください。

※掲載情報は2022年5月20日時点のもの。ビザ規定や、学校のプログラム名、開講状況、受講資格、価格などは変更されている可能性があります。

(1)カナダ:専門学校の専門コース→実習、就業体験(Co-opプログラム)顧客サービス

カナダの専門学校のCo-opプログラムでは、授業を通して専門分野の知識とスキル、考え方を身に付けた後、それに関する実践的な仕事経験を積めます。授業期間中は週20時間までアルバイトも可能です。将来、旅行やホテル、飲食、小売業で働くことに興味があるなら、下記の学校とコースがおすすめ。

■おすすめ校:ILAC International College, Toronto/Vancouver

ILAC International College, Toronto/Vancouver

カナダのトロントとバンクーバーの中心部に校舎を構える私立専門学校。ビジネス、セールス、マーケティング、顧客サービスの分野で、専門スキル向上に特化したプログラムを提供しています。近年日本人留学生に人気のCo-opプログラムは6種類あり、最短で40週間(授業20週間+就業体験20週間)から学んで働けます。

<Service Essentials for Business Diploma with Co-op>

英語を上達させながら顧客サービスのプロになるためのスキルを学ぶコースで、20週間の授業と20週間の就業体験がセットになっています。授業テーマはカナダの職場文化、販売の基礎、イベントプランニングなど。就業期間中は同分野の仕事をフルタイムで経験できます。

職種の例営業担当者、小売販売員、バリスタ、受付、ホテルのフロントデスク
期間授業20週間+Co-op(就業体験)20週間
開始日年8回
必要な英語力・ILAC レベル10以上
・IELTS Academic 4.5以上
その他の受講資格・18歳以上かつ高校卒業以上
・学校スタッフとのオンライン面接で合格すること
授業料の目安CA$7,300

>>「ILAC IC」で学べるプログラムの詳細はこちら

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(2)カナダ:専門学校の専門コース→実習、就業体験(Co-opプログラム)国際貿易

Canadian Collegeの国際ビジネス系コースなら、52週間で専門的な授業への参加と、貿易関連の就業体験の両方が叶い、条件を満たせば学校と貿易専門機関・FITTのサティフィケートを取得できます。

さらに授業期間中に週20時間までアルバイト可能、Co-op期間の就業も有給なので、現地でお金を稼ぎ生活資金を補えるのもポイント。ちなみにこの学校はAmazonと提携しているので、興味があれば選考に挑戦をすることもできます。

■おすすめ校:Canadian College

Canadian College

バンクーバーのダウンタウンにある語学学校Canadian College of English Language(CCEL)と校舎を共有する姉妹校で、国際貿易やホスピタリティマネジメントなどの専門プログラムを開講しています。アルバイトやインターンに関するキャリアサービスの一環として、キャリアトレーニングおよびワークショップを毎週開催。また個別カウンセリングとサポートも随時実施しています。

<Trade Management Certificate & Co-op>

24週間の授業と24週間の就業体験が組み合わされた、国際貿易トレーニングフォーラム(FITT)認定プログラム。マーケティングなどビジネスの基礎知識から、国際貿易金融や国際市場への参入戦略といった専門知識までを幅広く身に付けることができます。

業種の例仕入・販売、物流、金融、貿易・投資
期間授業24週間+Co-op(就業体験)24週間(+休暇4週間)
開始日年4回
必要な英語力・CCEL レベル125以上
・TOEFL iBT 45以上
・IELTS 5.0(各スキル4.5)以上
その他の受講資格高校卒業以上
授業料の目安CA$9,000

>>「Canadian College」で学べるプログラムの詳細はこちら

英語力に自信がない人は、姉妹校のCCELで英語力をレベルアップしてからCo-opプログラムに進むこともできます。
>>「CCEL」で学べる英語コースの詳細はこちら

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カナダの専門学校で学び、インターンシップとして働く体験ができる「Co-opプログラム」については、下記の記事で詳しくご紹介しています。
>>カナダ留学Co-opプログラム|学んで働く体験で将来に活きるスキルが身につく

(3)アメリカ:語学学校の英語コース→キャリアトレーニング

2ヵ月ほどの短期間で就業体験をしたい場合は、アメリカでSKYUSが実施するキャリアトレーニング(以下、インターン)プログラムがおすすめ。1ヵ月は語学学校で日常的コミュニケーションを英語で取る練習をして、もう1ヵ月でインターンを体験します。

■SKYUS

SKYUS

海外インターンシップや、日本の教育機関・企業の団体研修などの企画、手配、サポートを行っている民間企業。アメリカのサンディエゴをはじめ世界6都市にある直営オフィスの他、提携オフィスも3都市に設けており、各地域のコミュニティーとのつながりを生かしたプログラムを多く展開しています。

<アメリカ キャリアトレーニングプログラム>

就業できる企業目的や英語力、実務経験に応じて、ロサンゼルスにある日系企業、NPO、ローカル企業のいずれか
(サンディエゴとニューヨークでも参加可能)
期間4~8週間、1週単位で申し込み可能
開始日希望に応じて調整可能
必要な英語力初級上(目安はTOEIC 400)以上
その他の受講資格・18歳以上
・高校卒業以上
・事前に2週間以上の英語コース受講を推奨
プログラム費の目安4週間でUS$1,200

なおSKYUSはインターン先候補選定の際、希望者の英語力も考慮するため、英語環境の職場でインターンしたいのであれば、SKYUSスタッフとの面談前にしっかり英語を勉強しておくことが大切です。

>>事前の英語コースの受講におすすめ「EC Los Angeles」の詳細はこちら

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(4)アイルランド:語学学校の英語コース→インターンシップ

ヨーロッパで実務を経験したいのであれば、アイルランドへの留学はいかがでしょうか。アイルランドは、政府が認める語学学校に25週間以上在籍すれば、週20時間までアルバイトやインターンができます。6~9月と12月15日~1月15日のホリデー期間にいたっては、最大週40時間まで就労可能となります。

■おすすめ校:Emerald Cultural Institute

Emerald Cultural Institute

アイルランドのダブリンにある語学学校で、校舎は街の中心部から路面電車で約15分の閑静な住宅街にあります。比較的ヨーロッパからの学生が多く、アルバイトやインターンを希望する学生向けに履歴書の書き方や面接準備に関するセミナーを定期的に開催しています。

<Academic Year Programme 2>

無給インターンと組み合わせ可能な、週26時間の英語コース×最短25週間の長期プログラム。英語コースは英語力や学習目的に応じて、一般英語+スピーキングスキル/ビジネス英語/IELTS対策/アカデミック英語(大学進学準備)から選べます。

アルバイト・インターン語学学校に25週間以上在籍すれば通常は週20時間まで可能
期間25~35週間、1週間単位で申し込み可能
開始日毎週月曜日
必要な英語力初級上以上
その他の受講資格18歳以上
手配費の目安25週間でEUR7,115

>>「Emerald Cultural Institute」の詳細はこちら

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(5)オーストラリア:語学学校の英語コース+アルバイト

海外生活におけるアルバイトの比重がそれほど大きくなくていい、または英語学習に力を入れたいという方には、オーストラリアの学生ビザを取得して語学学校で英語を学びつつ働くプランがぴったり。

現地で働けるビザとしてワーキングホリデービザが有名ですが、こちらは就学に関して最長17週間という制限があります。一方学生ビザなら、下記のNavitas Englishのコースのように18週間以上学校に通える上、就学期間に応じて休暇の取得も、アルバイトも可能です!

※オーストラリアはどの語学学校も学生が徐々に増えている状況のため、出発時期によっては限られたレベルのクラスしか開かれていない可能性もあります。お申し込み前に学校の状況をきちんと確認する必要があります。

※2020年以前は「就学期間の就労は2週間で最大40時間まで」と制限されていましたが、2022年5月現在は一時的に撤廃されています(終了日未定)。

■おすすめ校:Navitas English, Sydney Hyde Park / Perth

Navitas English, Sydney Hyde Park / Perth

Navitas Englishはオーストラリアの2都市、シドニーとパースに校舎を持つ語学学校。一般英語、IELTS/ケンブリッジ英検対策、アカデミック英語の4コースがあります。学生はジョブクラブへの参加や個別相談を通じて、求人への応募や面接に関するアドバイスを受けることができます。

<Flexi Study 36>

12週間の一般英語コース×3と、4週間の休暇×2が基本セットになっているプログラム。一般英語以外の英語コースに変更したり、英語コースを延長しその分休暇期間を短縮したりもできます。また、もう一方の校舎へ転校する場合、片道航空券が無料で手配されます。

※コース変更には追加料金や試験代などが別途かかる場合あります。英語コースの延長および休暇の短縮、パース校からシドニー校への転校には要追加料金。

アルバイト学生ビザ規定内で可能
期間一般英語コース36週間+休暇8週間
開始日毎週月曜日
必要な英語力不問
その他の受講資格16歳以上
授業料の目安シドニー校の場合、AU$13,059

>>「Navitas English,Sydney Hyde Park」の詳細はこちら

>>「Navitas English,Perth」の詳細はこちら

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(6)アメリカ:大学の学部授業→インターンシップ

英語にそれほど自信がないけれど、英語学習+αの経験をしたい。そんな意欲的な方におすすめなのが、大学の学部授業の受講+インターンシップです。

■おすすめ大学:Highline College

Highline College

2年制および4年制の学位プログラムを持つ公立大学で、シアトルのダウンタウンから車で約20分の場所にキャンパスがあります。大学にしては比較的安価な学費や、1クラス20~30人の少人数授業、教授陣との距離の近さが魅力です。また日本人学生の数が全学生数の1%以下になるよう、人数制限を設けています。

<Short Term Programs>

最短1学期間から大学の授業を受けられるプログラム。ホスピタリティ&ツーリズムマネジメントやビジネス、コンピューターサイエンスなど、特定分野の授業をまとめて履修するとサティフィケート(修了証)を取得できます。また2学期目以降は、時間割に地元企業での無給インターンシップを組み込めます。

インターンシップ業務例旅行代理店での予約管理、航空券や宿泊施設の料金調査、販売促進用のチラシ作成/商工業者での戦略策定会議への参加、データベース管理/シアトル空港での案内(春・秋学期(4~6月、9~12月)のみ)
期間1~4学期間(1学期=8~12週間)
開始日年4回
必要な英語力・Kaplan 中級レベル修了以上
・TOEIC 500以上
・TOEFL iBT 54以上
・IELTS 5.5(各スキル5.0)以上
・英検準1級以上
その他の受講資格16歳以上
授業料の目安2学期間(各12単位)でUS$7,134

>>「Highline College」の詳細はこちら

入学基準となるTOEICスコアが500と低めではありますが、このスコアをギリギリでクリアする程度の力だと、授業に付いていくのはかなり大変です。不安な人は事前に語学学校の英語コースに通い、レベルアップしておくといいでしょう。

>>Highline Collegeと提携している語学学校「Kaplan International Languages, Seattle」の詳細はこちら

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(7)アメリカ:4年制大学エクステンションの専門コース→インターンシップ

1年半ほどかけて国際ビジネスに関するより高い能力や資格を身に付けて経歴を高めたい、そして留学期間中に就業体験もしたいなら、下記のUniversity of California, Irvine(UCI)のエクステンションを検討してみてください。ACPsと略される専門プログラムがあり、学びたい分野のコースを選べます。

全科目でC(5段階評価の3番目)以上の成績を収めればサティフィケート(修了証明書)が取得でき、1学期以上受講すればインターンシップに挑戦可能です。ただし、留学総費用は高めとなっています。

■おすすめ校:University of California, Irvine (UCI)

University of California, Irvine (UCI)

カリフォルニア大学グループの1校で、西海岸を代表する州立大学。生涯教育・公開学習部門が国際プログラムを運営しています。

<Accelerated Certificate Programs (ACPs)>

各業界の理論や最新トレンドに関する知識と、身に付けた知識を応用してキャリアアップする方法を学べる専門プログラムで、全12コース。1学期以上の受講で無給インターンの機会が得られる他、連続して3学期受講※すればオプショナルプラクティカルトレーニング(OPT、最長1年間フルタイムかつ有給で働ける)も申請できます。

※ACPsを3学期、またはACPsを2学期+インターンシップ1学期

インターンシップACPsで修了した分野に関する仕事
期間1学期間(1学期=11週間)
開始日年2~4回、コースにより開始日の数が異なる
必要な英語力・UCI ESLレベル5修了以上
・TOEIC 685以上
・TOEFL iBT 71以上
・IELTS 6.0以上 など
その他の受講資格・18歳以上
・大学生以上かそれ相当の学歴・職歴を持っていること
授業料の目安2学期間でUS$15,800

初めは英語コースに参加し、専門コース→インターンとステップアップを目指すこともできます。

>>「UCI付属英語コース」の詳細はこちら

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(8)ニュージーランド:語学学校の英語コース+アルバイト(ワーキングホリデ―)

勉強にもアルバイトにも観光にも同じくらい力を注ぎたいなら、ワーキングホリデー制度を利用しましょう!ビザ発給数の制限がなく最長6ヵ月まで就学可能なニュージーランドでのワーホリをおすすめします。また、園芸産業またはブドウ栽培に携わる季節労働を3ヵ月以上行い、それを示す証明(雇用主からの書類や給与明細書)を提出することで、3ヵ月間の滞在延長の申請も可能になります。

■おすすめ校:Languages International

Languages International

1978年創立、オークランド中心部にある老舗語学学校で、校舎はアルバートパークに隣接しており、落ち着いた雰囲気の中で学べます。コースの種類は一般英語、ビジネス英語、IELTS/ケンブリッジ英検対策など。外部企業と提携し、ワーホリビザを取得している学生向けに2種類の就職支援プログラムも提供しています。

<General English – Full Time>

スピーキング、リスニング、文法、語彙を中心に学習する一般英語コース。時間割には週20時間の授業に加え、週3時間の教師主導による自習時間が組み込まれています。2022年4月現在、全8段階のレベルのうちレベル5と7(中級と上級)のクラスのみ開講。

アルバイトワーホリビザ規定内で就労できる期間は制限なく可能
期間2週間~、1週単位で申し込み可能
開始日毎週月曜日
必要な英語力不問
その他の受講資格16歳以上
授業料の目安16週間でNZ$7,120

>>「Languages International, Auckland」の詳細はこちら

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ニュージーランドのワーキングホリデーについては、下記の記事で詳しくご紹介しています。
>>ニュージーランド・ワーキングホリデー完全ガイド

(9)カナダ:語学学校の英語コース→ボランティア

英語に自信がない方には、カナダの語学学校「ILSC」の英語+ボランティアプログラムもおすすめ。電子渡航認証(eTA)や就学許可証(学生ビザ)を取得して語学学校に通う場合、アルバイトやインターンシップはできませんが、ボランティア活動(条件あり)には従事可能です。このプログラムを活用することで、英語コースで学んだ内容を実務で試しつつ、現地の人々の働き方や問題意識を肌で感じることができます。

■おすすめ校:ILSC-Toronto/Vancouver

ILSC-Toronto/Vancouver

ILSCはカナダの3都市をはじめ、オーストラリアとインドにも校舎を持つ語学学校。トロント校とバンクーバー校はどちらもダウンタウン中心部にあります。授業はコアクラスとスキルクラスから構成され、全て選択制。学生は4週間ごとに開講クラスの中から目的と英語力に合ったクラスを選べます。

<Volunteer Experience>

英語コースとボランティア体験を組み合わせたプログラム。英語コースはビジネススキルを培うものや、世界の文化&社会問題について学べるものを選ぶのがおすすめです。必要に応じて延長もできます。なおボランティア期間は、就学期間と同等またはそれ以下にする必要があります。

ボランティア活動例社会・人道支援、芸術・観光、環境、地域活動などNPO限定
期間英語コース6~12週間(延長可)+ボランティア4~12週間
開始日毎週月曜日(セッション最終週を除く)
必要な英語力ボランティアが始まる1セッション前までにILSC 中級3レベル(目安はTOEIC 625~690)以上
その他の受講資格・トロント校は18歳以上、バンクーバー校は19歳以上
・場合により日本での無犯罪証明書を取得していること
授業料の目安週30レッスンの英語コース16週間+ボランティアでCA$7,385

ILSCでは、ボランティア活動に参加する前に、専属コーディネーターによる面接トレーニングや、一般的なトラブルシューティングなどを知れるワークショップも開催しています。
>>「ILSC-Toront」の詳細はこちら

>>「ILSC-Vancouver」の詳細はこちら

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(10)カナダ:語学学校の英語コース

短期間で仕事に活かせるスキルを伸ばす方法として、ビジネス系英語コースの受講を選ぶのも一つの手です。就業体験はできずとも、職場でよくあるシチュエーションに即したフォーマルな英語表現やビジネススキルを学ぶことができます。

強化したいスキルや就きたい仕事が決まってるのであれば、Vanwest Collegeがおすすめ。午後にプロフェッショナルのための英語という全5種類の科目が提供されており、自分の目的に合わせて選択が可能です。

■おすすめ校:VanWest College, Vancouver

VanWest College, Vancouver

バンクーバーにある語学学校。英語プログラムには授業時間数の異なる3コースがあり、週20レッスンの場合はコア英語(一般英語など)のみを、週25または30レッスンの場合はコア英語と選択科目(スピーキング、ビジネス英語[中級]など)を受講できます。

<English for Professionals>

特定の分野や職種に特化した英語を学べる、午後開講の選択科目。一般英語など午前中に実施されるコア英語と組み合わせて受講できます。

English for Presentation(Public Speaking)/Marketing & Sales/Social Media/Engineering/Flight Attendantの5種類があり、それぞれ受講にあたって必要な英語力が異なります。

期間2週間~、1週単位で申し込み可能
開始日毎週月曜日
その他の受講資格16歳以上
授業料の目安一般英語とセットで、8週間でCA$3,120

>>「VanWest College, Vancouver」の詳細はこちら

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【英語レベル別】海外でアルバイトできる仕事リスト

ここでは英語レベル別に、就ける職の一例をご紹介します。語学力が高いほど仕事の選択肢が広がり、ネーティブスピーカーとのコミュニケーションが多い職場で雇用されやすくなります。またどの仕事も実務経験があるとさらに有利。

※国や地域により、酒類を提供する飲食店で働く場合は、指定の資格取得が必須となることもあるため、勤務地の法令を必ず確認しておきましょう。

初級レベル

■バリスタ、調理助手

バリスタはコーヒーの種類や抽出方法、ラテアートの作り方など、さまざまな知識を習得する必要があります。調理助手は食器洗いや清掃をはじめ調理場の雑務を担います。

■農場作業者

主に郊外・都市圏外の農場や果樹園、温室で果物や野菜の栽培、収穫、梱包を手伝います。肉体労働が多いため、ある程度の体力と、品質を重視しつつも効率的に作業を進める能力が求められます。賃金は収穫や梱包担当の賃金が作業量に応じて支払われるケースもあります。

■清掃員、客室係

オフィス、店舗、公共施設、ホテル、個人宅などを清掃します。隅々まで整える几帳面さや、個人情報やプライバシーを守れる誠実さ、長時間にわたる立ちっ放しの作業に対応できる適度な体力が必要です。単純作業が多いため、黙々と作業することが好きな人向けと言えます。

中級レベル

■美容師

日本で美容師として勤務した経験があれば、現地の美容院で働けることも。他のスタッフや来店者とのコミュニケーションが不可欠のため、中級レベル以上まで語学力を付けておくと良いでしょう。給与は日本と同様、経験や顧客数によって異なり、固定給に加えボーナスや歩合給が出ることもあります。

■飲食店の接客・提供係

カフェやレストランのホールスタッフ。担当客からのチップを個人の収入とするか、スタッフで均等に分けるかは勤務先の規定次第となります。日本食レストランの場合は、日本人スタッフが多く、バックヤードが日本語が飛び交う環境になっていることも珍しくありません。

■小売販売員

売り場の整理整頓から来店客の商品選びのサポート、在庫管理、会計まで接客販売業務を行います。中級レベル以上の語学力とコミュニケーション力、販売商品とその使用方法に関する知識、顧客志向の考え方、基本的な計算能力が必要です。日本人観光客がよく立ち寄る土産物店や日本人経営のショップなどは、比較的採用のハードルが低いです。

上級レベル

■オフィス事務

給与が高い傾向にあるオフィスワーク。現地企業に採用されるのはかなり難しいとは言え、高い語学力や実務経験があれば不可能ではありません。無給インターンシップ期間中に能力が認められてアルバイト雇用されるケースもあります。また、日系企業での後方支援業務(データ入力、営業サポートなど)であっても、英語での情報収集や電話応対を任される場合があるため、あらかじめ上級レベルの語学力を付けておくと安心です。

■ホテルフロント係

利用客のチェックイン/アウトの手続き、宿泊予約の管理、周辺情報の案内、施設規模によっては清掃など、接客から事務処理、雑務までマルチタスクをこなします。ホスピタリティの観点から、高い語学力はもちろん、文書と口頭による優れたコミュニケーション力が求められることが多いです。一方で、利用客が世界中から来るというホテルの性質上、日本語を話せることが採用に有利になる可能性も!

海外の履歴書(Resume)には何を書く?

求人に応募する際に欠かせない履歴書。海外の履歴書は、年齢や性別、顔写真など仕事に直結しない情報は記載しない、A4用紙1枚程度に簡潔にまとめる(詳細な自己PRや志望動機はカバーレターに入れる)、経歴は新しい順に書くなど、日本式の履歴書と異なる点も多いです。

また専門性の高い職種に応募する際は、より詳細なCurriculum Vitae(CV)の提出を求められることがあります。自力で作成する自信がなければ、現地の学校やエージェントオフィスにサポートしてもらうのも一つの手。就活サポートの有無や内容は、現地の学校や留学エージェントによって異なるため、事前にそういったサポートがあるのかをしっかり確認しておくと良いでしょう。

<基本の記載事項>
  • Personal Data/Contact Information(個人情報/連絡先)
  • Summary of Objective(簡潔な志望動機や自己PR)
  • Work Experience(職歴)
  • Education(学歴)
  • Skills and Qualifications(スキルや資格)

雑誌『留学ジャーナル 2022年8月号』は学ぶ・働く特集

『留学ジャーナル 2022年8月号』は1ヵ月~1年半の留学やワーキングホリデーを考えている方、そして現地でアルバイトやインターンシップに挑戦したい方に向けた1冊。この記事で載せきれなかった各プランの情報や留学準備~帰国のスケジュールを、留学ジャーナルのカウンセラーが5つのタイプ別に詳しく解説しています。

また、カナダで就業中の留学生の体験談や、出発~帰国の間に起こり得る予想外の出来事への対処&回避法も掲載しています。
>>雑誌の立ち読みはコチラ

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「海外で学び働く」留学・ワーキングホリデーの実現に向けて

「海外で学び働く」さまざまな方法をご紹介しましたが、イメージは湧いてきたでしょうか。

今の英語力や学びたい分野、希望の働き方や職種、留学期間などに合わせて、あなたにぴったりの留学プランをご提案しますので、留学ジャーナルの留学カウンセラーにお気軽にご相談ください。留学プラン実現に向けて、留学カウンセラーと留学の各種手配を担当する手続きカウンセラーの2名体制でサポートします。一緒に一歩を踏み出しましょう。

「海外で学び働く」ことは、将来にわたってかけがえのない経験となるはず。

留学後の就職や転職にもその経験を十分活かせるよう、留学前から留学中の目標を設定したり、やるべき事を洗い出したりしておくことも大切です。留学ジャーナルでは、キャリアカウンセラーによる留学前・中・後の「キャリアサポート」も行っています。

「海外で学び働く」留学・ワーキングホリデーをお考えの方は、ぜひお気軽に留学ジャーナルの無料留学相談へお問い合わせください。

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雑誌『留学ジャーナル』編集部
本稿は『留学ジャーナル 2022年8月号』の記事を抜粋・再編集したものです。
雑誌『留学ジャーナル』は、1983年の創刊以来、留学情報誌として強い信頼と人気を得ている専門誌。 出版元である(株)留学ジャーナルは創業以来、 20万人近い留学生を送り出してきました。そんな留学会社だからこそ知っている質の高い情報やトレンドを、毎号さまざまな角度からクローズアップして発信し続けています。
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