大学時代の限られた期間しっかりと知識や技術を身につけ、就職活動にも活かしたいと、「海外留学」を考える人も多いでしょう。同じ年代の世界の若者は何を考えているのか、将来をどう考えているのか、留学生活で得られるのは英語力だけではありません。
世界に自分の足で立ち、その都市の匂いや人の流れ、熱気を肌で感じる事は、その後の人生に必ず何かしらの影響をもたらせてくれるはずです。
では、いつ、どんな留学をしたらいいのでしょう。ここでは、大学生のベストな留学時期や、大学生ができる留学スタイルをご紹介します。
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大学生が留学に行く時期はいつがおすすめ?
大学生が長期留学をする場合、おすすめの時期は2年次か3年次になります。この時期なら大学生活にも慣れてきて、そろそろ新しい世界への好奇心が湧いてくる頃ですし、先輩達の就活の話を聞いて将来に対するビジョンをうっすらと描きつつも、まだ自分のやりたい事に自由に挑戦しやすい時期です。英語を勉強する時間を確保できるという点でもおすすめできます。
短期留学なら、時期にこだわる必要はありません。「大学が提携している交換留学先には興味を持てないが、留年は避けたい」という人で、大学生の長い春休み、夏休みに毎回短期留学を繰り返し、ネイティブに負けない英語力とコミュニケーション能力を身につけた人もいます。
それでは、大学生ができる留学の種類や、大学1年生から4年生まで学年別に、いつ、どんな留学をするのがおすすめなのか、詳しく見ていきましょう。
学年別|留学時期によって異なる、メリットとデメリット
では、大学生はいつの段階で留学するのがベストといえるのでしょう。各々メリットとデメリットがあるようです。学年別にみていきましょう。
大学1年生
大学生活に向けて期待に胸を膨らませている1年生。教授やクラスメイト、サークルの先輩などすべてが新しい環境なので、入学直後は普段の生活に慣れるのに精一杯ではないでしょうか。それでも数ヵ月経て、落ち着いてきた夏休みや冬休み、春休みに短期的に留学してみるのは一理あるといえます。この時期に海外を体験すると、翌年以降の長期留学のきっかけを得られるメリットがあるからです。
大学2年生
大学、サークルの友人達やアルバイトの生活にも慣れてきた頃でしょう。アルバイトで少しは留学費用が貯金できたかもしれません。留学という新しい世界に挑戦するには最適な学年とも言えるでしょう。2年次は夏休みや春休を使った短期留学をするのはもちろん、長期留学をするにもおすすめです。
2年次に長期留学するという事は、入学した1年次には既に留学の準備に取り掛かっているということになりますので、少し慌ただしいと感じる人もいるかもしれません。しかし、まわりより少し早いタイミングで長期留学をするからこそ、3年次より始まる就職活動に向けた準備を一歩先にすることができ、まわりに差をつけることができます。
大学3年生
2年間の大学生活を経て、周囲を冷静に見ることができる頃です。先輩達の就活話を耳にして、漠然とではあっても将来自分がやりたい方向性がみえて来る時期かもしれません。長期的な1年間前後の留学や交換留学をする場合、ベストな学年と言えるのではないでしょうか。海外に行っていろんなものにアンテナを張り巡らし、大いに吸収してくることができるでしょう。交換留学の場合は帰国後すぐに4年生になるので、就活での良いアピールポイントにもなりますね。
この時期に留学する人は就活を見据えての留学が殆どと言っていいでしょう。最近では日本の企業でも留学経験者を積極的に採用するようになってきていますが、ただ留学をしただけで評価されるわけではありません。留学の成果を手にして帰国できるように留学中も精進しましょう。とはいえ、自身が常に意識しているからなのか、休学留学をする人は誘惑に負けず留学生活を成功させる人が多いようです。
もし留学先がアメリカなら、毎年11月に開催されているボストンキャリアフォーラムに参加してみると良い刺激になるかもしれません。200社を超える企業が一同に集って採用選考を行う場となるため、海外就職を目指す学生が参加して損はありません。留学ジャーナルではボストンキャリアフォーラムに参加される大学生へのキャリアサポートも実施していますので、万全の準備で臨みたい人は利用してみるとよいでしょう。
大学4年生
大学の最終学年の一番の気がかりは卒業後の事でしょう。就職か大学院への進学か就職浪人か留年か。そんな気持ちの忙しい4年次の留学は、就活を終了してから卒業までの期間がベストです。
長期留学をする場合、秋に催される企業の内定式出席のために、一度帰国しなければならないといった手間がかかる可能性もあります。とはいえ、社会人になって働き始めると、たとえ1週間の留学であってもままならないこともあるため、大学生の特権を利用して、大学時代の最後の夏休みや春休みなどで短期留学をしておくと良いでしょう。
大学生の留学にはどんな種類があるの?
大学生ができる留学プランを見てみましょう。
短期留学
期間は1~8週間程度。大学の春休みや夏休みを使って留学します。期間が短い分、費用も安く抑えられます。英語を短期集中でブラッシュアップしたい人から、海外生活を体験してみたい、世界中に友達を作ってみたい、と目的もさまざまです。学校の授業を午前中だけにして、午後の空いた時間に観光をする事もできるので、卒業旅行に観光ツアーと悩んだ末、短期留学を選択する人もいます。
ベストな時期:大学1年次、大学2年次、大学4年次
また、もっと留学費用を抑えたい方には、海外の学校で行われる本格的な授業を自宅で手軽に受けられるオンライン留学にも注目です。
長期語学留学
私立の語学学校または、大学が運営する付属の語学コースで3ヵ月以上就学できる留学。
語学留学にはベーシックな一般英語コース以外にも、TOEICやTOEFLなどの試験対策コース、大学への進学準備コースなどがあります。また、ダンスやスキューバダイビングといったスポーツ系、フラワーアレンジメントなどの文化系の趣味・おけいこやボランティアを語学コースと組み合わせることも可能です。
ベストな時期:大学2年次、大学3年次
専門留学
語学以外にも将来に活かせることを学びたい人は、専門留学がおすすめ。
海外の大学や専門学校で提供している専門コースは、特定の職業に関連した専門知識とスキルを習得でき、実習の時間が多く取られているため、就職後の即戦力として就職活動でアピールすることもできます。
修了後にサティフィケートやディプロマといった修了資格を取得できるコースもあります。
ベストな時期:大学2年次、大学3年次
学部聴講(認定留学)
日本の大学に在籍しつつ海外のキャンパスライフを体験したいなら、海外の大学の学部課程の授業を現地の学生と共に受講できる学部聴講がおすすめ。
学期単位で期間を決められる他、留学先によっては現地大学で取得した単位を、日本の在籍している大学に移行できる場合もあります。
在籍大学の協定校に留学する交換留学(認定留学)以外に、条件の合う学校に私費で留学する方法もあります。
ベストな時期:大学2年次、大学3年次
インターンシップ
海外に拠点をおく企業が増えてきた今、確実に英語は日本社会の中で必要不可欠なものになりつつあります。海外でインターンシップを体験したことは、就業そのものの内容や生きたビジネス英語はもちろん、コミュニケーション能力などが高く評価されるため、就活には絶好のアピールポイントとなるでしょう。
積極性や行動力が重要とされるプログラムですが、当然語学力も必須。前半に英語コース、後半にインターンシップをするのが一般的なプログラムです。日本での就業経験がない大学生にとって、海外の就業体験は未知の世界かもしれません。ですが海外では学生が社会人になる前にインターンを経験するのは至極一般的なこと。学生を受け入れる環境が整っているので、安心して飛び込んでください。
ベストな時期:大学2年次、大学3年次
ワーキングホリデー
日本と協定を結んでいる国に、アルバイトをしながら文化や生活スタイルを体験・理解するために長期的に滞在できるプログラムで、その名の通りWorkingやHolidayを楽しみます。一定の就労が認められているので、Holidayを楽しんでいる期間の滞在資金を補うことができます。
この場合の「就労」とは、レストランやユースホステルなどでの接客業や農場や果樹園などでの肉体労働などが主流となっていますが、英語力のある人はインターンシッププログラムに劣らぬ就業体験を積める可能性もあるので、自分の行動力(及び英語力)次第といえます。
国によって学校に通える期間に差はありますが、多くの人が最初の3ヵ月頃までは学校に通い、現地の生活スタイルに慣れたり、友人・人脈作りに励んだりし、その後アルバイトを始めます。国内の拠点を転々とし、いろんな都市に滞在する人が多く、またそれが可能なプログラムです。英語力は不問です。
ベストな時期:大学2年次、大学3年次
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就職活動にも活かしたいと、大学時代に「海外留学」を考える人は少なくありません。「短期留学」であれば、時期にこだわらずに行きたいと思った時が行き時です。「長期留学」をする場合は、おすすめの時期は2年次か3年次になるようです。
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