留学ジャーナル|留学相談から滞在中のケアまで

留学のことなら、なんでも相談ダイヤル フリーコール:0120-890-987

立命館大学・アメリカン大学「ジョイント・ディグリー・プログラム」

# アメリカ

# 大学留学

# PR

公開 : 2020.09.30

更新 : 2022.08.01

日本とアメリカの2大学で学び、卒業時に両大学の共同学位を取得することができるジョイント・ディグリー・プログラム。アメリカン大学と立命館大学による学部レベルでは日本で初めてとなる取り組みに注目が集まっています。

ジョイント・ディグリー・プログラムとは?

ritsumeikan-gla2206.jpg

アメリカン大学と立命館大学は、2018年度からジョイント・ディグリー・プログラム(以下JDP)をスタートしました。JDPでは異なる国の二つの大学が一つのカリキュラムを編成し、共同で学位を授与します。

2大学から2つの異なる専門分野の学位を取得するデュアル・ディグリー・プログラムと違い、両大学連名の1つの学位を取得します。つまり、4年間で2つの専門分野(グローバル国際関係学)を2つの大学で学ぶプログラム。JDPは、日米の大学では初、学部レベルでは日本で初となる最先端の国際連携プログラムです。

アメリカ・日本両方の視点で「国際関係学」を学べる

JDPに参加する学生は、立命館大学とアメリカン大学、それぞれのキャンパスを行き来しながら4年間共に学びます。例えば、立命館大学から学修をスタートする場合は、最初の1年半をまず京都で過ごします。ここでも授業は全て英語で実施され、クラスの過半数は留学生という編成です。日本にいながら、グローバルな環境下で、アメリカ留学前の準備を進めることができます。

JDP_5.jpg

2年次の秋学期からはアメリカン大学へキャンパスを移動し、4年次の春学期までワシントンD.C.で学びます。国際政治をけん引するアメリカの首都という立地もあり、アメリカン大学は国際関係学の分野で、世界トップレベルの評価です。ここで、アメリカと日本、二つの視点から国際関係学を学ぶことで、西洋および非西洋という二項対立的視点を超えた、いわば「グローバル国際関係学」を修得することが可能になります。

その後、4年次の秋学期に再び、立命館大学で学び、集大成である卒業研究をまとめることになります。日米両大学での4年間を計画的に学び、卒業していくためのサポートも充実していて、留学前の英語能力向上の支援や進路・就職面のキャリアサポートなど、きめ細かい指導を受けられるのは、JDPならではです。

JDP_2.jpg

JDPのおすすめポイント

アメリカン大学、立命館大学両方のサポートを受けられるのが、JDPの大きな魅力です。両大学の強い信頼関係が他大学にはできない挑戦を支えています。

両大学の強い連携が可能にするプログラム

JDPでは、両大学の教員やアカデミック・アドバイザーが各学生の学修状況や卒業研究の進捗などの情報共有を密に行っているため、キャンパスが移っても違和感なく学びを継続できます。もともとダブル・ディグリー・プログラムを実施してきた両大学の深い信頼関係が、この環境を実現しています。

進路・就職支援のサポートも完備

長期留学をすると日本の就職活動に乗り遅れるという考えも根強くあります。そこでJDPでは、アメリカ留学中も立命館大学が日本国内の学生向けに実施する各種キャリアサポートをオンラインで受講できる環境を整備。帰国後のスムーズな就職活動、大学院進学をサポートしてくれるのは、もともとデュアル・ディグリー・プログラムを実施してきた両大学の深い信頼関係があるからこそ。

このような好環境は、一般的な大規模大学ではなかなか実現できないものでしょう。無事JDPの学位を取得した学生は、両大学の卒業生としてキャリアを歩んでいくことになります。両大学の卒業生ネットワークを活用できることもJDPの大きな魅力に違いありません。

インターンシップ先が豊富。将来の選択肢が広がる経験

アメリカの首都ワシントンDCという立地で学べることから、グローバル企業、政府機関、国際機関などでのインターンシップやボランティアの機会があり、多くのアメリカン大学生が参加しています。

さらに、200社を超える企業が世界中からボストンに集まるボストンキャリフォーラムなど、アメリカで行われる就職フェアなどにも参加することができます。ここで世界を舞台に就職や大学院進学を考える広い視野が身に付くことでしょう。

JDP_3.jpg

JDP履修生REPORT

●道家 葵さん(4回生)
「2つの国での経験と学位を活かしたい」

2年次後期からアメリカン大学に留学中で、人権について学んでいます。アメリカン大学から学修を開始する「AUホーム学生」と一緒に授業を受け、現地の友人をつくることができたときは、この学部に来てよかったなと思いました。また、アメリカで勉強しているからこそ、新しい考え方を学ぶこともあります。

ある教授が「人種というコンセプトは社会や歴史がつくり上げてきたもので、もともと存在していたものではない」という話をしていたのですが、今まで考えたことなかった発想でした。

現在は、日本の新聞社のワシントン支局で週1回インターンシップをしています。そこでは、主に日本語の新聞を翻訳したり、英語の記事リサーチをしたりしています。アメリカン大学では政府機関やメディアなど多様なインターンシップの機会を提供しており、卒業生の約9割が経験するそうです。

将来は外資系企業への就職を考えています。英語での難しい授業と多くの課題に何度も挫けそうになりながらも、さまざまな国の人たちと対話をしながら、たくさんの壁を乗り越えてきました。こうした経験から得たスキルや考え方を活かせば、何事も最後までやり遂げることができると思っています。(内容は2022年4月取材当時のものです。)

気になる費用とスケジュールについて

大学留学の費用はどうしても気になるところ。アメリカン大学に4年間留学する場合と比較するとJDPの費用面のメリットが見えてきます。

アメリカン大学へ直接進学した場合

学費(4年間) 約2,200万円
寮費(4年間) 約440万円
合計 約2,660万円

JDPで立命館から学修を開始した場合

JDPの場合、学費も学修期間と同様に両大学で2年ずつ振り分けられます。全員が受給できる立命館大学海外留学チャレンジ奨学金や一定の成績を収めれば、アメリカン大学授業料減免制度も利用できます。

学費 立命館大学(2年間) 約270万円
アメリカン大学(2年間) 約1,110万円
奨学金 立命館大学海外留学チャレンジ奨学金 200万円
アメリカン大学授業料免除 約300万円
家賃/寮費 立命館大学での家賃(2年間) 約165万円
アメリカン大学の寮費(2年間) 約220万円
合計 学費・家賃/寮費から奨学金分を引いて 約1,265万円

※京都衣笠キャンパス周辺で1人暮らし(家賃月額 約7万円)を想定して試算
※アメリカでかかる費用は1ドル110円で試算
※寮費や家賃は選択する部屋によって価格は変動
※奨学金・授業料減免を受給するには、受給条件を満たす必要がある
※2022年度入学生を想定
※奨学金制度は変更になる可能性があります。

ラーニングスケジュール

1回生
Spring 1
立命館大学
Fall 2
立命館大学
2回生
Spring 3
立命館大学
Fall 4
アメリカン大学
3回生
Spring 5
アメリカン大学
Fall 6
アメリカン大学
4回生
Spring 7
アメリカン大学
Fall 8
立命館大学

プログラムの詳細や学校に関する情報は立命館大学国際関係学部のウェブサイトへ!
アメリカン大学・立命館大学 ジョイント・ディグリー・プログラム

  • twitter
  • facebook
  • line