
横山大樹さん
日本大学生物資源科学部在学中の3年次修了後に1年休学し、渡米。アメリカ・ワシントン州のスポケーンフォールズコミュニティカレッジで2学期間学ぶ。留学中にTOEICスコアが約600点もアップ。現在就職活動中。
日本の大学に籍を置いたまま、1年間海外の大学で学ぶのが休学留学。アメリカの大学の場合、規定の英語力をクリアしていれば、3ヵ月・半年という短期間の学部聴講も可能だ。条件を満たせば単位も取得できる。4年次の就職活動を視野に入れ、その前に本格的な英語力を身につけるために休学留学を選ぶ学生も多い。海外の大学は3月を待たずに授業が修了するので、就職活動を控えている場合は少し早めに帰国するなどのプラン設計が必要だ。

日本の大学生活はすごく充実していましたが、社会人になる前に何か1つのことに思いきり取り組みたいと思い、3年次修了時に休学し、留学することに決めました。アメリカの2年制大学を選んだのは、費用が安かったこと、1年という限られた期間でも手軽に授業を受けることができたこと、などが理由です。 現地での専攻は、英語でした。語学学校と比べ、2年制大学は自由な時間が少なく、毎日の課題も多くて忙しい日々…。だからこそ集中して勉強ができて実力がつきました。
留学で得たものは、1位「新しい価値観」、2位「自信」、3位「語学力」 という感じ。語学力については、ほとんど何も話せない状態から、TOEIC 800点まで伸び、成長を実感できました。
現在、就職活動の準備中。留学で身についた幅広い視野や新たな価値観、語学以上に大切さを実感したグローバルなコミュニケーション術をアピール材料にしていきたいと思っています。


アメリカの大学は学期ごとにカリキュラムが完結するシステムで、新年度を待たず、学期ごとに入学できる。2学期制の大学なら年2回、4学期制の大学なら年4回のチャンスがあるので、留学期間が限られた学生にはうれしい。
アメリカの大学は1学期(3ヵ月程度)の学部聴講で単位取得も可能。日本の大学の提携校に留学する場合、現地で取得した単位を卒業単位として認定してもらえることもある。
アメリカの場合、期間限定の学部聴講でも大学進学と同様にTOEFL iBT61 以上が求められる。英語力が足りない場合は、6ヵ月程度を語学研修にあて、残りの期間で学部聴講をすることも可能だ。
1年間の休学留学で、6ヵ月の語学研修、6ヵ月の学部聴講をした場合、授業料と滞在費の合計は年間約180~270万円程度。
日本の大学と違い、最短3ヵ月の学期ごとに講義を履修し単位取得ができるので、1年間の学部聴講でも複数回、入学の機会がある。
休学留学の定番パターンは、就職活動にそなえ、大学3年修了時に1年休学し、留学するというもの。そこで、今からスタートし、6月から語学学校、9月から大学の学部聴講を想定したモデルプランを立ててみた。
2月頃 | 情報収集&個別面談 | 留学カウンセリングを受ける。 前年10月くらいから、情報収集がスタートできるとベター |
3月 | 学校選び&入学手続き | 留学カウンセラーとじっくり検討。必要な書類提出はプロにお任せ |
6月 | 語学研修 | 英語コーススタート |
9月 | 学部聴講 | 英語コースを修了し、学部聴講をスタート |
12月 | 帰国 | 学期終了に合わせて帰国。就職活動準備をスタート |
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