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# ワーキングホリデー
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公開 : 2019.04.22
更新 : 2024.01.10
ワーキングホリデー(ワーホリ)とは、簡単にいうと、青少年が、海外で一定期間働きながら生活ができる特別なビザ制度のこと。では、「青少年って、具体的に何歳から何歳までワーキングホリデーに行けるの?」という疑問にお答えします!また、31歳以上の方が海外で働く方法についてもご紹介します。
50年以上の実績をもつ留学ジャーナルでは、各国大使館や公的機関、海外の教育機関などから正確な最新情報を得ながら、一人ひとりに最適な留学をご提案しています。 まずは相談だけでも・・・という方も、お気軽にお問い合わせください。 |
ワーキングホリデーとは、海外で一定期間、働きながら生活ができる特別なビザ制度のこと。すべての国にワーキングホリデーで行けるというわけではなく、日本と相手国との間で協定が結ばれている国で、ワーキングホリデーが可能です。
ワーキングホリデービザを利用するには以下の8つの条件を満たす必要があります。
ワーキングホリデーについてもっと詳しく知りたい人は以下のページも参考にしてみてください。
>海外で暮らす・学ぶ・働くのすべてを体験「ワーキングホリデー」
大半の国では「18~30歳」の人がワーキングホリデービザを申請可能。より厳密に言えば、31歳の誕生日を迎えるまでワーキングホリデービザを申請できます。
日本がワーキングホリデー協定を結んでいる国・地域それぞれの滞在可能期間や対象年齢(ビザ申請時)、年間発給枠(定員)を一覧で見てみましょう。
国 |
発給開始年 |
滞在可能期間 |
応募年齢 |
年間発給枠 |
オーストラリア |
1980 |
1年※ |
18歳以上30歳以下 |
無 |
ニュージーランド |
1985 |
1年※ |
18歳以上30歳以下 |
無 |
カナダ |
1986 |
1年 |
18歳以上30歳以下 |
6,500 |
韓国 |
1999 |
1年 |
18歳以上30歳以下 |
10,000 |
フランス |
2000 |
1年 |
18歳以上30歳以下 |
1,800 |
ドイツ |
2000 |
1年 |
18歳以上30歳以下 |
無 |
イギリス |
2001 |
2年 |
18歳以上30歳以下 |
6,000※ |
アイルランド |
2007 |
1年 |
18歳以上30歳以下 |
800 |
デンマーク |
2007 |
1年 |
18歳以上30歳以下 |
無 |
台湾 |
2009 |
1年 |
18歳以上30歳以下 |
10,000 |
香港 |
2010 |
1年 |
18歳以上30歳以下 |
1,500 |
ノルウェー |
2013 |
1年 |
18歳以上30歳以下 |
無 |
ポルトガル |
2015 |
1年 |
18歳以上30歳以下 |
無 |
ポーランド |
2015 |
1年 |
18歳以上30歳以下 |
500 |
スロバキア |
2016 |
1年 |
18歳以上30歳以下 |
400 |
オーストリア |
2016 |
1年 |
18歳以上30歳以下 |
200 |
ハンガリー |
2017 |
1年 |
18歳以上30歳以下 |
200 |
スペイン |
2017 |
1年 |
18歳以上30歳以下 |
500 |
アルゼンチン |
2017 |
1年 |
18歳以上30歳以下 |
200 |
チリ |
2018 |
1年 |
18歳以上30歳以下 |
200 |
アイスランド |
2018 |
1年 |
18歳以上26歳以下 |
30 |
チェコ |
2018 |
1年 |
18歳以上30歳以下 |
400 |
リトアニア |
2019 |
1年 |
18歳以上30歳以下 |
100 |
スウェーデン |
2020 |
1年 |
18歳以上30歳以下 |
無 |
エストニア |
2020 |
1年 |
18歳以上30歳以下 |
無 |
オランダ |
2020 |
1年 |
18歳以上30歳以下 |
200 |
ウルグアイ |
2023 |
1年 |
18歳以上30歳以下 |
100 |
フィンランド |
2023 |
1年 |
18歳以上30歳以下 |
200 |
ラトビア |
2023 |
1年 |
18歳以上30歳以下 |
100 |
※イギリスの発給枠は2024年から6,000に変更予定。
【参照】外務省ホームページ「ワーキング・ホリデー制度」
表の発給開始年を見てもわかる通り、1980年にオーストラリアと協定を結んで以来、ワーキングホリデー協定国は年々増えています。
2022年5月2日には27番目の国として「イタリア」、2022年5月11日には28番目の国として「フィンランド」、2022年10月11日には29番目の国として「ラトビア」との間で、それぞれ日本とワーキングホリデー制度に関する協定に署名が行われ、現在、ワーホリで行ける国が29ヵ国・地域となっています。
ほとんどの国で1年間の滞在が可能ですが、イギリスは2年間滞在可能です。また、以下の国では、条件を満たせば延長申請が可能です。
【オーストラリア】1年目に政府指定の地方地域で季節労働に3ヵ月以上従事した人のみ2年目も滞在可。2年目に同労働に6ヵ月以上従事した人は3年まで延長可
【ニュージーランド】1年目に政府指定の地方地域で季節労働に3ヵ月以上従事した人のみ3ヵ月延長可
ワーキングホリデービザの年間の定員のことです。年間発給枠は国により有無が定められており、定員数も異なります。カナダのように定員になり次第締切となる場合や、イギリスのように応募した人の中から抽選で選ばれるなど、選定方法もさまざまですので、自分が行きたい国の年間発給枠についてしっかりと確認しておきしょう。
大半の国においてワーキングホリデービザの申請ができる期間(年齢)は、31歳の誕生日前日までです。そのため、30歳のうちは申請ができます。ただし、ビザ申請には数ヵ月かかる場合も多いので、31歳の誕生日がくる前ギリギリの申請は、おすすめしません。現在30歳の人は、できる限り早めにビザ申請をしましょう。
ワーキングホリデービザが発行されてから入国するまで(実際にワーキングホリデーを開始するまで)には、1年間の猶予が設けられている場合が多いです。つまり、ワーキングホリデービザ発行後1年以内に渡航すれば良いということになります。ワーキングホリデービザ発行後1年以内に入国すれば、入国時31歳になっていても問題ありません。
ワーキングホリデーとしての1年間の滞在期間は入国時からカウントされるので、31歳になってから入国した人は、1年間の滞在中に32歳の誕生日を迎えることになります。つまり、30歳のうちに申請をすれば、31歳になってから渡航をし、32歳になってワーキングホリデービザでの滞在を続けても、ワーキングホリデービザの有効期限内であれば差し支えありません。
留学ジャーナルのワーキングホリデーサポートプログラムでは、ビザ申請のサポートから、現地でのサポートまで一貫して受けることができます。各国の最新情報を確認しながら、プロのカウンセラーがワーホリプラン作りのアドバイスを行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
一部の国では、年間発給枠(定員)を設けていたり、ビザが抽選式となっている国もあります。年齢の条件を満たしていても、当選しなければワーキングホリデービザを取得することができないので注意しましょう。
例として、人気の国、カナダやイギリスは年間発給枠が定められていて、定員になり次第締め切りとなります。
オーストラリアの場合、一定の条件(※)を満たせば、2年目、3年目のワーキングホリデーも可能になります。セカンドワーホリ・サードワーホリなどと呼ばれている制度です。ただし、その際も30歳までの年齢制限は変わりません。現行のルールでは、滞在中に31歳になった場合は、セカンドワーホリ・サードワーホリは申請できないので注意が必要です。
(※1年目に政府指定の地方地域で季節労働に3ヵ月以上従事した人のみ2年目も滞在可。2年目に同労働に6ヵ月以上従事した人は3年まで延長可)
多くの国で、ビザ申請には数ヵ月の時間がかかります。特に、年齢制限ギリギリの場合は、できる限り早めに申請を行う必要があります。
「31歳を超えてしまったのでワーキングホリデービザは無理。でも海外で働きたい!」「ワーキングホリデーではなく、学生として海外でしっかり勉強に専念したいけど、就労も経験したい」そんな人にはどのような選択肢があるのか、ご紹介します。
学生ビザは現地の教育機関へフルタイムで通学する際に発給されるもの。国によっては、条件付きで就労が許可されている場合があります。以下にご紹介します。
3ヵ月以上学校にフルタイムで通う際に取得する学生ビザの場合、2週間で40時間以内の就労が許可されています。学生ビザで渡航した場合、授業への一定の出席率が求められます。ですので、就労はあくまで学費や生活費を補うためのアルバイトになります。
3ヵ月以上学校にフルタイムで通う際に取得する学生ビザの場合、条件を満たす学校に通っていれば週20時間以内の就労が許可されています。オーストラリア同様、就労はあくまで学費や生活費を補うためのアルバイトとなります。
基本的に学生ビザで就労すると違法になりますが、例外として、キャンパス内でのアルバイトが認められています。学内の売店・カフェテリアや芝刈り、研究補佐などのアルバイトが代表例です。
Co-opプログラムと呼ばれるインターンシップを含むプログラムを提供している専門学校等に通います。場合によっては有給でのインターンシップが可能。
Co-opプログラムについてはこちら カナダ留学Co-opプログラム|学んで働く体験で将来に活きるスキルが身につく
アメリカでは現地4年制大学や2年制のコミュニティカレッジなどを卒業すると、OPT(Optical Practical Training)という、現地で1年間働ける制度があります。在籍校にて、OPTをするためのワークショップがありますので、それに参加し、移民局に申請を行います。この制度では、専攻分野に関係した仕事に就くことができます。
カナダでも、現地の大学やカレッジなど一定の条件を満たす学校を卒業した場合に、学校に通った期間と同じ期間の就労ビザを取得することができます。2年以上学校に通うと3年までの就労が可能になるなど、一定期間の就労が認められています。
ニュージーランドでも、現地の専門学校や大学など一定の条件を満たす学校を卒業し、卒業後3ヶ月以内に申請すると、一定期間(1~3年)の就労ビザの申請が可能です。その際、残高証明が必要になります。
オーストラリアでも同様に、学士号以上の学位取得の場合、最大4年間の就労が可能です。そのほかにGraduate Work streamという卒業生ビザの取得を目指すのであれば、Skilled Occupation List(SOL)と呼ばれる職業リストに記載されている職業に関連する2年以上のコースを修了している必要があります。 卒業生ビザを取得すると、18ヵ月の滞在期間が認められます。
雇用主に「スポンサー」になってもらい、就労ビザを申請し、発給してもらう必要があります。どこの国でも年々取得が難しくなっており、煩雑な手続きや費用面がネックになって難色を示す雇用主が少なくありません。ただし、特殊技能のある人、現地で通用する資格を有している人ならスポンサーを見つけられる確率が上がるかもしれません。
「自分にはどんな留学プランが合っているのか知りたい!」という方は、留学ジャーナルへお気軽にお問い合わせください。年齢についてや英語力、留学期間、どんな仕事に就きたいかなどの希望に合わせて、一人ひとりに最適な留学プランをご提案します。
ワーキングホリデーには、原則18歳以上31歳未満という年齢制限が設けられているため、ワーキングホリデーを考えている方は早めの決断が大切です。まずは、渡航計画を立ててみましょう。
何から始めていいかわからない、どこの国にいつから行けるのかなど、気になる点は、プロのカウンセラーへの相談がおすすめです。
初めてのワーキングホリデーだと、「いつまでに申請が必要?」「どこの国が自分に合うかわからない」「30歳を過ぎているけど、学生ビザを使って海外で働いてみたい」など、さまざまな疑問や希望がありますよね。
50年以上の実績をもつ留学ジャーナルでは、各国大使館や公的機関、海外の教育機関などから正確な最新情報を得ながら、一人ひとりに最適なプランをご提案していて、「何から準備していいかわからなかったけれど、ワーホリ実現に一歩近づいた」という声もいただいています。
まずは相談だけでも・・・という方も、お気軽にお問い合わせください。希望のプランが見つかれば、渡航手続きも可能です。
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