引越し(2)
皆様こんにちは。
前回のご報告の続きです。
知人からいくつか家具をもらう約束をしたので、
私たちは家具を運ぶための車を探す必要がありました。
普通のレンタカーでは少し小さいなと思っていると、
不動産屋さんがトラック専門のレンタカー店があると教えてくれたので、
そこで車を借りることにしました。
こちらでは、小さな引越しや荷物の運搬であれば自分達で運ぶのが一般的だそうです。
比較的配送料が高いからかもしれません。
その点、教えてもらったレンタカー店では車だけでなく、
必要であれば運搬を手伝ってくれる屈強なスタッフもお借りすることもできます。
レンタル代も普通のレンタカー店よりも安いので本当にお得です。
ただし、大きな車を運転することに抵抗が無ければですが。。。
私たちが借りたのは一番小さなバンタイプ。それでもこんなに大きい!!
日本の普通乗用車よりもずっと車幅があります。
これぞアメリカの車!!という感じです。
他にも牽引タイプのトランクや、本格的な大型トラックまでありました。
店には、次々と利用者がやってきます。
こんなに大きな車を運転するのが初めての夫は、楽しそう。
しかし、日本とは逆の右側通行で見慣れない標識、一方通行の多い道。。。。
距離にしてたった往復4マイル(約6.5km)の間、私はずっと緊張していました。
残りの家具はレンタルで間に合わせました。
企業や大学が多いためか、この街は短期間の居住者が少なくありません。
そのため、中古家具やレンタル家具を取り扱っている店も多いのです。
大学でも学生や教師が置いていった中古家具を扱っている部門もあります.
また、大学の掲示板やスーパーの掲示板にはmoving saleのお知らせ
(引越しをするので、荷物を安く売りますというお知らせ)が貼ってあります。
古い物を使うことに抵抗が無く、修理して大切に使っているんだなと感じました。
いい習慣ですよね。
建物も同様です。
不動産屋さんによれば、古い建物は非常に頑丈な素材で作られているため、
建築効率を重視した現在の建物よりも丈夫だそうです。
そのため、内部をリフォームした古い建物の方が新築よりも人気があるとか。
ボストンには地震や自然による災害がほとんどないことも理由のひとつかもしれませんが、
物を大事にするという考えがこの歴史のある街を支えているんだなと思いました。