アラビアの音楽
音楽を聴いてその音楽から感じたことを表現してみようという授業がありました。
そこで聞いた音楽はこの↓oud(ウード)という楽器で演奏されていました。
日本の琵琶と起源が同じで、リュート(lute)の一種にあたり、
音は琵琶にもギターにも似ています。
アラビア語圏では一般的な楽器だそうです。
とても不思議な音色でした。
歌詞は無いインストルメンタルなのですが、物語に沿って奏でられていますが、
まずは物語を教えてもらわずに聞いてみました。
曲はとても悲しいものでした。
クラスの全員が自分の意見を言った後で、物語を教えてもらったのですが、
湾岸戦争(イラク・クウェート戦争)のとき、ある町で誤爆によりたくさんの方が亡くなったという事件を
元に作られたそうです。
日本の琵琶も悲しい物語を表現するのに使われていますが、
それは独特の音色によるものなのかもしれません。
もし機会があれば、この楽器の音色を聞いてみてください。
ELSには色々な国から生徒が来ています。
中には内戦や飢餓の問題を抱えていたり、
発言の自由が無い国から来ている子もいます。
自国の問題を真剣に考えている彼らの発言を聞いていると、
自分がとても幸せな国に生まれたんだなぁと実感します。