留学生活を通して
今回は、6か月間の留学生活を振り返ってみます。
◎難しかったこと
常に頭を悩ませていたことは、勉強のバランスです。
せっかく留学に来ているのだから、会話の練習に力を入れたいと思って、話す機会を作るために
学校以外での活動に勤しんでいると、地道な単語や文法の勉強がおろそかになってしまったり、
部屋にこもって勉強していたら、なんだか留学に来ている意味がないような不安に陥ったりと、
どのように時間をやりくりするかは、常にテーマでした。
試行錯誤の結果、留学生活後半では、学校が午前中に終了するので午後は友人と
おしゃべりをするか、またはプライベートチューターのクラスを取って会話の練習をする、
そして夜家に帰ってからは、学校の宿題や文法などの勉強をするという生活をしていました。
また、学校以外の人と出会うために、ボランティアをしたり、言語交換の人と会ったり、
カンバセーションサークルに参加したり、YOGAやベリーダンスやアクティングのワークショップや
ビーチバレーなどの趣味活動をしたりしました。
◎6か月の結果
リスニング力は割と伸びたと思いますが、会話はまだ時間が必要だなあという感じです。
TOEICの点数が来る前に比べて260点上がりました。
ブラジルとコロンビアとメキシコに一人ずつ親友が出来ました。
トロントに行ったら帰る家と絶対に会いたい友人達も出来ました。
体重が3キロ増えました。
◎トロント
私は5月から10月というトロントの最も気候の良い時期に行ったので、
本当にラッキーだったと思います。
トロントは冬が寒すぎていろいろと制限される分、全精力をかけて夏を楽しもうとしているようでした。
その代表的な例としては、ほぼ毎週のようにどこかで開催されていたフェスティバルの数々です。
夏のトロントは本当に楽しいです。
◎ホームステイ
私はホームステイには恵まれていたと思います。
ハウスメート達とは、あまり干渉しあうこともなく、でもたまにじっくり話したり一緒に出かけたりと良い
関係を築けていたと思います。
また、ホームステイマザーは常に元気づけてくれる存在でした。
ホームシックに陥ったり、学校でうまく行かないことが起こったときなど良く話をきいて
もらっていました。また一緒に映画を見に行ったりもしました。
また、私は問題なかったので特に必要なかったですが、
学校と提携しているホームステイエージェントの人たちはとても良い人たちで、
生徒の悩みを良く聞いて臨機応変に対応してくれているようでした。
◎語学留学
留学に来る前、語学留学をすることにはとても抵抗がありました。
語学だけを勉強する為に大枚をはたくなんて、とても愚かなように感じてもいました。
しかし、短期間で集中的に勉強し、目標としていたTOEICのスコアをクリアすることができ、
海外に住むという夢も叶い、日本人以外の価値観に触れることができ、
とても良い経験をたくさんすることができたので、今回の語学留学は、払った値段に見合ったもので
あったと思っています。
今回で、私のブログは終了となります。
5月から半年間、ほぼ全部体験したことはこちらに書いてきたと思います。
私にとって、このブログは留学生活の思い出の全てであり、このように形を残す機会を頂き、とても有り難く思っております。
今留学を考えている方々の役に少しでも立っていれば幸いです。
半年間どうもありがとうございました。