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秋から冬にかけて、オーバーやスーツなど冬物素材として活躍するツイード。

世界三大ツイードのひとつ、アイルランド北部ドニゴール州産のドニゴールツイードは、スコットランド産ツイードに比べてなめらかな風合いで、ツイード独特のちくちく感があまりありません。山岳羊種のブラックフェイスの羊毛を使用しており、縦に白糸を用い、横糸にカラーネップ（斑点）が出ているのが特徴です。

ドニゴールツイードを使った小物や雑貨で知られるのが、ダブリンの南・ウィックロウ州の小さな村アヴォカに本拠地を置くブランドAVOCAです。 AVOCAは約300年続く老舗としてアイルランドでは知らない人がいないほど。「アヴォカカラ―」と呼ばれる美しくカラフルな色合いと柔らかな風合いの織物は世界中にたくさんのファンを持ち、日本でも年々人気が高まっています。

アイルランド国内に12のショップがあり、ダブリン市内の中心部、ツーリストインフォメーションの向かい側にあるサフォークストリート店ではショッピングの合間に併設のカフェで食事も楽しめます。創業以来、アイルランド人の家族経営を続けるAVOCAは商品にもアイリッシュらしい温かみが反映されています。

持っているだけで気分が明るくなるAVOCAグッズ、自分へのお土産にもいかがですか？

■AVOCA公式サイト
https://www.avoca.com/

■アイルランド（ダブリン）にある語学学校
Emerald Cultural Institute
Centre of English Studies, Dublin
Dublin City University Language School
Kaplan International English, Dublin

一年中、緑に彩られ自然が豊かなアイルランドにはいろんな野生の鳥が450種類以上生息しています。

特に、川や公園など水辺でよく見かけるのが白鳥です。日本でも北海道などで越冬のために渡ってくる白鳥がいますが、アイルランドでは「こんな街中で？！」という場所で、普通に目にすることができます。

アイルランドにいる白鳥は、コブハクチョウ（Mute Swan）という種類で、オレンジ色のくちばしとくちばしの付け根のコブが特徴です。ほとんど鳴かないので名前に"ミュート"がついているのだとか。

また、白鳥はケルト神話のひとつ「リールの子供たち」の主人公たちの化身とも言われ、ダブリン市内のガーデン・オブ・リメンブランス（Garden of Remembrance）などアイルランド各地に、この神話をモチーフにした銅像が設置されるほどアイルランドの人々に愛されている存在です。

ダブリン中心部の公園セント・スティーブンス・グリーン（St Stephen's Green）やアイルランド西部の都市ゴールウェイを流れるコリブ川では、日常的に白鳥の姿を見ることができるだけでなく、餌をあげている人もチラホラ（そーっとであれば触れることもできました！）。アイルランドに生活しながら、ぜひ美しい白鳥の姿に癒されてみてくださいね。