人口約500万人のうち、3割の人口が首都ダブリンに集中しているアイルランド。でも、どんなに小さな田舎の町にでも必ず1軒はあるのがパブ(PUB)です。
パブはパブリック・ハウス(Public House)の語源のとおり、老若男女のご近所さんが集う場所です。日本の居酒屋のように、夜、お酒好きのアイルランド人がギネスビールを片手に1日の疲れを癒すというイメージがあるかもしれませんが、昼間は子供連れのお母さんたちや年配の方々がランチをしたり、お茶を飲んだりしながらおしゃべりに花を咲かせる場でもあります(ちなみにアイルランド人ですから、もちろん昼間から多くの人がお酒も飲んでいます)。
一歩、パブに足を踏み入れると、陽気なアイルランド人たちは天気やサッカーの話など、誰かれ構わず話しかけてきます。酔えば酔うほど饒舌に、早口の英語になるアイルランド人相手に話をするのは、英語力を磨くのにもピッタリ(笑)。
パブが特に集中しているのが、ダブリン市の中心部を流れるリフィ川沿いの地域テンプルバー。伝統音楽のライブやダンスが楽しめるパブから、若者が集う流行のパブまで、多種多様なパブが軒を連ねています。また、ランチタイムには、ワンプレートやビュッフェ形式などお店によっていろんなパブランチを提供しているので、一度試してみては?
ちなみに、未成年や実年齢より若く見られる日本人が夜に入店する際、身分証の提示を求められることがあるのでご注意を!