MAGAZINE2020.11.16
TEXT : Ryugaku Journal
※本稿は『留学ジャーナル2020年11月号』の記事を抜粋・再編集したものです。
コロナ禍による渡航制限の影響や学校・仕事の都合など、さまざまな事情からすぐには留学に出発できない人も多いはず。もどかしさは今できる英語学習のモチベーションに変えていこう。「英語ができない、話せない」と思っている人もこれから土台をしっかり作れば、いざ海外に出たときにより良いスタートダッシュをかけられること間違いなし!
ここでは「オンライン授業」と「多国籍シェアハウスや国際交流寮」の2つの方法をおすすめ。
最近、外国に校舎を持つ語学学校の授業をオンラインでも受けられるようになってきた。授業はネイティブスピーカーの先生と各国の生徒をつないで実施。共同ワークの課題も多いため、外国人のクラスメートと自然に交流できるのが大きなメリットだ。また学校により1週間単位で受講できるコースもあるので、自分のスケジュールに合わせやすいのも魅力。語学留学を疑似体験できるだろう。
受講できるコースのうち最もスタンダードなのは、読む・書く・聞く・話す力を満遍なく鍛えられる一般英語コースだ。英語力に自信がない人でも自分に合った授業を受けやすい。その他、資格試験対策コースや進学準備コースなども設けている学校も。
一般英語、初心者~中上級の人向け
General English
IELTS試験対策、準上級以上の人向け
IELTS Preparation
進学準備、準上級以上の人向け
University Pathway
平日に開講されるコースが多いが、中には土日のみのレッスンを行っている所もある。またオンライン授業には世界中から学生が参加するため、スタート時間を複数から選択できる学校がほとんどだ。
平日の午前中~夕方の時間を有効に使いたい
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それほど時間を割けないけれど、毎日コツコツ苦手を克服したい…
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TOEFLの勉強を進めたい!でも平日はどうしても忙しい
FLS Weekend TOEFL Prep(FLS International)がおすすめ!
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しっかり勉強する・教わる以外に、自然と英語が飛び交う環境で暮らしてみるのも一つの手。各国から人が集まるシェアハウスや、大学生であれば大学が運営・提携していて外国人留学生も住んでいる寮に入居するのも良いだろう。自分から英語でコミュニケーションを取るほど、異文化理解力や積極性も身に付けられる。ただしそういった体験をするためには、内見するなどグローバルな環境であることの確認が必須。
日常生活で英語を使う頻度が高まるのは、英語コミュニケーションを取る相手がいてこそ。こうした住まいには日本に興味のある外国人も多く集うため仲を深めやすく、その分やり取りの回数も増えるはず。
入居者は日本人と外国人が半々
7割以上の外国人は日本語力低め
来日経験のある外国人が過半数
※新型コロナウイルス感染症の影響により、上記データと現在の状況が異なる場合があります
日常生活の中で海外の文化や習慣を実際に見聞きできるのも、日本では貴重な経験。海外での留学生活を疑似体験するつもりで過ごせば、いざ現地生活が始まってから後のカルチャーショックを軽減できるかも。
自発的に周りの人に話しかけるようにすると
積極性が養われる
異文化を目や耳、肌で感じるよう心がけると
受容力が身に付く
さまざまな価値観や物の見方を知ろうとすると
目的意識が芽生える
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