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私の留学体験談

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授業もテニスも観光も大満喫!1週間のウィンブルドン滞在

イギリス/ウィンブルドン

アクティビティに「テニス」があったことが学校の決め手

私が留学先に「ウィンブルドン スクール オブ イングリッシュ」を選んだのは、授業終了後のアクティビティに「テニス」があり、絶対ここだ!と思ったからです。私の趣味はテニスで、そのテニスの聖地であるウィンブルドンに学校があったことも決め手の一つでした。

学校は古い昔ながらの建物をリノベーションしたような佇まいで、木々が生い茂る中庭もあり、イギリスらしさを感じながら授業を受けることができました。おかげで勉強意欲が増しました。この学校には、高校生から定年退職して英語の勉強に来られている方、親子で留学されている方まで幅広くいらっしゃいました。

欧州、アジアなど国を超えた異文化交流、歳は関係ない!


初日は授業のスピードが速く、とてもついていけないと教務課に相談に行きました。ですが、「一つレベルを下げたらあなたには簡単すぎる、しかもあなたの場合、滞在が1週間しかないから、がんばって今のクラスでやってみたら」と言われてしまい、なんとか頑張って現状のクラス(Intermediate level)で続けることにしました。

私のクラスは、イタリア7人、韓国2人、オマーン、タイ、トルコ、ギリシャ、日本(私)から各1人の計14名の構成でした。特に印象に残っている授業は、「特別な日の食事」という課題の授業です。生徒それぞれが自分の国について発表するのですが、食事ということでお国柄が出ました。韓国ではお正月におかゆを食べるなど、活発に意見が出ました。イタリアの男の子たちは普段から元気で、ちょっとふざけたりしながら、いつもクラスを盛り上げてくれるのですが、そんな中、彼らが「僕らの国では馬を食べるよ!」と言い出したところ、担任のDuygu先生は「馬?あの可愛い馬を!?また冗談言って」と本気にしてくれません。「あの~日本でも食べますよ」(「馬刺し」=私の住まいの長野県では食べます)と私がそれに加担すると(真面目と思われているのですね、日本人は。しかも60歳過ぎた私ですので)、やっとDuygu先生も「本当に!?」と目を丸くしながら、信じてくれました。

イタリアの彼らはまた調子に乗って「虫も食べるよ!」と言い出し、これにもDuygu先生は「またまた冗談言って!」と本気にしなかったのですが、ここでも年配の私が「日本でも食べます。スーパーにも普通にパックに入って売っています」(これは長野県だけかもしれません。『イナゴ』を甘露煮にしたものが普通にスーパーで売っています)と言うと、「本当なの~???」とよろよろ倒れんばかりに驚いていました。生徒一同大爆笑。こんな感じで、いつもクラス内は賑やかで楽しくて、あっという間に時間が過ぎていったことを思い出します。

先生やクラスメイトとの思い出を振り返ると、先生が魅力的だったなと思います。日本の先生ではあまり考えられないような服装で、上はタンクトップ、下のスカ―トは大胆にスリットの入った物を颯爽と着こなし、それで授業をする。でも授業内容はいたって真面目で分かりやすく、「ちょっと分からない」と言うと、言い回しを変えたり、教え方に工夫もしてくれました。

ある日、たまたま、最もイタリア人らしく、調子のよい25歳の男の子(ダニエル)と私だけが先生の質問に正解した場面がありました。そうしたら彼は私のほうを見て「やったね!」と言わんばかりにウインクを投げてくれるではありませんか!!さすがイタリア人。カルチャーショックを感じた一幕でした。

また、私の席の前後が韓国の女の子だったのですが、休み時間に彼女らが韓国語で話していている、なんともかわいい韓国語が聞こえてきました。「韓国語、かわいいわね」と話しかけたら、「日本に行ったことあります」と、またそこから英語で話が始まり、盛り上がりました。イギリスに英語の勉強をしに行ったのですが、ほかの国の文化や風習にも触れられた気がしました。


放課後のアクティビティのテニスは、最高に楽しかったです。さすがテニスの聖地ウインブルドン、電車で一駅のウィンブルドンパーク内のテニスコートでテニスができました。テニス仲間はクラスの違う、初めての人たちばかりでしたが、テニスというスポーツを通じて、すぐに打ち解け、友達になりました。歳は関係ない!と強く実感したひと時でした。

趣味が合うホストマザーは英語のよき先生


ホームステイ先は、学校から1.7㎞ほど離れたところにありました。歩いても30分弱、バスに乗れば4つ目のバス停にたどり着く距離で、学校への行き帰りは歩いたり、バスに乗ったりして通学していました。通学で二階建てバスに乗れるなんて、本当にラッキーと思いました。街の中心地がホームステイ先と学校の間にあったので、朝に昼食を買ったり、帰りはブティックに寄ったりと、とても便利でした。


とにかく、ステイ先のお宅が素敵で、イギリスらしい佇まいでした。小さいながらもイングリッシュガーデンがあり、大切に世話をされていました。お食事もイギリスの伝統的なメニューを考えてくださり、とてもおいしかったです。インテリアもセンスが良く、お花がたくさん飾ってあり、日本に帰ってから自分の家もきれいにしようと思わされました。

ホストマザーとは年が近かったせいか、ガーデニング、料理、インテリアなどについてたくさん話すことができて、楽しかったです。私の英語力が少しでも向上するようにと、工夫して話してくださいました。ハウスメイトもとても良い子で、初日は街を一緒に歩いてくれて、どのバスに乗ればいいか、ここのケーキはおいしいよ、など生活に必要な情報を彼女からもらいました。もちろん、そのケーキも後日食べました!

滞在中のほっこりエピソード


20数年前に私の娘がイギリスに行った時の通貨が日本の家にあったので、今回持参してみたのですが、古すぎて使えず、現地の銀行で両替をしなくてはなりませんでした。ホストマザーに相談したところ、ロンドン市内の郵便局なら確実に両替してもらえると調べてくださり、授業後に一人で地下鉄に乗って行ってきました。実は私の携帯電話のSIMカードが使えずにルート検索機能も使えないまま、全く未知の場所に行った訳ですが、ちゃんと両替をすることができました。初めての経験が自信につながりましたし、的確な情報を教えてくださったホストマザーにも大変感謝しました。

ある日、孫のお土産を買おうと小さな子供服のお店に入った時、素敵なお洋服が2点あってどちらにしようかと悩んでいたら、たまたま店内にいたお年を召したご婦人が「絶対こっちのほうがいいわよ」と良きおせっかいを焼いてくださいました。日本だと「こちらのほうがいいのでは?」くらいのやんわりとした言い方をしそうですが、こちらでははっきり断言する言い方をするんです。この時も少しカルチャーショックを感じました。もちろん、彼女の薦めてくださった洋服を購入しましたよ。

ホームステイでの滞在を終えて、市内観光のために数日間泊まるホテルに向かう時、バスを使って移動することにしました。バスの乗降口がフラットなので、重いスーツケースも簡単に持ち運びができましたが、さすがに1週間分の荷物です。私がたいそう重そうにスーツケースを持っていたのでしょう、運転手さんに「重すぎないかい?」と声をかけられました。バスは30㎏以下の荷物までしか持ち込みできません。「いや、30㎏未満ですよ」と答えたら、「ボーイフレンドをその中に隠しているんじゃないのか?」とジョークを飛ばされました。こんなちょっとしたやり取りも素敵だな、と思いました。

自分で殻をつくらず、常にチャレンジ!

留学を通して感じたことは、とにかくやってみることが大事ということです。人々の優しさや温かさに支えられてのことですが、何とかなる!と思わされた時間でした。人々の好意も言葉が分からなければ気がつけないです。言葉が分かるということは、本当に大事なことだと改めて実感させられました。日本人だからとか、60歳だからとか、自分で殻をかぶっていてはつまらない、常にチャレンジしていたい気持ちになりました。

今後も英語の勉強を続けたいと思います。たった1週間の学校生活でも得たものはたくさんありましたが、やはり語学力はそう簡単につくものではありません。「継続こそ力なり」なんだと思います。

みなさま、留学を考えるにあたり、いろいろな想いや事情を抱えていると思います。けれど、留学したい、しようと思い立った時がその時なのだと私は思います。日本で悩んでいるより行動してしまったほうが絶対いい、何とかなります。年齢、経歴は関係ないです。英語を勉強したいという、同じ目標を持っている仲間との時間はとても有意義です。

留学ジャーナルの
カウンセリングの感想

コロナ禍だったということもあり、申し込みがギリギリになってしまいました。また学校に通う期間はわずか1週間だったので、細かいことでたくさんの質問をしましたが、担当者の方には迅速に対応していただき、ありがたかったです。

留学した人

春原 礼子さん(61歳)

留学の種類

短期留学

滞在期間

2023年6月から1週間

滞在方法

ホームステイ

学校

Wimbledon School of English

留学の理由・目的

海外旅行に行くたびに、英語を流ちょうに話しその国の人々とコミュニケーションが円滑に取れたら、もっと楽しいだろうなと強く思っていました。コロナも落ち着き、家族の世話などを一通り済ませたため、今こそ挑戦すべきだと留学を決意しました。

担当カウンセラー

紅林 大智

留学前不安に思ったこと

やはり60歳という年齢で、記憶力も含めて、体力と気力がどこまでもつかが心配でした。

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