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英語を話す自信を付けるため、ニュージーランドへ

ニュージーランド/オークランド

5週間の留学中にできるだけ多くの生の英語に触れたかった

日本で営業職として働いていた時、海外からのお客様の接客を任されることが多くありました。しかし緊張すると言葉が出てこない上、営業活動で必要な英語表現をあまり知らず、もどかしさを感じていたんです。1週間に1回オンライン英会話は受講していましたが、もっと自信を持って話せるようになりたい、海外に出て練習したいという思いが大きくなり、仕事を辞めて留学することを決めました。

留学する場所に関しては、行ったことのない国を第一条件にし、カナダとニュージーランドで迷いました。最終的にニュージーランドにした理由は、10月~11月が春に当たり暖かそうだったのと、自然が多く大都市よりゆったりと過ごせそうだと思ったためです。

滞在方法はホームステイを選択。5週間という短い留学期間中にできるだけ多く生の英語に触れたかったので。大学時代のマルタ留学では寮滞在でしたが、寮生それぞれで生活時間や休みの過ごし方が少しずつ違い、コミュニケーションを取るのが難しいなと感じることもありました。それもあって今回はホームステイをしてみようかなと。

【わたしの留学の目的&目標】
●ビジネスの場で今より自信を持って英語を話せるようになる
●ローカルの人が使う生きた英語に触れる
●日本を離れてリフレッシュする
●「行きたい」と思った場所にちゃんと行く
●現地でできた友人と過ごす時間をつくる
●挑戦した自分を認めて褒める

ビジネスにまつわる英語とスピーキングを実践的に勉強


私が学校で受講したのはビジネス英語コースです。ビジネスクラスと選択制のスキルクラスとで構成されていました。

まずビジネスクラスについて。中上級~上級レベルの学生がおり、職場で求められるビジネススキルの他、履歴書の書き方などニュージーランドでの就活やアルバイト探しに役立つスキルを勉強します。クラスメートは約15人で、私のように退職して学びに来ている方もいれば、在職中で休暇を取っている方、大学を卒業したばかりの方もいました。

特に印象に残っているのはプレゼンテーションの授業です。1人1社、ニュージーランドの企業について調べ2〜5分で発表しました。私が担当したのはフォンテラという乳業会社です。Webサイトを見たり、オークランドにある本社ビルの展示コーナーを訪れたりして、会社概要、強み、将来性をチェック。あまり好きではない牛乳も製品を知るために飲んでみました(笑)。発表はメモを見ながらで良かったので、意外とうまくできたように思います。クラスメートの調査対象も全く知らない企業ばかりで、発表を聞いていて新鮮でとても楽しかったです。こういった授業はマルタで受けていた一般英語コースにはなかったので、刺激的な体験でもありました。



また電話会議の練習をした際は日本の職場での出来事を思い出し「こうやって場をつなぐのか。あの時知っていたらな」と感じたことも。ビジネスならではの語彙、フレーズをたくさん教わることができ、学びが多かったです。

一方のスキルクラスはスピーキングメインの内容で、一般英語コースの学生と一緒に授業を受けました。こちらも座学というより実践ベースで、ペアでの話し合いや発表が多かったです。先生が提示してくれたトークテーマはニュージーランドの動物、ニュージーランドの観光地など。観光地の回はとりわけ盛り上がりましたね。留学して間もない方は所在地や特徴をどんどん質問し、逆に長く滞在しているクラスメートはおすすめの場所や行ってみた感想を教えてくれたからです。今度一緒に行こうと約束している方々もいましたよ。

それからもう一つ、海外ならではだと思ったのが、久しぶりの晴れの日に外で授業が行われたこと!1週間くらい雨が続いた後の晴天だったので先生も私たちもテンションが上がり、みんなで学校のすぐ隣の公園に椅子を運んで授業をしました。

友人やホストファミリーと共に過ごす時間を大切に


放課後や休日は学校のアクティビティに参加したり、友人と出掛けたりしました。参加したアクティビティはワイトモ洞窟とキウイハウスを巡るツアーと、ホビット村に行くツアーです。ホビット村ツアーには他校の留学生もおり、交流を持ててうれしかったです。

学校でできた友人とは長い時間を共に過ごしました。基本的にタイ人の子とスイス人の子と3人で行動していて、授業終わりに集合してランチを食べ、3人で学校に戻って宿題をする日もあれば、そのままハイキングやビーチに行く日もあって。休日も集まるほど居心地が良かったです。みんな大人だからか、それとも大らかな性格だからか、都会の娯楽を楽しむより自然の中でくつろぐことが多くて、マルタ留学中の遊び方とは全然違いました。物事の捉え方や考え方も近くて、タイ人の子は「出会ってまだ数週間だけど、ずっと前から仲が良かったみたいだよね」と。はやりのMBTI診断でも全員同じタイプでしたし。



それぞれの出身国の料理を食べに行ったこともありました。オークランドが多国籍・多人種・多民族な都市でレストランの選択肢も多いからこそできた体験で、お互いのバックグラウンドを話す好機になり楽しかったです。

ホームステイ先のホストファザーとマザーもとてもフレンドリーで良くしてもらいました。到着翌日に、普段は別の場所に住むホストシスターも入れて4人で、車で約2時間の郊外に遠出することになった時は「いきなり!?まだ仲良くなってないのに!」とちょっとびっくりしましたが、初めから家族の一員として扱ってもらえてとても幸せでした。他に「春だから桜は見られるのかな」「海が好きなんだよね」など、私のちょっとした言葉を覚えていてくれて、お花見スポットやビーチに連れて行ってくれた日もありましたし。マザーが自分のルーツであるインドの料理をはじめ、マレーシア、イタリアなど毎日違う国の料理を作ってくれたことも記憶に残っています。

挑戦を肯定する心をこれからも忘れずにいたい


留学前の私は完璧を求めるし、結果を重視するタイプ。前職でそれがネックになることもありました。今回留学するに当たり「多少間違ってもいいから英語を話してみる。そんな自分を認める」のも目標の一つだったんです。実際に目標を意識してニュージーランドで過ごしてみると、他人は自分が思っているほど間違いを気にしていないし、とりあえず行動を起こすことで積める経験もあると身を持って知れました。この価値観は今後も大事にしたいです。

英語力の伸びに関しても、学校で仕事にも役立てそうなスキルを学べましたし、上級の修了証をもらえたので満足しています。友人とホストファミリーともスムーズに話せるようになりました。

最後に、留学したいけれど決断できない社会人の方へ

二の足を踏んでしまう気持ち、とてもよく分かります。仕事を辞めて再就職できるのかという不安も、帰国後に仕事に就けても周りのスピードに付いていけるのだろうかという心配もありますよね。でも大人になった今、身に付けたい知識や伸ばしたいスキルがはっきりしてきたからこそ留学する意味があるし、濃密な時間を過ごせるのだと私は思います。

少なくとも私には仕事ばかりではない生活が必要でした。社会人として空白の時間ができたことを、この先も後悔しないでしょう。そう口にできるほど充実した日々でした。だからちょっとでも留学に心引かれるなら、ぜひやってみてください。将来のことは留学に向けて行動し始めてから考えればいいと思います。

【大人の留学の魅力】
やりたいことがあって自費で留学するからこそ初めからモチベーションが高かったですし、現地で勉強にも遊びにも積極的になれました。大きな声では言えませんが、大学生の時はもっと軽い気持ちで留学しました。振り返るとどこか遊び半分だったなと。今回の留学は大学時代の留学より期間は短くとも、充実した濃い時間になったと感じています。

TEXT : Ryugaku Journal
※本稿は『留学ジャーナル2024年5月号』の記事を抜粋・再編集したものです。
※記事の内容は、取材を実施した2024年1月時点の情報です。

留学した人

村瀬 涼佳さん(26歳)

留学の種類

語学留学

滞在期間

2023年10月~11月

滞在方法

ホームステイ

学校

Languages International, Auckland

留学の理由・目的

ビジネスの場で今より自信を持って英語を話せるようになりたいという思いが募り、仕事を辞めて留学することを決めました。

担当カウンセラー

中島 圭一

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