- 仕事に活かせるスキルを効率的に習得したい
- 短期間で実践的なことを学びたい
- 安い費用で学びたい

アメリカに約1,700校ある2年制大学は、公立のコミュニティカレッジと、私立のジュニアカレッジの2種類からなります。その8割以上が公立のコミュニティ・カレッジで、高校を卒業したばかりの人だけでなく、幅広い年齢層の人が学んでいます。また、日本の短大と違い、2年制大学の約9割が男女共学ですので、日本よりも2年制大学で男性が学ぶ機会をより多く提供していると言えるでしょう。
これら2年制大学のコースは大きく分けて2種類あり、ひとつは職業に直結する技術を学ぶ「職業訓練コース」、もうひとつは幅広く一般教養を学び、4年制大学への編入を目指す「編入コース」です。
「職業訓練コース」は日本の専門学校的な位置づけで、例えば、ホテル学、幼児教育、グラフィックデザイン、舞台芸術などが、その代表的な専攻科目です。私立の専門学校よりも授業料が安く、英語力などの入学基準もそれほど高くないため、社会人でも目指しやすい学校タイプのひとつです。