Jazz Festivalのボランティア
トロントでは特に夏の期間はフリーイベントが沢山あります。
それらのフリーイベントは、ボランティアの人たちの協力の下に成り立っています。
私は、ネイティブ環境の中に入って英語を使ったり聞いたりする経験をしたいと思ったのと、
現地に知り合いなんぞ作れたら楽しかろうと考え、ボランティアをすることにしました。
Toronto Jazz Festivalのボランティアは、
そのウェブサイトの中のVlunteer募集ページから応募しました。
募集ページで簡単な登録を済ますと、ボランティアコーディネータの方から
個人宛に「この時間でこの仕事を割り当てましたよ」というメールをもらいました。
また、その中でオリエンテーションに参加するようにということも書かれていました。
オリエンテーションでは、当日の会場の見取り図の説明と、
ボランティアとしてのいくつかのルール、および仕事内容の説明がされました。
私は、パンフレットを配る仕事を3日間、
ヘッドクオーターでボランティアの人たちのチェックインを受け付ける仕事を2日間しました。
ボランティアをする際には、背中にVolunteerとかかれたTシャツを着て、
名前が書かれたバッチをつけて行います。
パンフレット配りは、会場の入り口付近に立って、会場に入ってくる人たちや
通りがかりの人たちにパンフレットを渡すという作業を行いました。
ただたまに「一番近くのトイレはどこ?」「今日のショーはもう終わったの?」
「メインショーはどこでやるの?」「今日のメインショーは誰?」などの質問を受けるので、
これから行われるショーのことを把握しておいて、ちょっとどきどきしながらスタンバっている必要がありました。
とにかく何を問われているかを判断するというのが、今の私にとって一番難しいです。
ネイティブの人たちはとにかく早口で、しかも簡単な言葉を使って話しかけてくれるわけではないからです。
ヘッドクオーターでの仕事は、シフトに入る前にボランティアの人たちがサインアップに来るので、
名簿にチェックをつけたり、初めてシフトに入る人にTシャツとバッチを渡すという事務作業でした。
人の名前を聞き取って、その人の名前を探すという作業は意外に難しいです。
彼らは自分の名前を「FirstName→LastName」の順番で言うのですが、名簿は「LastName」順に並んでいるので毎回「LastNameはなんですか?」と聞き返し、それでも探せないときは「頭のスペルは何?」と聞き、
それでもわからないときは「どれ?」と名簿を見せたりしていました。
名前は今まで一度も聞いたことがないものがほとんどで、馴染みがなく想像できないため難しいのだと思います。
Jazz Festivalが終了した翌日には、お疲れパーティーがありました。
その中でくじ引きがあり、でっかいカナダTシャツが当たりました。
今回のボランティアではとても良い体験が沢山できたと思います。
ボランティアコーディネーターの方とそのほかのフェスティバルで働く人たちとのみに行ったり、
ボランティアのおばちゃんやおじちゃん達と話をしたり、年代が近い友達もできました。
これからもボランティアは探して経験していきたいと思っています。