2011年2月22日、ニュージーランド・クライストチャーチで発生した地震により街は被害を受けました。しかし、日本と同様、街も人々も日々復興に向けて進んでいます。 ■復興に向けての現状
公共交通手段であるバスは全面復旧しています。立ち入り禁止区域も地震発生当初からは大幅に縮小されましたが、被害の大きかった街のランドマーク「大聖堂」の周辺はまだ立ち入り禁止が続いています。地震発生後は、留学生を含む多くの学生がボランティアとして復旧作業に参加し、強い絆が生まれました。また、住民や学校も下水道復旧に協力するため、簡易トイレを率先して利用するなど身近な部分で協力しています。現在、ほとんどの学校は(一部仮校舎の場合もありますが)授業を再開しています。クライストチャーチ名物ともいえるエイボン川の川下りも全面的に再開しています。
クライストチャーチ市の留学協会 (Study Christchurch) が震災後に作成した動画をご紹介します。現地の高校生やボブ・パーカー市長からのメッセージなどを交えながら、いまの街や人々の様子をぜひご覧ください。
■ココが魅力!クライストチャーチ
ニュージーランドの南島にあるクライストチャーチは、「ガーデンシティ」の愛称で親しまれる緑溢れる街です。よく手入れをされた美しいイギリス式の公園が数多くあり、そのヨーロピアンな街並みは「イギリス国外で最もイギリスらしい街」といわれるほど。また、ニュージーランドのホエールウォッチングの本場カイコウラや、その景観の美しさから「女王にふさわしい町」とその名が付いたニュージーランド屈指のリゾート地クィーンズタウンへの玄関口でもあります。