complete・・・ ~完全な・・・~
こんにちは、帰国いたしました私です。
この留学は私にとって大きな経験となりました。
帰国前の数週間も、内容ぎっしりの素敵な思い出が出来たので
それらを少しご紹介させていただこうと思います。
学校のお友達はお別れ会を開いてくれ、メッセージカードやプレゼント
まで準備してくれて、本当にうれしかったです。
仲良しの韓国人が私にくれた言葉
「あなたはいつも私に楽しい時間を過ごさせてくれたし、私が初めてクラスに
来た日あなたがかけてくれた優しい言葉の数々は一生忘れないよ、たくさんの
時を共にしたから、今でも希帆と別れの時が来るなんて信じられないよ。」
私も彼女ととてもいい時間を過ごさせてもらいました。
色々な国の人から、様々なニックネームももらいましたよ。
トルコ名→Medine マディーナ
スペイン名→Mariajose マリャホゼ
一番呼ばれたのは 「 LL 」 何の略か分かりますか???
Little Leg。。。(小さい足) このニックネームはかなりお気に入りです。
ショートレッグ(短い足)じゃないだけマシですね。笑
学校自体のクリスマス休み前の最後の授業が私にとっての
最後の授業になったのですが、
最終日の1時間目はクラス関係なしで一つの部屋で先生たちも一緒に
映画鑑賞をし、2時間目はパブレッスンをしました。
(パブにてコーヒーを飲みながら会話を交わすだけの、テキストなしの授業でした)
パブに着いてすぐ、私のセカンドティーチャーが私に大きな包み紙の
プレゼントをくれました。
「これはあなたに。開けてみて」と。
開けてみると、それは英語の教材セットでした!
私がその先生に「私は日本に帰っても英語の勉強を続けます」
と言ったのを覚えててくれており、プレゼントしてくれたのです。
「あなたは、私にとって特別な生徒だからこれをあげるわ、
今まで誰にもこんなことはしたことないのよ♪」って・・・
嬉しすぎて涙が止まりませんでした。
この先生との思い出を少し・・・
初めてこの先生の授業を受けた時は、なんてつまらない授業なんだ
と思ったことと、クラスメイト全員がこの先生は良くない先生でみんな嫌いなんだ。
と言っていました。正直私も嫌いでした。
プリントを配り、その後ただ答えを読み上げ、生徒が理解できたか出来ていないかも
一切確認しない、ただ授業時間を終わらせるだけの先生でした。
私がクラスを移るという選択もありましたが、どうにかして彼女の授業を有意義に
受けれないものかと、いくつかの事を試してみました。
1.あなたから学びたい、という姿勢を表すため一生懸命彼女のレッスンを受ける
2.理解できなかったことは質問をする
(教えてもらった際には、必ずありがとうと言う)
これらを実践していたのですが、この先生は目に見えて変貌しました。
いつからか分かりませんが、彼女の授業はとても楽しく時間が経つのを忘れるくらい
でしたし、みんなから愛される先生になっておりクラスメイトはみんな彼女の事が
好きでした。(旧クラスメイト数人にこのことを話しましたが、信じてもらえませんでしたよ。w
それくらいの変わりようでした。)
いつも授業中に先生と二人でふざけていたのがとっても印象的です!
英語で話すので言いたいことはおそらく70%、よくても80パーセント伝わればいいところでしょう、
それなのに私に何を感じてくれたのかは分かりませんが、誰かの特別になれたことは
すごく嬉しいです。
帰国前に3泊4日、以前に1か月滞在していたケンブリッジのホストマザー宅に滞在させて
いただきました。
私が滞在していた今年の7月、英語も喋れず言いたことも言えないうちにブライトンに移動した
ので、是非お礼を言いたかったことと会話を楽しみたかったのです。
それはそれは大変良いものとなりました。
初日、バス停までお迎えに来てくださり、その夜はホストマザー(ジョシー)の彼氏の
息子さん夫婦と子供のディナーに招待してもらい
二日目、ジョシーと二人でマッタリテレビをみたりお茶をしたり・・
三日目、ジョシーの彼氏さんとその家族とのランチに連れて行ってもらいました。
相変わらずお世話好きの彼女は、朝食のトーストからなにから全部準備してくれるんです。
自分でするよ!と言うのですが好意でしてくださるのでありがとう、と甘えっぱなしでしたw
初めどうしていいものか分からず部屋に居ると、彼女はノックしてきて
「紅茶でも飲む?あなたが部屋にいたら私リビングで一人で寂しいじゃないの♪
お茶でもしましょうよ」と声を掛けてくれて、それからたくさんの事を話しました。
今は彼女が言っていることが理解できるし、前は彼女の事を何も知らなかったんだなぁと。
一番驚いたことは、彼女はイタリア人なんですって!ビックリしましたよwww
(私が知らなかったことにビックリ。イギリス人と思い込んでいましたからw)
あとは、彼女の旦那さんはもう亡くなっているのですが「普段は誰にも言わないし
今の彼氏はもちろん愛してるけど、やっぱり今でも彼の事を考えると寂しいの」とか
そう言ったことまで私に話してくれました。
そして夜になるとワインやウイスキーなどを二人で少し飲んでから就寝。
ブライトンでは全くなかった、ゆっくりした素敵な時間でした。
最後の数か月は、伝えたい事を英語で伝えることが出来るようになっていたし、
たくさんの友達との会話を楽しみ、時間を共有し、最高の時間を過ごしました。
タイトルの通り、この留学生活は完全で完璧なものとなりました。
これらの日々は一生私の財産になることでしょう。
ブログを読んで下さっていた方々、今までありがとうございました。