2015年留学ジャーナルのUCLA留学生による留学ブログ|FYI(ご参考までに)

「なんとなく留学したい」から「具体的な学校選び」まで。
カウンセリングのご予約やメールでのご相談はこちらから。

無料 留学相談

無料ですぐに
お届けします。

無料 資料請求

FYI(ご参考までに)

August 30, 2015

帰国を早めることになりました。

半期(6週間)をきっちりと終えていたので、

「6週間コース」の(えらく立派な)修了証書をもらいました。

 

振り返れば、留学前、ある占い師(@なんば)に

「この留学は非常に実り多いものとなる。

アーティストとの出会いがあるかも」 と言われた。

 

しかし、人気占い師とて、所詮は人の子

若干のズレがある。出会ったのは、

"con artist" (詐欺師)だった。

 

しょっぱなから住宅詐欺に遭った、この留学は

「屋根」と「カネ」と「気力」を失うことから始まった。

 

現地入りし、数週間は追いかけ回した。

皮肉にも、滞在を余儀なくされたホテルは、

住めたはずのアパートの真横。

IMG_1215.JPG

 毎日苦々しい気持ちで、この前を通り学校へ通った。

ふとした時に、アパートのオフィスに立ち寄り、

話をすると、なんと騙されたのは私だけではない。

NYから出張でUCLAに来たアメリカ人男性もやられたらしい。

 

こんなことが、誰かの「参考に」なる日が来てはならないが、

万が一のとき、取るべき(少なくとも私が踏んだ)ステップを記し、

このブログを締めたい。

 

FBI のインターネット犯罪専門の部署で(ここ↓)

http://www.ic3.gov/default.aspx

ネット上で訴えを起こし、

(ロス市警に直接出向いても、この手続きを代理でしてもらうだけの話)

 

アメリカの消費者庁にあたるところにも訴えておく。

https://www.ftccomplaintassistant.gov/Information#crnt&panel1-1

 

こういう場合、

アメリカの日本領事館、日本のアメリカ領事館は、

捜査権限がないため、役には立たない。

 

UCLAのLegal Serivcesをあたるものの、

https://www.studentlegal.ucla.edu/

これは正規の学生のみが使えるそう。

 

学校のディレクターにも話し、学生も時々世話になるという

弁護士も紹介してもらったが、30分200ドル

高い。これはムリ。

 

代わりに、もし、個人情報さえ特定できれば、

被害総額、$10,000以下の場合は、

Small Claims Court (少額の被害を扱う裁判所)というとこで

自分で弁護士を立てずに裁判を起こすことが出来るということを知った

http://www.lacourt.org/division/smallclaims/smallclaims.aspx

 

そこで、犯人の個人情報をidentifyするため、

最終的に私が金を振り込んだ相手先銀行

Bank of America のマネージャーにも相談した。

結果、私からの送金を引き出したのち、

即効口座はクローズされていることが分かった。

しかし、顧客情報に当たるので、私個人にはこれ以上は、

相手の住所、氏名などは教えられないと。

裁判所、もしくはFBI からの捜査を待ってほしいと。

 

ここで私は精根尽き果てた。

あとは、限りなくゼロに近いが、FBIの捜査を待つのみ。 

深追いはやめた。 

 

すっかり顔見知りになったアパートの管理人さんにも言われた。

They took your money, but can't take your life.

Your life goes on. Enjoy the life here!

 

あいつらが私から奪い取った金は絶対に身に付かないが、

私の得たものは多い。

 

電話を掛けまくり、訴状を作成し、

普通では行くことのないオフィスに足を運び、

第三者に分かりやすく説明し、

時に可愛くお願いしてみたり、

しぶとく粘ってみたり。

ずいぶん、英語力と論理性が鍛えられた・・・と願う。

 

さまざまな人の情に触れ、

自分の愚かさを思い知った。

 

学校では、

世界中の変わった子や、いい子と出会い、

ベテラン教員からは多くの英語と教授法を学んだ。

 

やっぱ、あの占いは当たってた。

「実りは多かった」

 

以下、ご参考までに。

気力も金も「全て」を失ったと思う時、

(実際はそうではない、と知るが)

もうこれ以上失うものがない、という楽観的発想と、

なにクソ!という負けん気があれば、

留学も人生も楽しめるみたいです。

 

最後に、この貴重なチャンスを下さった

留学ジャーナルの「奨学生プログラム」並びに、

お世話になりました関係者の皆様には心より感謝申し上げます。

ありがとうございました。

 ≪ 21(ラスベガスをぶっ飛ばせ)

プロフィール

profile
Yumiko Sumitani
神戸女学院大学文学部英文科卒業後、同大学大学院へ進学。イギリス文学を学ぶ。研究の傍ら、大阪、神戸の大学にて非常勤講師として英語や文学を教える。2015年、博士号(文学)を取得。同年、留学ジャーナルより「2015年UCLA奨学生」に選ばれる。半年の休暇を利用して、UCLA Extension提供の Academic Intensive English Program (AIEP) を12週間受講。さらなる語学力向上を目指す。

カレンダー

2015年UCLA留学生ブログに通う留学生ブログのページです。
留学の実現はここからスタート!短期留学や語学留学はもちろん、ワーキングホリデー、大学留学、大学院留学まで幅広くご紹介している留学ジャーナルが、皆さんの海外留学への思いをカタチに変えます。海外留学の実現は、留学ジャーナルで!

「なんとなく留学したい」から「具体的な学校選び」まで。
カウンセリングのご予約やメールでのご相談はこちらから。

無料 留学相談

無料ですぐに
お届けします。

無料 資料請求

TOP