Short Break(コーススケジュール)
夏季12週間コースは、前半6週と後半6週に分けられる。
6週終わった時に簡単な中間テスト(チェック)が行われる。
その後、土日を挟んだ5日間授業はお休みとなる。
この期間を使って小旅行に出かけることがおすすめ。
休暇のことはまたの機会にして、
今日は選択授業内容について。
上級クラスは午後は選択教科から
好きな科目が選べる。
私が選んだのは、
月、水曜日にTalk Shop
火、木曜日Mad About Movie
Talk Shopのクラスは何せ男性インストラクターの人柄が抜群
ベテラン教員がいちいち、これでもか!というくらい
人前で話すときの、文法、発音を矯正してくれる。
ためになる。おすすめ。
一方、Movieの先生は、さりげにイエール出身をアピールしてくるが、
自らも俳優をしているだけあって、なかなかイケメン。
アメリカ映画を通して見る、アメリカ文化、歴史、価値観であったり、
フィルム用語、構成、技術面を分析するもので、
Film Studies の入門の入門といったところ。
私も学生のときチラッとかじったが、
やっぱり面白い分野だな~と思う。
そのMovieクラスで知ったオススメ映画。
Into the Wild (2007)
実話を元にした同名タイトルの本を元にした映画。
アメリカの "transcendentalism" (19世紀の超越主義)と
上手く並行させて描かれている。
さすがは人文学のイエール出。
ここに描かれる自然と人間との絡み、
イギリス文学とアメリカ思想、
19世紀から20世紀への転換と継続についての説明が
ずいぶん噛み砕いて、はしょってくれてるだろうけど、
それが明解で本当によく理解できて楽しかった。
Into the Wild
1990年代、アメリカ
何もかも捨て、たった一人アラスカを目指した青年の話
自然と融合しようとすればするほど、
その厳しさをまざまざと思い知らされる
完全な自由を手に入れたあと、
最期の日記に記した言葉
"Happiness When Shared"
あー、やっぱ面白いな、Film Studies
と、感じた瞬間。