留学促進がテーマの国際会議 NAFSA2015参加レポート

留学促進がテーマの国際会議 NAFSA2015参加レポート

メイン会場内9.jpg毎年5月の最終週にアメリカで開催される海外留学関係者の国際会議 NAFSA Annual Conference 2015が、今年は大学都市としても知られるボストンで開催されました。留学ジャーナルからは今年2名で参加し、パートナー大学等とのミーティングやネットワーキングを精力的に行ってきました。

毎年、回を重ねるごとに参加者が増えているNAFSAの年次会議ですが、今年は1万人の大台を超え、約11,200人の参加があったと速報がありました。この年次会議は、ホストとなる都市が昨年はサンディエゴ、今年がボストン、そして来年はデンバーと移り変わるので、どこで開催されるかもアメリカの学校関係者にとっては参加者の数にかなり影響しているようです。ボストンは大学がたくさんあるということに加え、その近隣州から数人で車に同乗してやってきたという大学関係者も多く、今年はそんな地の利もあったようですが、海外からの参加で今年目立っていたのは、まぎれもなく「日本」だったのではないかと思います。

展示ホールの一画にピンクの桜を咲かせたJAPANゾーンの華やかさに加え、ケネディ米駐日大使が日米留学交流の促進キャンペーンThe TeamUpのプロモーションのため関連会場に足を運ぶなどされたことが、日本のプレゼンスをさらに強調していました。

積極的なプロモーション活動を実施する現地の大学

Fisher College (25).jpg会場ではJapanゾーンのように、各国のプロモーションを大学等が共同体で展開したり、単体の大学や留学関連企業の出展ブースでの商談がされるのですが、会場外でも、参加者を対象にキャンパスツアーを実施する近隣の大学もあります。

大学によっては大型バスを手配して一大ツアーを行うところもありますが、今回私が参加してきたのはボストン中心地にある私立大学のFisher Collegeで、10名ほどの小規模な集まりでした。ボストンは何度か訪れたことがあり、受付までは来たこともあったのですが、施設をいろいろ見せていただくのは初めて。大規模な州立大学の訪問もツアーをするのはかなりの運動量になるのですが、この大学はボストン市内の閑静な住宅街のタウンハウスにあり、「ここが大学?」と思ってしまう素敵なところである一方で、校内の移動には階段の上り下りが欠かせないので、運動不足の体には堪えます!

もともとは2年制の大学で、留学ジャーナルの雑誌にも2年制大学のカテゴリーで紹介していますが、現在はプログラムによって修士号まで提供する大学です。しかし変わらないのは「小規模でパーソナルなケアが行き届く大学」というところ。授業料は少々お高いのですが、そこに価値を感じられる人にはお勧めの大学といえます。

定期的に開催される大学説明会には、旅行者でも参加可能

BostonU (2).jpgせっかくなので他の大学もいろいろと見てこようと、ボストン大学にも足を運んでみました。

大学のWEBサイトで確認したInformation Sessionの開始時間に合わせて出かけてみたところ、予約なしでも参加させてもらえたので高校生に混じって大学のアドミッション担当者からの説明を聞かせていただきました。

去年もUCBやスタンフォードで同様の説明会に参加しましたが、大学によって説明する人、その内容も異なり、ここではボストン大学への出願者傾向、合格者の成績やエッセイの内容、課外活動の実績など、具体的なケーススタディがあげられ、さすがに名門大学といわれる大学へ出願してくる高校生たちは、成績がいいだけではないということがわかると同時に、アメリカの高校で行われている進路指導というのがどんなものなのかが想像できる話でした。

参加していたのは、日本でいう中学3年生くらいから高校2年生までくらいの子どもたちとその親で、出てくる質問も、「ちゃんと調べているなぁ」と思わせるようなことがほとんど。こうした説明会は、旅行者でも参加でき、大抵の場合はその後にキャンパスツアーなどが行われるので、海外の大学を考えている人にはモチベーションもあがるいい経験になると思います。先生方にも、旅行でこうした大学がある街を訪れる際に参加してみていただくと、進路指導の参考になると思います。

※事前予約をしていないと定員で断られる場合はあります。詳細は各大学のWEBサイトで確認しましょう。

今回のコラム担当

代表取締役副社長 加藤ゆかり

【Profile】

横浜市立大学卒。ニュージーランドでの1年間の海外生活を機に、帰国後、英会話講師を経て現在の(株)留学ジャーナル前身であるICS国際文化教育センターで留学カウンセラーの職につく。名古屋支店長を経て、2001年よりプロダクトマネージャーとしてプログラム開発等に従事し、2003年1月同社取締役就任。現在、(株)留学ジャーナル代表取締役副社長として、日本人の海外留学促進に努めている。JAOS海外留学協議会理事、留学・語学研修等協議会常任幹事。

コラム一覧へ戻る

海外研修のことなら留学ジャーナルにお任せください!まずはお気軽にお問い合わせください。 フリーコール 0120-890-087 ※お近くの支店へ繋がります。 お問い合わせはこちら