Why Study Hawai'i? ハワイ留学の魅力再発見
11月中旬、Study Hawaii Press Tour の招待を受け、ハワイに行ってきました。
特に印象に残ったのは、語学留学の学生からも、大学院で学ぶ学生からも出てきたのが No Discrimination つまり差別がないこと。アメリカ本土ではよくある、いわれのない差別的な言葉を聞くことがないと。ポリネシア文化や美しい自然のなせる技でしょうか。
今回のプレスツアーを招待した Study Hawaiiの代表、Joel Weaver氏も、もともとは留学生としてアメリカ本土の大学で学び、その後ハワイに移り、初めて感じた E Komo Maiという言葉、Welcomingな雰囲気に魅せられたと話していました。
これも生活をする環境として重要なポイントですが、やはり留学では「学び」の環境がどうか気になりますね。そこで次に出て来るのが "Hawai'i, the Best Classroom in the World" という、今回のプレスツアーの企画テーマであり、Study Hawaiiが世界中に発信するテーマです。
Hawai'i, the Best Classroom in the World
今回は、そうした実習の場を体感できる施設や教室の見学を中心にツアーが組まれていました。
例えば Marine Biology(海洋生物学)では、サンゴ礁の島に建てられた研究室で学べるのはココだけ!ということで、ワイキキから40分ほど車を走らせた船着き場から小舟で渡った Institute of Marine Biology at Coconut Island を見学。サンゴ礁の研究はもちろんですが、海の生物や海洋資源、そして実は森林も近いという中で環境保護など、さまざまに関連した研究素材がすぐそばにあるというのが学生さんたちのココを選んだ理由にあがりました。また Culinary Arts(料理)では、世界中の観光客を満足させるレストランで腕を振るうワールドクラスのシェフから指導で技術が磨ける!ということで、カレッジ内のレストランで州知事の奥様も同席をしてのランチをいただきましたが、一流ホテルのレストランでいただいているような気分になりました。料理やホテル経営など、ホスピタリティを学ぶ場所としては他にも良い場所はいろいろありますが、ハワイの場合はエコツーリズム、メディカルツーリズム、アグリツーリズムなど、様々な分野を学ぶ環境があることを改めて知ることが出来ました。 こうした学習環境、研究素材を利用したツアーの造成ができる魅力に加えて、ハワイまでの距離的な、そして時間的な身近さも今更ながらに実感しました。というのも、ハワイと日本、時差はマイナス19時間ありますが、考え方を変えれば日本の朝10時がハワイの(前日ではありますが)午後3時、つまり5時間しか違わない。フライト時間も7時間前後なので体への負担も少ない。中学生や高校生に、学ぶことの楽しさを発見する海外研修を気軽に体験する場所として、ハワイ、これから少しづつご紹介をしていきたいと思います。今回のコラム担当
代表取締役副社長 加藤ゆかり
【Profile】
横浜市立大学卒。
ニュージーランドでの1年間の海外生活を機に、帰国後、英会話講師を経て現在の(株)留学ジャーナル前身であるICS国際文化教育センターで留学カウンセラーの職につく。名古屋支店長を経て、2001年よりプロダクトマネージャーとしてプログラム開発等に従事し、2003年1月同社取締役就任。現在、(株)留学ジャーナル代表として、日本人の海外留学促進に努めている。
JAOS海外留学協議会副理事長、留学・語学研修等協議会副会長。
国家資格キャリアコンサルタント
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