海外で身につく異文化コミュニケーション

art-ball-shaped-blur-326036_250.jpg近年、日本社会では「グローバル」という言葉をよく目にするようになってきました。

今や海外とのビジネスや教育の連携は避けては通れない道となっています。

そのような状況で、国際的な社会で活躍する人材を育成することが今日本の企業や教育機関に求められる急務となっているように感じます。

最近の傾向としては、1~3ヵ月程度の語学留学を、研修の一環として導入する企業様が増えてきています。語学力のみならず、異文化でのコミュニケーション能力や理解力を向上させる目的で、実施しているようです。

では、海外で身につけられる異文化コミュニケーション能力とは何でしょう。

私は「受容する力:受容力」だと考えています。

言い換えると「他人が持つ価値観や考え方を理解し受け入れようとする力」です。

他人を全て理解することはほぼ不可能です。しかし、そこで及び腰になるのではなく相手の考えを理解しようと努力することが受容力を伸ばす良い機会となるのです。その力こそが国際社会に出て活躍する人材になるためのコアな能力・資質になり得ると考えています。

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当社ではこれから留学するお客様に対して行う事前オリエンテーションで、留学先には様々な文化や価値観を持つ人々がいるため、その中で相手に対して偏見を持たず、積極的に相手を理解するように努めてくださいという話をしています。相手を理解して初めて自分を理解してもらえる。異文化コミュニケーションの基礎であり、自分の意見を主張するためのファーストステップです。

研修後は、多くの参加者の方から「海外を経験することで相手の話に傾聴できるようになり、帰国後の仕事に活かすことができた」、「海外赴任前の研修として活かすことができた」などのお声を頂いています。1~3ヵ月の研修でも、研修後の方の姿勢は行く前とは大きく異なります。

今後の国際社会で活躍する人材育成のためにも、これからは異文化コミュニケーション能力の向上を考えていただきたいと思います。

今回のコラム担当

グローバルビジネス部 H

【Profile】

立教大学異文化コミュニケーション学部卒。学生時代に経験したアメリカへの長期語学留学を機に、留学に興味が湧く。新卒で入社した企業での営業職を経て、ニュージーランドでワーキングホリデーを経験。現地での経験を活かし現在の会社へ就職。現在は法人営業として稼働。

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