研修先としてのアジア

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企業・学校での研修において「アジア圏」というと、ちょっと敬遠しがちなイメージがあります。

当社も、主に欧米圏の留学をご紹介しているので、初めの頃はアジア圏の留学はなかなか手が出ませんでした。しかし、社会の流れは今やアジアに目が向いているのも事実です。

仕事柄、多くの企業や学校へ伺い、海外研修の企画立案・実施をさせていただいていますが、以前に比べ、ここ数年でアジアの需要は飛躍的に多くなっているように感じます。費用的に安価という点もありますが、そのほかにも地理的に近い、英語を日常的に使うアジアの国が台頭してきている、という点もアジア人気を加速させている要因ではないかと思います。

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少し前のアジアのイメージというと、生活環境が整っていない、治安が良くない、英語が通じないなどネガティブなイメージが多く、なかなか実用的な研修まで精錬させることが難しい状況にありましたが、今やそのようなイメージは時代遅れといっても良いでしょう。

私共もアジア諸国(特に英語を日常的に使用している国)へ研修や視察などで訪れる機会があります。特に、留学先として近年よく聞く、シンガポール、マレーシア、フィリピンは、生活環境も非常に整っていますし、英語学習をする場というのも同様に整えられています。実際、町を歩いていても、一部(かなりローカルな場所)を除き、英語だけで問題なく過ごせました。

「百聞は一見にしかず」。

現地へ足を運んでみると、もともと持っていたネガティブなイメージとは異なる光景が広がり、日本からの留学生も多く生活している実情を見ることができました。

近い将来、アジア諸国が世界の経済を動かしていく…!

アジア諸国は、地理的にも近く、今後の日本のあり方を考えると切っても切り離せない国々とも言われています。

ビジネスをする上では、アジアの経済発展の中心地であるシンガポールや急激な発展を遂げているタイ、ベトナムなどと関係を持つことは火を見るよりも明らかですし、人材不足の日本では訪日外国人(インバウンド)の数も増えることが予測されます。

また、一説には、約30年後の2050年にはアジア諸国のGDPが世界ランキングで上位を占めるとも言われていて、中国やインド、インドネシアなどはランキング上位に名を連ねるアジア諸国として予想されています。

つまり、現状ではアジア諸国が世界の経済を動かす大きな要因となり得る可能性が高いということです。そのような国々と関わる機会が増えると予想される中で、アジアでの研修を忌避してしまうのは時代錯誤といえるでしょう。企業であれば「若手」のうちに、学校であれば「中学・高校生」の多感な時期に、アジアを見る機会をもうける取り組みは今後の日本社会で生きていく中できっと役立ちます。

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前述の通り、弊社では主に欧米圏の留学や研修の企画などをご案内しておりますが、法人様に限ってはアジア諸国の研修も一部お手伝いさせていただいております。ぜひ、アジア圏での留学・研修にご興味がおありでしたら、「留学ジャーナル」までお問い合わせくださいませ。みなさまのお役に立てる日を楽しみにしております。

今回のコラム担当

グローバルビジネス部 H

【Profile】

立教大学異文化コミュニケーション学部卒。学生時代に経験したアメリカへの長期語学留学を機に、留学に興味が湧く。新卒で入社した企業での営業職を経て、ニュージーランドでワーキングホリデーを経験。現地での経験を活かし現在の会社へ就職。現在は法人営業として活動中。

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