就職活動の文化のちがい

就職活動の文化のちがい

私たちが当たり前に行っている就職活動は海外の視点から客観的に見ると、非常に異質だという声をよく聞きます。日本は新卒一括採用制度のため、大学卒業予定の学生を対象に、毎年決まった時期に求人し、卒業後はすぐに勤務させるという、独特な雇用慣行があります。

私たち日本人の常識で考えると、大学生を卒業したあと、新卒採用枠で企業の選考にエントリーする形が一般的です。多くの企業が、説明会を開催し、エントリーシートを提出させ、面接試験あるいは筆記試験などを何度か行い、役員協議を経て、学生に内定をだすというプロセスです。就活生にとって、内定獲得までは「いばらの道」という感じですね。

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日本の大学生であれば、たいていはこの就職活動のプロセスを当たり前に考えると思います。しかし、海外の視点で考えると「なぜ一度に大人数を雇用するのか」、「なぜみんな同じ服装で同じ髪型なのか」など日本の就職活動の実態に関して、疑問に思う点が多くあるようです。

日本とアメリカとの就職活動の違い

私はアメリカのシアトルに留学をしていた頃、外資系企業で働く多くの日本人と話す機会がありました。現在働いている企業についてや、就職するまでの経緯についてお話を聞いた際、「日本の就職活動についてどう思われますか?」とお伺いすると、みなさん口を揃えて「異質」と答えていました。

まず、アメリカの場合、実務経験が重要視されるため、自社で育てるという考え方はあまり無く、即戦力が求められます。そのためアメリカの学生は長期間のインターンシップに積極的に参加する人が多く、そこで自分の興味のある分野の実践的なスキルや知識を身につけます。これは日本のポテンシャル採用と大きく異なる点です。

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また、アメリカは日本のように新卒採用枠というものは無く、基本的に通年採用なので、就職活動を行うタイミングや時期は人によってさまざまです。内定が得られない…と焦ったり、ほかの人と比べたり、周りの目を気にしながら就職活動をするといった不安は感じにくいと言えるでしょう。

留学をすると、今まで日本で当たり前と感じていたことが、海外では当たり前ではないと深く実感できます。現地では英語に触れることはもちろん、その国ならではの文化や価値観が身につきます。日本とアメリカの就職活動の違い以外にも、日本の常識と異なる発見が得られるかもしれません。留学で、海外から日本を見てみませんか?

今回のコラム担当

グローバルビジネス部 川邉

【Profile】

大学四年次を休学しアメリカ・シアトルへ長期留学。 現地のコミュニティカレッジではビジネスを専攻する。 留学中は学生団体の発足やボストンキャリアフォーラムへの参加など幅広く活動。また日系留学エージェント会社でインターンシップも経験。現在は自身の留学経験を活かし、主に大学や英会話学校などに出向き留学相談に従事している。

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