高校で行った留学講座。最も生徒さんの興味を惹いたのは...

留学を身近なものとし、より多くの日本人を海外に送り出し、グローバル人材を育成したい。

そのためには幅広く、多くの人々に留学の意義や魅力を伝えることも必要---。留学ジャーナルでは以前より、高校や大学、自治体で、留学やグルーバル教育をテーマに講演・セミナー活動を行っていますが、近年、ご依頼を頂く機会が増えています。

先日は、渋谷区にある関東国際高校で、海外大学留学についてお話をさせていただきました。同校は国際化に力を入れている高校です。外国人の学生、帰国子女も多く、高い語学力を持つ学生が少なくありません。海外大学留学を目指すクラスもありますが、進路を決める段階で、日本の大学に転向してしまう生徒さんもいるそうです。

今回のセミナーは、海外大学留学クラスの生徒さんと保護者の方々を対象としたもの。海外の大学への進学を着実に進めて欲しい想いを込め、海外大学留学のメリットを改めてお伝えするとともに、実際に入学留学する際のステップや、費用に関することを中心にまとめてみました。

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大学は社会に出るための力をつける"成長の場"です。海外の大学を選んだ場合、日本にいてはなかなか得られない、ある経験ができます。それは居心地の良い場所=コンフォートゾーン(Comfort Zone)から飛び出す経験です。居心地のいい場所に居続けると人間は成長しません。留学は楽しいこともたくさんありますが、大変なこともあります。自分の思いが伝わらない、相手が動いてくれない、だから考える、工夫する、努力する。そんな経験を通して大きな成長が得られるのです。

また、進学先を海外に広げることで、進路の選択肢の幅が大きく広がります。日本の大学は約790校弱ですが、アメリカには約3000校の大学があります。イギリス、カナダ、オーストラリア...と国の選択肢も広がり、これらの国に留学することで、世界中にネットワークを広げることができます。また各国で日本にない専攻や、日本より進んだ分野もあり、将来の可能性がぐっと広がります。

意外と知られていない、留学実現の近道。

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そして、海外大学留学の出願方法について。実は最も生徒さんが興味を持ったのは、この進学のステップの話だと思います。

関東国際高校は、既に語学力がある生徒さんが多いため、最初から4年制大学に直接入学を目指すケースが多いようですが、2年制のコミュニティカレッジから4年制大学に編入する方法をとることで、最終的によりレベルの高い4年制大学を狙えたり、4年間トータルの授業料を大きく抑えられることは、あまり知られていなかったようです。

保護者の方の関心が高かったのは、やはり費用について。

海外の大学の授業料は日本より高めです。しかし、費用を抑える方法がいろいろあります。授業料が格段に安いコミュニティカレッジからの編入で費用を抑えることができる一方、私立大学では充実した奨学金制度もあります。

日本政府による海外留学奨学金(意外と知られていません)や、学生の成績に応じて数百ドルから授業料全額免除まで様々な奨学金を大学が提供していることをお話したところ、セミナーの後には奨学金に関するご質問を多数頂きました。

留学に関する講演・セミナー・勉強会の講師を承っております。

留学ジャーナルではこれまでに各地の高校や教育機関で留学に関する講演、セミナーを承ってきました。学生・教師・保護者向けに、幅広いテーマで対応が可能です。

セミナーに参加した一人でも多くの生徒さんが、海外大学留学を実現されることが、本日の私の目標ではありますが、実際の声に触れられるのもセミナー・講演活動の良いところ。どんな留学情報が求められているのか、そんな実情も学びながら、これからも日本全国で留学の魅力を伝えていこうと思います。どうぞお気軽にお問い合わせください。

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今回のコラム担当

代表取締役副社長 加藤ゆかり

【Profile】

横浜市立大学卒。 ニュージーランドでの1年間の海外生活を機に、帰国後、英会話講師を経て現在の(株)留学ジャーナル前身であるICS国際文化教育センターで留学カウンセラーの職につく。名古屋支店長を経て、2001年よりプロダクトマネージャーとしてプログラム開発等に従事し、2003年1月同社取締役就任。現在、(株)留学ジャーナル代表として、日本人の海外留学促進に努めている。 JAOS海外留学協議会理事長、留学・語学研修等協議会副会長。 国家資格キャリアコンサルタント

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