短期の留学でも絶対に意味はある!3つの理由
留学の相談をお客様としていると「短期留学って意味がありますか?」という質問をよく受けます。
確かに言語を習得するのに1~2ヵ月、場合によっては数週間勉強しただけでその言語を話せるようになるのは難しいですよね。中には「短期の留学ではなくて、旅行したら?と友達に言われました」なんてこともあります。では短期の留学は意味が無いのか...?という質問については、短期の留学でも絶対に意味はある!と私は思います。旅行との違いや短期の留学で得られるもの、短期留学でも意味がある理由を紹介します!
【海外の友達ができる】
旅行と留学での一番の違いは「海外の友達ができること」と私は思います。旅行ですと、自分の見たいものを見て、食べたいものを食べて、現地や海外の人と話す機会はほぼほぼお店での接客くらいでしょうか。ただ、留学の場合は、短期間であっても学校へ通います。そうすると、その学校には世界中から留学生が集まります。友達ができるか不安…と思いますが、他国から来た留学生たちも、自分の国から異文化環境で英語を学ぶ目的で来ており、みんな「友達を作りたい」と思っているので友達は思っている以上に作れます。
留学ジャーナルでは実際に留学へ行った方から現地レポートを頂いておりますが「短期の留学でも、まさかこんなに仲良くなる友達が出来るとは思わなかった!」という報告はよく目にします。またシャイな日本人同士であればお互いなかなか声を掛けづらく友達になるのに時間がかかりますが、留学先では世界中から留学生が来ており、特に南米の方はフレンドリーな人が多いのであっという間に友達になれると思います。またホームステイをすることによって現地の人との交流も出来ます。最近はSNSが復旧しておりますので、帰国後も海外の友達と交流を続けている方は多いです。
【英語力が上がる】
冒頭で数週間の留学で話せるようになるのは難しいと書きましたが、英語力が上がらないわけではありません。確かに流暢に話せるようになるのは難しいですが、リスニング力が上がったという方は多く、「1ヵ月間の留学から帰国後に受けたTOEICで、リスニングが100点以上上がった」という報告を頂いたことがあります。
日本で英語を学んでいたら、1~2時間英語レッスンをしても終わってしまえば日本語ですが、留学をすると学校の授業はもちろん英語、放課後は他国の友達と英語を使いながら観光をして、ホームステイ先に帰ったらホストファミリーと英語で話すので、1日中ほぼずっと英語を使う生活なので、耳が英語に慣れてきます。そして話す“コツ“も徐々に掴めてくるので、流暢に話せなくても英語でコミュニケーションを取れるようになってくるはずです。
【積極性が身につく!】
積極性を感じたのは、特に学校での授業の時のこと。留学すると「授業の受け方の違い」に驚きます。私が学生だった頃は日本での英語の授業は先生が黒板に書いて、それをノートに書き写す。先生がわからないところ、またはわかったかと聞かれても、誰も特に何も発言しない、という受け身の授業でした。ところが留学をしてさまざまな国からの留学生と一緒に授業を受けると授業の受け方が全く違うことを体感しました。
わからないことがあればすぐに、先生が聞かなくてもどんどん質問をしますし、先生が「ではあなた」と指しても別の人が先に答えてしまったり、日本のことを聞かれているのにブラジルの人が先に答えてしまう…ということもありました。細かい文法や間違いなどは気にせずにとにかく発言する、そんな積極的な人たちと一緒に同じクラスで学んでいると今までの受け身の授業では通用せず、「積極的に授業を受けないと!」という気持ちになります。日本人だけのクラスで学ぶことと、さまざまな国の人と一緒に学ぶことの違いを知れたことは良い意味でカルチャーショックでした。そして「わかった」と伝えることも大切だと実感しました。
ということで、短期の留学でも絶対に意味はあると私は思っております。実際に留学ジャーナルでたくさん頂いている「現地レポート」にも「短期でも留学して本当によかった」「夢のような3週間だった」「旅行では味わえない、現地の人、世界中から集まった人たちとの縁を感じ刺激的で楽しい経験ができた」などなど報告を頂いております。留学に興味がある方ももちろん、まだ迷ている…という方も、短期間でもいいのでぜひ留学にチャレンジしてみて下さい。得られるものも多いですし、何よりも楽しいはずです!
今回のコラム担当
グローバルビジネス部 S
【Profile】
アメリカ、テキサス州に留学。留学ジャーナル入社後、留学カウンセラーとして勤務し、団体研修の企画提案や引率に携わる。プライベートでも毎年海外を訪れ、訪問した国は20カ国。現在は、大学や英会話学校の留学相談会で、個人留学のアドバイスをしている。
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