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編集長が実践。休暇を利用してオンライン留学

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公開 : 2020.05.22

更新 : 2022.04.28

今年のゴールデンウィークは仕事が休みでもSTAY HOME週間で、行くところなし。そこでコロナ禍になる前からオンライン授業を提供しているイギリスLondon School of EnglishのVirtual General Englishを1週間受講してみることにしました。このコロナ禍でいろいろな学校がオンライン授業を初導入していますが、この学校は普段からグローバル企業ではあたり前のオンライン会議を想定してビジネス英語の授業を行うなど、ビデオ会議システムを利用した授業や、海外の企業にオンラインで授業を提供することにも実績があります。いろいろな学校が体験レッスンを提供している中、せっかくなら1週間しっかりとバーチャルで「おうち留学」をしようと、少々授業料は高めですが申し込みをしました。

オンライン留学初日

授業開始までにインストラクターからZoomリンクとIDが送られてきます。私は連休が明けた後の仕事との兼ね合いもあったのでロンドン時間では10時~13時半、日本時間では18時~21時半のクラスを希望し、初日は17時くらいからソワソワしながら授業が始まるのを待ちました。

15分くらい前から指定のZoomミーティングに入ったものの、自分以外は誰もいない状態だったので音声とビデオをミュートにして誰かが入ってくるのを待っていると、時間ピッタリにインストラクターと生徒2名が入り、雑談をし始めたので、私も音声とビデオのミュート解除をしてクラスに参加。

クラスメイトは...

授業開始は受講生3人で始まりましたが、クラスメイトは私を含めて6名。スペイン出身でドイツで働くマリア、ご主人の仕事の関係で1ヵ月前にロンドンに入り、そのままリモート生活になってしまったというブラジル出身のアリーナ、またご主人とパリに住むコロンビア出身のアンジェリカ。初日午後の時間から遅れて入ったカーシャはロンドンで経済を学ぶために留学中の学生。火曜日から入ってきたのが週末にロンドンから韓国に帰国してバーチャル授業を継続しているジウと、全員国籍が違うまさにインターナショナルクラスで、先生は教師経験11年のジョニー先生です。

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あっという間の90分

初日の前半90分の授業は自己紹介などのアイスブレイクもあり、比較的余裕の気分でしたが先生はそんな雑談においても受講生それぞれの会話から間違った表現や文法、使った単語やイディオムの類似語や反対語などテンポよくメモを見せながら各自に気づかせ、また他の人が指摘されている事からも使ったことのない単語や表現が出てきたりするので思った以上に集中していたせいか30分の休憩をはさんで後半90分もあっという間に終わりました。

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グループワークもあり

2日目は前日の単語やイディオムなどを使った会話練習からスタート。Zoomの中でグループを2つに分けて確認と演習をするのですが、こうしたグループワークも一日の授業の中で数回行われます。もともと少人数のクラスがさらにペアワークなど少人数になるので気を抜く暇がありません。また宿題が出される日もあるので授業以外にも英語に接する時間がかなりあったような気がします。

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自分のレベルに合うクラス

レッスンを申し込んだ後にQuestionnaireを送るのですが、そこには英語を使う頻度や英語テストのスコアなど英語力の自己申告に加え、自由記述欄に自分がレッスンで特に強化したい部分やなぜ受講をするのか、目的や目標はといったことを書きます。そしてそれを書くのにどのくらいの時間を要したかを回答し、それをもとにクラス分けがされるようです。

ゲーム感覚でテスト。結果は...?

3日間は仕事が休みだったので、授業前に前日の復習を多少できたのですが、後半の2日間は18時まで仕事をした後のクラスで復習や準備をする余裕がありませんでした(仕事が17時までだったら、もう数週間続けたかったな...というのが本音です)。最終日のレッスンは1週間のレッスンに出てきた語彙やイディオム、文法をKahootというクイズツールを使ってゲーム感覚でテスト。途中まではなんとクラスのトップで走っていたのですが最後3問くらいを間違い続けて残念ながら最終順位は3位。うろ覚えのものも多かったので、改めて週末にでも勉強しなおそうと思いました。

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クラスメイトから刺激

また最後の90分は「自然豊かな島の自治体と島にホテルを建設して発展させる」というディベロッパーに分かれて、お互いの要求をどれだけ相手に納得させて交渉を成立させるか、というアクティビティ。授業で繰り返し使った仮定法や言い回しなどをいくつもちゃんと使って交渉をしてきたマリアさん。常に先生の指摘をメモにとり、疑問点はしっかりと聞いて確認するといった姿勢は素晴らしく、見習わなければいけないなと毎回感じさせられました。

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今だからこそ、オンラインならではの良さ

最後はみんなでモニター上の記念写真を撮って終了!次の週も授業をとるのは2人だけで、あとは私と同様に仕事に戻るようでした。わずか1週間、パソコン上でのクラスメイトでしたが、お互いに「日本にいったら遊びに行っていい?」「パリに来たら連絡してね」と声をかけあうなど、こんな時代ならではのネットワークができたのは想像以上の成果でした。1週間留学なら気軽に休暇をとっていけますが、さすがにそうそう頻繁にはいけません。でもオンライン留学での1週間なら、毎月飛び込んでいくのもありかなとも思いました。

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EDITOR

雑誌留学ジャーナル編集長 加藤ゆかり

留学カウンセリング、手配業務、ツアー企画など名古屋支店での幅広い年代に対して、さまざまな形で留学支援を行った後、本社マーケティング部を経て今に至る。留学ジャーナル別冊「海外の大学・大学院留学完全ガイド」プロデューサー。

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