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公開 : 2020.09.16
更新 : 2022.04.28
留学ジャーナルカウンセラー2名がオンライン留学プログラムについて対談。2人とも留学経験はあるけれど、オンライン留学は初めてです。今回は大阪留学ジャーナルカウンセリングセンターの釜坂カウンセラーが、オーストラリア・ブリスベンにある、クィーンズランド大学のトライアルレッスンを受けた藤野カウンセラーに話を聞きました。
釜:大阪留学ジャーナルカウンセラーの釜坂と、
藤:大阪留学ジャーナルカウンセラーの藤野です。
釜:コロナ禍で海外渡航できない=留学できない状況の中、今、オンラインでの留学プログラムがたくさん紹介されていますね。本日は、藤野さんが受けた「オンライン留学プログラム」について話を聞いていきたいと思います。
藤:「オンライン留学」は初めて、という方がほとんどだと思います。釜坂さん、まず「留学」というとどんなイメージをお持ちですか?
釜:「留学」の経験はありますが、行く前を思い返してみると、語学学校とか...現地の学校に通って、英語を学ぶ、生活する、あとは楽しむ!というイメージですかね。
藤:そうですね、そういうイメージをお持ちの方、多いと思います、なので「オンライン留学」って言われると、何?、どうなの...?と思いませんか?
釜:確かに、、想像しにくいです。
藤:私たちカウンセラーも、「オンライン留学」は初めてで、どういうものなのか、どんな人におすすめか、受講時間や場所、接続ツールは何を使う?など、わからないことばかりです。
なので実際に自分たちで体験してみよう!と、トライアルレッスンを受けてみました。
藤:私が受けたのは、オーストラリア・クィーンズランド州ブリスベンにある名門、クィーンズランド大学 The University of Queensland(ICTE-UQ)の英語集中コースです(2021年の開講は未定です)。
釜:名門大学というと、ハードル高そうですけども...。
藤:留学生用に以前から開講されている英語コースのオンライン版です。現地の大学の授業を受けるのではなく「聞き取り」「会話」「読み」「書き」「文法」「発音」などを中心に学びます。レベル分けテストもあるので、初心者でも大丈夫ですよ。
釜:留学生用のコースだし、レベル分けテストで自分に合うクラスで参加できると、いいですね。
藤:そうです。テストの結果で受講のクラスが決まります。
釜:なるほど...。何名ぐらい参加していましたか?
藤:トライアルレッスンでは、ベトナム、中国、タイ、と日本など30名ほどが参加していました。実際は1クラスあたり、最大18名までの設定です。
藤:オンラインプログラムは現地とつないでレッスンが行われるため、時差が影響してくるのですが、ブリスベンは、日本との時差が1時間なので参加しやすいです。
私が参加したトライアルレッスンは日本時間午後3:00~の回でした。
釜:北米やヨーロッパなど国によっては、日本時間が深夜や早朝になるプログラムもあるので、それを考えると時差1時間は楽ですね。自分と現地と生活リズムがほとんど変わらないので、これは嬉しいポイントです。
藤:授業は、Zoomを利用しました。
釜:Zoom、使ったことないな、とかオンラインのツールってなんか焦りません?
藤:授業が始まる前に、コースの説明と併せて、Zoomの使い方もしっかりと丁寧に教えてくれます。
Zoomの中でも、授業内でよく使うボタンなど細かく説明してくれるので、私...機械音痴なんですけど、安心でした!
釜:助かりますね。
藤:実際のオンライン授業ですと1日2時間、4時間の授業時間ですが、トライアルレッスンは、通常より短い45分間でした。
釜:トライアルレッスンなので、だいぶ短縮されているんでしょうか?
藤:まず始めに「リスニング」です。出された文章を見ながら、音声を聞いて、そのあと、みんなで挙手制で質問に応えるという形式です。
釜:"挙手制"って参加している感がありますね!
藤:その次に「スピーキング」。5人位のグループに分かれて、内容についてディスカッションをします。発言を求められるので、緊張感がありました。
釜:トライアルレッスンといえど、しっかりとした内容ですね。
藤:各グループに先生がつき、アドバイスなどもしてもらえました。
釜:でもやっぱり、クラスメイトとの交流とか、接続は大丈夫か、とか「オンラインてどうなの...」と思ってしまうところがあるんですけど、オンラインの良さってありましたか?
藤:私も受ける前までは、どうかな?と思っていたんですけど、
先生たちがオンライン慣れしていて、画面の切り替えなどスムーズに授業が進みました。終始私たちをリードしてくれて参加しやすく工夫されている感じです。対面授業に参加しているのと同じような感覚で発言できました。
オンラインならではというか、画面越しに「みんなの目」があるので緊張感があり、いつ当てられるんだろう...とドキドキしていましたが、集中して参加できます。
釜:「みんなの目」...確かに。結構見られているんですね。
藤:気が抜けません。Zoomのほかにも、意見を投稿するアプリなどさまざまなテクノロジーを利用した授業が進んでいくので、飽きずに参加できると思います。
藤:ディスカッションで意見を交わすのでそのグループ内で交流ができます。また、授業の後に参加できる会話クラブやネット上で合唱するコーラスクラブなど、面白そうなアクティビティもあるようです!
釜:英語の勉強だけでなく、アクティビティに参加すると、習った会話表現などを試してみるいい機会になりますよね。
藤:クラスメイト以外の人たちとの交流が広がりますね。
藤:オンラインのメリットとして、まずは航空券、滞在費、ビザが要らないので、リーズナブルに留学できるのが魅力です。
釜:コロナ禍で暗い雰囲気もありますが、自宅に居ながらオンライン留学を経験して、他国のクラスメイトと意見を交わしたり、刺激を受けたりして、考え方がポジティブに広がりそうですね!
藤:はい、とても楽しかったです!トライアルレッスンだと物足りないくらいでした!
現地には行けないけれど、日本に居ながら他国籍のクラスメイトと一緒に、緊張感のある授業を受けるという経験は、コロナ禍にならなかったらできなかったかもしれません。
新しい留学のカタチとしておすすめです。
「オンライン留学」は単に英語力を身につけるだけでなく「外国人とオンライン上でコミュニケーションする」ことを体験できます。アフターコロナの時代に、このオンライン上でのコミュニケーション力は、必須になると思います!
表情や言葉のわかりづらさなど、対面で話すときとの違いや、場の空気感など、実際に体験してみて「オンラインならではの感覚」に気づけたのはとても良かったなと思います。
釜:コロナ禍でより「ネット環境さえあれば世界中と繋がることができる」と思うようになりました。今後ますますオンラインコミュニケーションが活発になりそうですよね。
私も次回は、英語力だけでなく、「オンライン上でのコミュニケーション力」を意識して受けてみたいと思います!
「オンライン留学プログラム」について、気になっているけど、いきなり受けるのはちょっと...というみなさん、ぜひトライアルレッスンを受けてみてはいかがでしょうか。カウンセリングでは、ほかのプログラムについても、詳しくお話ししています。
留学に関するわからないことは、ぜひ留学ジャーナルカウンセリングセンターへご相談ください。