Sport Management/Administration(スポーツマネジメント/アドミニストレーション)
スポーツマネジメントは、スポーツをビジネスとして捉え、経済あるいは産業活動として研究する学問です。プロスポーツ活動をはじめ、オリンピックや世界選手権などの国際大会、NCAA のようなアマチュアスポーツ団体も含めて、チームやイベントの運営、広報、広告、放映権の契約などが大きな経済活動になっており、スポーツをビジネスとして成功させる専門家の養成を目的としたこの専攻が創設されました。
大学によって履修する科目は異なりますが、一般的には法律、会計、財務、マーケティングなど、いわゆる経営学の科目を中心に学ぶので、MBA をスポーツに特化したものとも言えるでしょう。
なお、North American Society for Sport Management (NASSM)によれば、現在アメリカでスポーツマネジメントの修士課程を開講している大学院は160校以上あり、その内、The Commission on Sport Management Accreditation (COSMA)が認定した大学院が約40校あります。
【この専攻を学べる大学例】 | |
学校名 | University of Texas, Austin |
必要な英語力 | TOEFL iBT79、IELTS6.5 |
GRE または GMAT | 要 |
履修科目例 | スポーツに関する法律問題/スポーツ財務/スポーツマーケティング/スポーツに関する組織行動学/スポーツの広報と広告/施設経営/スポーツイベント運営/スポーツおよび身体活動の社会心理学/サービスマネジメント/マーケティングコミュニケーション/ビジュアルデザイン/ブリーフィングとセールスプレゼンテーションなど |
この学校で学べる 内容 |
NASSM/NASPE が認定したプログラムのひとつで、教育学部の運動学・保健体育学科内でスポーツマネジメントの専攻を開講しています。スポーツに関する科目は運動学・保健体育学科、経営に関する科目はビジネススクール(大学院)というように、科目は学部をまたがって履修します。修士課程では、論文、プロジェクト、インターンシップの3つにオプションを分けており、論文またはプロジェクトを選んだ場合はMaster of Arts、インターンシップを選んだ場合はMaster of Education の学位が与えられます。修士取得までの期間は約2年です。また、University of Texas, Austinには博士課程も開設されています。教育学部全体では、修士に580名程度が在籍し、留学生は10%程度です。 |
スポーツマネジメントを学べる大学院をご紹介します。
【この専攻が学べる学校例】 | |
国 | 学校名 |
アメリカ | University of Michigan |
Oregon State University | |
イギリス | Kingston University |
オーストラリア | The University of Sydney |