Environmental Studies(環境学)
人間が環境に及ぼす影響への認識が広まる中、環境学への関心が急速に高まってきています。環境学は、社会科学や自然科学、工学など、様々な領域から得た知識を統合し、包括的な解決策を見出すことを目的としている学問です。プログラムの内容は、大学により大きく異なりますが、最低半年間、生物学や化学、地質学などを受講しながら、自然科学や社会学の入門課程から始めるのが一般的です。
今後、直面するであろう環境問題は現代で起こっている問題とは異なるため、特定の環境問題に関する事例を学習するのではなく、自ら環境問題を特定し、その原因を分析して解決策を導き出すことが求められます。また、大学院で環境学を専攻する場合、専門分野は多岐にわたるため、まず環境についての何を中心に学びたいのかを明確にし、履修科目や研究の方向性などを細かく調べる必要があります。
【この専攻を学べる大学例】 |
|
学校名 | Lancaster University |
必要な英語力 | TOEFL iBT83 |
GRE または GMAT | 不要 |
履修科目例 | 環境リスク/エコロジー/環境保護と文化/植物・微生物相互作用/電子顕微鏡検査法/植生分類の使用/環境放射能/大気汚染と水質汚染の制御技術/化学品リスク査定/廃棄物管理/汚染土壌と改善法/大気汚染、および気候変動の生物学的影響/環境リサーチ技術 |
この学校で学べる 内容 |
この学科は1964年に設立され、科学者22名と、約50名のリサーチや技術面の技術者で構成され、リサーチに関しては世界的にその質の高さが認められています。この学科は環境科学をひとつの統合した学問と考えており、従来の環境的な境目を越えた問題に重点を置いています。プログラムは12ヵ月間で、毎年10月に開講されます。コミュニケーションスキル、コンピュータ、統計学、プロジェクト管理および多様な研究技術を学びます。ほとんどのプログラムで、学内のリサーチグループや、外部の共同研究者との5ヵ月にわたる研究プロジェクトに携わる機会が与えられます。 |
環境学を学べる大学院をご紹介します。