フィールドトリップ(*´ω`)
学校の行事?なのかフィールドトリップということで、授業はなく、バスによる移動でMt.Soledad National Veterans MemorialとUSS Midway Museumに行ってきました。
Mt.Soledad National Veterans Memorialは海軍で主に第二次世界大戦で亡くなってしまった人のために建てられてら石碑と十字架の像が建てられた場所です。
日本では亡くなった人が多すぎて名前だけしか書いてない場合が多いですが個々の石碑には写真、配属場所、経歴、勲章、死亡原因まで事細かに書かれていました。
次にUSS Midway Museum、ここはダウンタウン近くにあり、アメリカの空母が博物館になっているというなんとも素晴らしい建物になっています。音声案内ガイド機器もあって5つくらいの言語から選んで音声を聞くことができます。今回は先生の指示で英語にさせられましたが(笑)。
中心階と空母の屋上にはたくさんの飛行機がおいてあったり、飛行体験ゲームやお土産屋さんもありました。海軍のグッズはとにかくかっこいい!ずっとどれを買おうか迷ってました(笑)。
下の階は食堂やエンジンルーム、寝室など、長い海上生活を送るうえでのたくさんの空母内の仕組みを知ることができました。
僕がその日の思い出でもっとも語りたかったのは、第二次世界大戦についてのビデオを見ていた時のことです、ほとんど日本との戦いについての映像でした。アメリカ目線で日本のことが分かりやすく表現されていました。僕は思いました、日本でもアメリカでもそれぞれの国の博物館が自国だけ被害者であるかの表現をしていると。ある程度仕方のないことなのかもしれませんが少し腑に落ちない感じがしました。やはり日本の博物館だけを見ていては日本が被害者のように見えがちです。今回アメリカの博物館を見れたことでやっと中立な立場になって太平洋戦争を語ることができるような気がしました。どんなことでも情報不足で行動することはいけないと思います。一つの事実を多面から知ることによってより理解を深めなければならないと思います。映像をアメリカ人と一緒に見ている状況もとても感慨深かったし、戦争を体験した元海軍の人の話を聞いた時ももしかしたらこの人が僕のひいおじいちゃんを含めた祖先を殺した人かもしれない(嫌な表現をしてしまいすみません)と思うといろいろな感情が渦巻いたとともに、今こうやって話を聞けるような世の中になれたことに感謝したいです。
僕がこれを書いている日付は8月15日、終戦記念日です。
世界のすべての人が幸せに生きていける世の中になることを祈って。