最終日
まだファイナルテストを残しているわけですが、今セッションも最終日をむかえることができました。ジョナサンの授業がけっこう難しかったり、R&Wの先生が途中で体調を崩されたため変わってしまったり、いろいろと難事続きでしたが、どうにか終了です。お疲れ様。
そして、自分は今セッションで、ELSでの学習自体を終えるわけです。
そういうわけで、今日はELSの総まとめのような記事を書いていきたいと思います。
さて。ハワイに数ある語学学校のうちの一つ、ELSですが、ここらではとても厳しいことで有名です(入学して知りました)。宿題の量だったり、出席日数だったり、授業の難易度だったり、といった意味で。他の学校に行ったことはないのですが、他の学校で学ぶ友人知人の話を聞いている限り、ELSより遥かに日常に即した英語の学習に力を入れていたり、宿題なんかほとんどなかったりするらしいです。(そのぶんELSはしっかりしていますが。)
なので、ハワイでバケーションを楽しみたいという方には向かない気がします。
メインターゲットは、アメリカの大学を視野に入れた方、です。ELSはアメリカの大学生たちに混じって戦っていける英語力+大学で通用する技術(論文の作成とか、情報収集能力とか、議論のやりかたとか)をつけさせることが目的の学校なのです。入るのはかんたんでも出るのが難しいアメリカの大学でやっていくためには、かなりの英語力が要求されるようです。
上記のとおり、ELSは「英語を使った応用」を学ぶ学校なので、上のクラスに行けばいくほど授業で扱うテーマが堅く難しくなっていきます。社会問題や環境問題、国際問題など。108でいきなり「人工授精について(むろん英語で)話し合え」とか言われたときは、ほんとにどうしようかと思いました。しぜん、英語云々以外の問題にも頭を悩まされるようになってくるわけです。
また、宿題やエッセイなどで読み書きの能力はかなり鍛えられますが(日本語に直さずとも理解する能力とか、思ったことをそのまま英語で書く能力とかは、けっこうつきます)、その反面、「英会話のやり方」を教えてもらえるわけではありません。会話力や単語力など、「基本的な能力は身についている」こと前提で授業が進んでいくため、基本能力は独自に身に着けなければならないのです(初級レベルなどでは習えるのかもしれないですが)。
そのためには、とにかく英語を「使う」ことが大事です。クラスメートや先生、大学の生徒さんたちと会話したりしながら、「使い方」みたいなのを自分で掴んでいくわけです。
それから、当たり前ですが授業はすべて英語で行われます。なので、英語をほとんど聞き取れない状態で入学した方々は、同じレベルで何度も足踏みしたり、相当苦労されていました。留学を考えておられる方は、日頃から英語のCD聞いたり単語を覚えるなどして、英語力をある程度高めておくことをお勧めします。
そんな感じです。
ものすごく厳しいふうに書きましたが、先生もスタッフさんも、わからないことがあれば親切に教えてくれる方が多いです。困ったことがあれば物怖じせずに声をかけることが大事だと思います。