カウアイにっき1
こんにちは。いつも(それなりに)元気な小林です。生きてますよ。
今回はカウアイ島に行ってきていましたので、2、3回くらいに分けて旅行記を書いていきたいとおもいます。ネタ切れのための寸稼ぎ、とかは思っても言わないでください。ね。
さて。小さい島土のなかに峻嶮な山や谷を持ち、瑞々しい緑にあふれたこの島カウアイ島は、別名『箱庭の島』と呼ばれています。その名にふさわしくコンパクトな島のため、たぶん2時間半くらいあれば一周できてしまうでしょう。北西部がナ・パリ・コーストなる断崖絶壁に阻まれているため、島を一周することは残念ながら実質不可能ですけども。
ここカウアイ島は、ハワイのなかでも最も古い島とか言われており、ハワイ人がタヒチのほうから渡ってくる以前に住んでいた、メネフネと呼ばれる人々の作った建造物(池とか)が残っています。
メネフネは、夜中にカヌーを建造してくれる小人として知られていますが、ハワイの有名な画家カーネさん曰く、それはヨーロッパ人の好みに合わせて後世に作られた伝説にすぎないそうです。ほんらいはハワイ人たちよりも何世紀か先にハワイに到着していた先住民であり、太平洋に広く分布したラピタ文明の末裔とかなんとか。ロマンいっぱいです。
まあそれはともかく、そういう伝説やら遺跡の情報やらその他いろいろやらを詰め込んで、楽しい休日の一幕が始まったわけです。
降り立ったのは、島の南東部にあるリフエ空港。
交通手段は、今回もレンタカー一択です。知らない場所を運転するのは、もうそれだけでどこか恐ろしくもあり心躍る経験であり、自分にとっては旅の醍醐味なわけです。......が。レンタカー屋さんの受付にていきなり「ナビついてる車、今SUV以外ないわー」とか言われてしまいました。......ないわー。
しょうがないので、今回はナビなしで走ることに。先祖伝来の凄まじい方向音痴+助手席で地図を読んでくれなさる神がついてない自分は、もうその時点で絶望的です。前日(それなりに)一生懸命作り上げた旅のプランが、崩れていく音がしました。
機械に依存しきっていると、思わぬところで痛い目見るという教訓ですね☆
そういう経緯から、今回は地図を全力で記憶し、チラ見しながら走るという原始的なドライブを楽しんだわけです。...ホテルに着くまでにものすごい遠回りをしましたよ。
さて。先ず初めに訪れたのが、島の東部を流れるワイルア川です。この川を遡った先に有名なシダの洞窟があり、船かカヤックでのみアクセスできることになっています。
運転に体力を消耗しきっていた自分は、船を選びました。チケットは川べりで買えますよ(予約とか不要)。
ゆったりと流れるワイルア 川。山間の静かな谷を、曲がりくねりながら下っています。ワイルアの意味は、『二つの流れ』らしく、二本の流れが途中で合流しています。
遊覧船に乗れば、ガイドさんのお話や楽器の演奏を聴きながら優雅に遡っていくことになります。
川岸には、タロイモの畑やハワイ原産の木々などを見ることができました。
そして行き着いた先にあったのが、
シダの洞窟です。そそり立つ絶壁が大きく削られ、天井からは細いシダたちが垂れ下がっています。湿っているためか、空気がひんやりしてました。
船もいいですが、体力のある方はカヌーも楽しいかと。
次回へ続く