
国際学生寮では、世界各国から集まった学生たちと交流できるほか、そこでしか味わえない経験や学びを得られることも大きな特長です。
今回は、「住まい」と「学び」がつながる環境づくりをコンセプトに掲げる東京都・西早稲田の国際学生レジデンス「U Share Student」をご紹介します。
留学前に多国籍の共同生活に慣れておきたい方にも、留学を終えて帰国したあとも語学力や国際的な環境を維持したい方にも、選択肢のひとつとなる住まいです。
西早稲田の国際学生レジデンス「U Share Student」とは?

「U Share Student」は、世界中から日本に集まった学生たちが共同生活を送る、選抜型の国際学生レジデンスです。アメリカのハーバード大学出身である創業者を中心に、海外で寮生活を経験したメンバーによって運営されています。住まいそのものを学びの場として設計する「Residential Education(居住型教育)」という、米国の大学発の考え方を掲げています。
現在、西早稲田に「U Share Waseda WC1」と「U Share Waseda WC2」の2棟があり、日本人学生に加え、20カ国を超える国・地域から集まった学生たちが暮らしています。レジデンス内の公用語は英語で、現在、居住者の約8割を外国人の学生が占めています。日本人の学生は、国内にいながら日常的に英語を使う習慣を身につけることができるのが大きな魅力です。また、多様な文化や価値観を持つ学生たちと交流できる環境が整っています。(2026年7月時点)

WC1とWC2の主な違いは居住スタイルです。
WC1(シェアタイプ):
・全31室の9階建て
・各居住者の個室に加え、キッチン、シャワー、トイレは同フロアの4人で共用
・地下1階には、勉強や食事、居住者同士の交流などに自由に使える共用スペースあり
WC2(完全個室タイプ):
・全71室(2026年1月開業)
・シャワー・トイレを各部屋に完備し、キッチンのみ共用
どちらの棟も全部屋に家具・家電が備え付けられており、入居したその日から生活を始めることができます。
立地は、東京メトロ副都心線・西早稲田駅から徒歩5〜6分、JR山手線・高田馬場駅から徒歩7分など4駅5路線が徒歩圏にあり、早稲田大学本キャンパスまでは徒歩7分です。
U Share Studentの特長
「U Share Student」には、他の国際学生寮にはない、ここでしか得られない魅力や体験があります。ここでは、その3つの特長をご紹介します。
特長1:みんなの顔が見える環境

U Share Studentでは、1棟あたりの居住者数を100人程度に抑えることで、学生同士はもちろん、学生とスタッフがお互いの顔が見える距離感を大切にしたコミュニティづくりを行っています。
その理念は、建物にも反映されています。完全個室タイプのWC2では、学生が自室へ向かう際に必ず1階の共用スペースを通る動線となっており、他の居住者と顔を合わせる機会が生まれます。同じくWC1も、エントランスを通る際にカフェにいるスタッフや居住者と顔を合わせるため、自然とコミュニケーションが生まれやすい環境です。こうした何気ないあいさつや会話をきっかけに交流が広がり、居住者同士のつながりが育まれています。
また、WC1とWC2は徒歩約5分の距離にあり、居住者は両棟の共用スペースを利用できます。そのため、棟を越えた交流が生まれるのもU Share Studentならではの魅力です。
特長2:クラブ活動やキャリアセミナーなどのイベントを実施

U Share Studentでは、「住みながら学ぶ」という考えのもと、さまざまなクラブ活動やイベントを開催しています。
新学期に開催される「グランドウェルカム」では、学生たちが挑戦したいことや実現したい目標を語り合いながら、バケットリストを作成します。そこから生まれたのが、「ジャパンクラブ」や「ランニングクラブ」、「辛い食べものを楽しむクラブ」などの個性豊かなクラブ活動です。共通の興味や関心を持つ学生同士が集まり、交流を深めるきっかけとなるだけでなく、学生自身が主体となってコミュニティをつくる場にもなっています。
また、居住者だけでなく外部の参加者を招いたイベントも定期的に開催されています。毎月実施されるキャリアセミナーでは、世界的企業で活躍する講師を招き、学生たちが将来のキャリアについて考える機会を提供しています。
生活の場を提供するだけでなく、日々の交流や学びを通じて、学生一人ひとりの成長や将来のキャリア形成を支える環境づくりに力を入れています。
こうした環境で過ごした卒寮生は、外資系企業や海外の大学院など、多様な進路に進んでいます。
特長3: RA(レジデントアシスタント)制度の導入

RA(レジデントアシスタント)制度とは、ハーバード大学の学生寮含め欧米の大学の学生寮でも取り入れられている制度で、RAに選ばれた学生は、居住者のリーダーとして、他の居住者の生活をサポートするなど、快適な生活環境づくりを担います。
国籍を問わず、誰でも立候補することができ、3カ月以上の居住者の中から選出されます。レジデンス内でトラブルや意見のすれ違いが生じた際には、RAが中心となって解決します。
U Share Studentが大切にしているのは、すべての摩擦をなくすことではなく、異なる価値観を持つ人同士が関わる中で生まれる適度な摩擦を、学びや成長の機会として捉えること。RA制度は、学生自身がコミュニティづくりに関わりながら、相互理解を深めるための仕組みとなっています。
加えて、日本語と英語の両方に対応するコミュニティマネージャーが常駐しており、生活の相談から大学の履修登録、将来のキャリアの悩みまで相談できる体制が整っています。
U Share Student(国際学生寮)の入居方法と費用
入居者は通年で募集していますが、入居時期は4月と9月がピークとなるため、それぞれ2〜3カ月前から募集を開始します。応募者には面談を実施し、コミュニティへの適応性などを確認します。また、レジデンスでの生活を通して成長してほしいという思いから、面談では「入居後、どのようなことに挑戦したいか」といった内容についても話し合い、スタッフと応募者がお互いの考えや期待を共有する機会としています。
入居前にはレジデンスの見学も可能です。実際に施設を訪れることで、居住環境やコミュニティの雰囲気を見ることができます。
オンラインでの面談予約や資料請求も受け付けています。ウェブサイト上のシミュレーターでは、希望条件に合う部屋と費用の目安を確認することもできます。
InstagramやTikTokなどのSNS(いずれも@ushare_student)でも、レジデンスでの暮らしや活動の様子を発信しているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
U Share Studentのこれから

U Share Studentでは現在、早稲田周辺の学生団体とのコラボレーションを積極的に進めています。例えば、居住者と外部の学生が交流できる機会として、インフルエンサーを招いた「クリエイターアカデミー」を開催。SNS上で自身のブランドをどのように築いていくかを学ぶなど、学生同士が新たな知識や価値観に触れられる場を提供しています。
また、地域のお祭りへの参加や、今後開業を予定している新たなレジデンスのレストランを活用した企画の実施も検討中です。学生一人ひとりの夢や挑戦を応援し、それらを地域や社会への貢献につなげていくことを目指します。U Share Studentは、異なる文化や人々をつなぐ「翻訳機能」のような役割を果たし、街の活性化をはじめとした地域貢献の可能性を広げていきます。
U Share Studentで暮らす学生の声
WC1 大学3年 M.Mさん

国際ボランティアのために滞在していたフランスで、さまざまな国から集まった学生10人と約11カ月間の共同生活を経験しました。そこで身につけた語学力を維持したいという思いと、異なる文化を持つ人たちと暮らす楽しさを知れたことから、帰国後も同じような環境で生活したいと考えていました。そんな中、SNSでU Share Studentを知り、入居を決めました。
現在はWC1で、フランス人、韓国人、アメリカ人の3人とルームシェアをしています。それぞれ異なる生活リズムを持っていますが、お互いに適度な距離感を大切にしながら、楽しく共同生活を送っています。
ここでの生活を通して、海外の学生とのさまざまな文化の違いを経験しました。最初は気になっていた違いも、相手のバックグラウンドや考え方を知ることで、自然と受け入れられるようになりました。
特に印象に残っているのは、フランス人のルームメイトとの旅行を通して、世界情勢に対する考え方や物事の見方の違いに気づいたことです。同時に、自分自身が無意識に持っていた偏見にも気づくことができ、視野を広げる貴重な経験になりました。自分の日常に新しい視点が加わり、さまざまな価値観に触れることで、毎日良い刺激を受けています。
U Share Studentでは、日本にいながら海外のような環境で生活でき、英語を学びながら多国籍の友人をつくることができます。入居を迷っている方には、ぜひ一歩踏み出して挑戦してほしいです!
WC2 大学1年 Y.Yさん

上京を機に何か新しいことに挑戦したいと思い、これまで関わりがなかった海外の方と交流できる環境に魅力を感じて、U Share Studentへの入居を決めました。
入居当初は、周囲で交わされる英語の会話をほとんど理解できませんでした。しかし、日常生活の中で自然と英語に触れる機会が増え、海外の学生たちも私の英語を理解しようと優しく接してくれたことで、少しずつ会話に慣れていきました。現在暮らしているWC2は完全個室ですが、1階の共用スペースで他の居住者と一緒に料理を作ったり、お互いの料理を分け合ったりしながら、今では英語で会話を楽しむ時間が日常になっています。
私にとってU Share Studentの最大の魅力は、「一生付き合える友達」に出会えたことです。中国出身の友人とは、学校や買い物に一緒に出かけ、お互いの言語や文化を教え合っています。夏休みには、私の実家がある高知県に一緒に帰省する予定です。また、私の誕生日には、「ジャパンクラブ」のメンバーが誕生日パーティーを開いてくれたことも、大切な思い出のひとつです。
自分自身も大きく成長したと感じています。もともとは人見知りでしたが、今では初対面の人にも自分から積極的に話しかけられるようになりました。また、海外の友人たちは日頃から相手を褒めたり感謝を伝えたりする文化があり、その影響で自己肯定感も高まり、以前より前向きに物事を考えられるようになりました。
これから入居を考えている学生には、「英語が話せない」など不安に思わず、ぜひ勇気を出して飛び込んでください。きっと、人生を豊かにしてくれる大切な友人との出会いが待っているはずです!
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