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ニュージーランドのワーキングホリデー|おすすめの仕事と探し方

# ニュージーランド

# ワーキングホリデー

公開 : 2024.05.09

ニュージーランドのワーキングホリデー(ワーホリ)で、どのような仕事ができるのか、仕事の探し方や収入、準備について詳しくご紹介します。1年間という期限があるニュージーランドでのワーホリを有意義に過ごせるように、しっかり計画を立てて準備しましょう!

ニュージーランドのワーキングホリデー|どんな仕事ができる?

ニュージーランドのワーキングホリデーは、国籍によって対象年齢や期間が異なります。日本国籍の場合は18歳以上30歳以下が対象で、ワーキングホリデービザの有効期間は12ヵ月です。

就労には制限がなく、同一雇用主の下で1年間就労できる

ニュージーランドでは、ワーキングホリデーは休暇を過ごすことを主目的とし、滞在資金を補うために働くことも認められています。正社員のように就労期間を定めない働き方はできないため、原則としてアルバイトのみ可能です。

ニュージーランドのワーキングホリデーは、同一雇用主の下で働ける期間に制限がないため、ワーホリ期限内は同じ職場でずっと働くことができます。

特定の業種に就けば滞在期間を3ヵ月延長ができる

ワーホリビザは最大1年間までの滞在となりますが、ワーホリビザの期間中に園芸またはブドウ栽培産業における作物の植え付け、管理、収穫、または梱包の仕事に3ヵ月以上従事すれば、3ヵ月間、滞在期間を延長することができます。

ニュージーランドのワーホリビザで語学学校や専門学校などに通うこともでき、最長6ヵ月就学できます。有意義なワーキングホリデーにするためにも、ワーホリ中の1年間をどのように過ごすのかしっかり計画を立ててから出発しましょう。

ニュージーランドのワーキングホリデー|おすすめの仕事7選

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ニュージーランドでワーキングホリデーをするなら、日本では経験できないような仕事にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。また、英語力アップを目的としているなら、話す機会が多い仕事にも注目してみると良いでしょう。

ここでは、ニュージーランドでおすすめの仕事を7つご紹介します。

果物や野菜の収穫作業

ニュージーランドは農業が盛んな国で、全国に果物や野菜の農場があります。特に忙しくなる収穫期にはアルバイトの募集も増えるため、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

重いものを持つだけでなく、長時間同じ姿勢で作業をするため、身体的な負担は軽いわけではありません。しかし、作業を通して地元の人との交流が深まり、英語力の向上を期待できます。

また、アルバイトスタッフはワーホリビザでの滞在者が多い傾向にあり、さまざまな国の人と仲良くなれるのもメリットです。滞在先や観光など、ニュージーランド滞在に必要な情報を入手できるかもしれません。

なお、農場によって給与制度が異なる点に注意が必要です。時給で支払われることもありますが、収穫量によって決まることもあります。また、宿舎や食事などの条件も、応募前に確認しておきましょう。

カフェやレストランの接客・調理スタッフ

ニュージーランドでは、街のいたるところにカフェがあります。コーヒーにこだわる方も多く、バリスタ育成コースのある専門学校や語学学校では、ニュージーランド政府認定のバリスタ資格(Service IQ)を取得できることもあり、バリスタ留学をする方もいます。

ニュージーランドの主要都市オークランドなどではカフェが多い分、求人も多いため、アルバイトを探している方におすすめです。バリスタ以外にも、フロアやキッチンの仕事もあり、カフェでアルバイトをしたことがない方でもチャレンジできます。

英語に自信がない方は、日本人が経営しているカフェもチェックしてみましょう。また、キッチンの仕事ならお客さまとの会話が少ないため、英会話があまり得意でなくてもチャレンジしやすいです。

日本食レストランの接客・調理スタッフ

ニュージーランドには日本食レストランも多数あります。寿司屋やラーメン屋などの店舗も多く、オーナーが日本人であることも少なくありません。

英語が苦手なら調理スタッフとして働くのもおすすめです。働く仲間とは英語で話すことになりますが、接客スタッフほどは臨機応変な対応が求められないため、自分のペースで語学力を高めていけます。

また、日本食レストランでは、賄いが日本食というのも嬉しいポイントです。ニュージーランドの食事があまり慣れない方や、和食好きの方におすすめの職場です。

小売店の販売スタッフ

雑貨店や食料品店、スーパーマーケットなどの販売スタッフも、アルバイトの求人が多く、ワーキングホリデーでニュージーランドに滞在している方に人気の仕事です。都市部や観光地の土産物店なら、海外からの観光客も多いため、英語力があまり高くなくても対応できることがあります。

ただし、雑貨店のように現地のお客さまと接する機会が多い店舗では、高度な英語力に加え、高いコミュニケーションスキルも求められます。ご自身の能力や適性も踏まえて、仕事を選びましょう。

スポーツやアクティビティのインストラクター

海と山に恵まれたニュージーランドは、アクティビティも盛んです。ダイビングやシーカヤックなどのマリンスポーツや、渓谷や河川で楽しむラフティングやジェットボート、バンジージャンプやオフロード・アドベンチャー、スキーなども人気です。

インストラクターの有資格者や、競技者としてある程度のレベルがある方なら、アクティビティのインストラクターとして働くのはいかがでしょうか。オフの時間にご自身でもアクティビティを楽しめる可能性があり、趣味と実益の一石二鳥です。

ツアーガイド

ニュージーランドには観光地も多く、1年中多くの旅行者が訪れます。日本人も多く訪れるため、日本語ができるツアーガイドの需要も少なくありません。

もちろん現地のホテルやドライバーとの交渉は英語で行うため、英語力も求められます。

観光地によっては交通が不便なところも多く、アルバイトスタッフには、格安あるいは無料で宿泊施設や食事が提供されることもあります。観光を楽しみながらしっかり稼いでおきたい方におすすめの仕事です。

オーペア

オーペア(Au-pair)とは、一般家庭に滞在し、子どもの学校の送り迎えや遊び相手などを務める仕事です。部屋と食事が提供されるため、住居を探す手間がありません。また、ニュージーランドの食文化や生活習慣を体験できるのも魅力です。

なお、オーペアの仕事は毎日平均5~8時間程度です。自分のための時間も確保できるため、観光を楽しんだり、語学学校に通ったりできる可能性があります。コミュニケーションをとる機会が非常に多い仕事のため、高い語学力が必要となります。

ニュージーランドのワーキングホリデー|仕事の探し方

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ニュージーランドでワーキングホリデーをするなら、仕事の探し方もチェックしておきましょう。基本的には現地で探しますが、インターネットを利用すれば、仕事内容や時給、待遇についてある程度、事前に調べておけます。

求人サイトで探す

ニュージーランドの求人サイトで仕事を探してみましょう。日本からでもチェックできるので、おおよその見当を付けておくこともできます。ニュージーランド政府観光局のウェブサイトでは、ニュージーランドの求人サイトがいくつか掲載されています。

また、バックパッカー向けの求人サイトもあります。フルーツピッキングや観光地の仕事など、宿泊や食事がつくワーキングホリデー滞在者に適した仕事も多いため、ぜひチェックしてみてください。「NZ backpacker job」などのキーワードでサイトを検索できます。

現地の新聞やフリーペーパーで探す

ニュージーランドの新聞やフリーペーパーにも、求人情報が多数掲載されています。ぜひ手に取って探してみましょう。なお、ニュージーランドの新聞では、求人情報を掲載する曜日が決まっている傾向にあります。何曜日に掲載されるかわからないときは、まずは1週間、新聞を購読してみてはいかがでしょうか。ニュージーランドの今を理解できるだけでなく、読解力を高める訓練にもなります。

友人に紹介してもらう

語学学校で友人ができれば、仕事を紹介してもらえることもあります。ワーキングホリデー滞在者なら、帰国や滞在場所を変えるタイミングで仕事を辞めることが多いため、雇用主の同意があれば、仕事を譲ってもらえる可能性があります。

また、語学学校によっては、ワーキングホリデー滞在者向けに就業サポートを提供していることもあります。仕事が見つかるか不安な方は、サポートのある語学学校を選んでみてはいかがでしょうか。留学ジャーナルカウンセリングセンターでは、学校の様子についても詳しい情報をご提供します。お気軽にご相談ください。

街を歩いて探す

街を歩いて、働いてみたい場所を探すのもひとつの方法です。働きたい場所が見つかったら、履歴書とカバーレターをオーナーや採用担当者に渡し、働きたい旨を伝えましょう。求人募集をしている職場では「hiring」と貼り紙が出ていることもあります。人気の職場はすぐに採用が決まってしまうため、こまめにチェックして応募しましょう。

ニュージーランドのワーキングホリデー|収入はどのくらい?

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アルバイトでは、最低賃金が適用されることが多いです。長期間働き、スキルアップしたり担当業務の範囲が広がったりすると昇給できることもありますが、ワーキングホリデーでは長くとも1年間しか働けないため、あまり昇給は見込めないでしょう。

そのため、収入を見込んで資金計画を立てるときは、最低賃金(税引前)で見積もっておくのがおすすめです。

ニュージーランドの最低賃金は、以下のとおりです。

2024年4月以降
成人の最低賃金(Adult)
時給 NZ$23.15
初任者(starting-out worker)※1
時給 NZ$18.52
研修生(Training)※2
時給 NZ$18.52

※1:18~19歳で、6ヵ月以上社会保障給付金を受給してる人
※2:20歳以上で、自らの雇用契約に関連した職業で、雇用契約上、有資格者となるために年間最低60単位の職業訓練の受講が義務付けられている人

参照:Current minimum wage rates

給料のうち12~15%ほどは源泉徴収されるため、アルバイトで稼げる金額の予算を立てる際は、想定よりも低くなることも考慮しておきましょう。また、ニュージーランドの所得税も日本と同じく累進課税で、所得金額が増えると、税率が高くなります。

年間所得がNZ$14,000以下なら所得税率は10.5%ですが、NZ$14,000を超えると17.5%以上になるため注意が必要です。源泉徴収された所得税が多すぎたり、年間所得が高額になったりしたときは、適切に申告してください。

ニュージーランドのワーキングホリデー|働くための準備・注意点

ニュージーランドでワーキングホリデーをするなら、働くための準備が必要です。渡航前や入国後に以下の準備をしておきましょう。

  • 英語力を伸ばす
  • 履歴書とカバーレターを作成する
  • 現地で使える電話番号を取得する
  • 銀行口座を開設する
  • 納税・税還付の手続きをする

それぞれの準備について説明します。

英語力を伸ばす

働く前に語学学校に通うことで語学力を伸ばせるだけでなく、クラスメートから仕事の情報を得られる可能性もあります。英語力に自信がない方は、ぜひ語学学校に通ってから働くことをおすすめします。

New Zealand Language Centres, AucklandLanguage Studies International (LSI), Aucklandなど、ワーキングホリデー滞在者向けに就業サポートをしている語学学校なら、勤務先を見つける手助けを得られるため、より安心して渡航できるでしょう。また、バリスタなどの資格を取得できる語学学校も、チェックしてみてはいかがでしょうか。

履歴書とカバーレターを作成する

提出する前には、求人に応募するときは、履歴書とカバーレターを提出します。履歴書は学歴や職歴などをわかりやすく記載したもので、カバーレターとは応募理由や希望する職種など、仕事に対する思いをアピールする書類です。長々と記載する必要はありませんが、熱意が伝わるように工夫して書くことが大切です。

提出する前には、文法や形式に間違いがないよう、ニュージーランドの現地の方に相談するとよいでしょう。語学学校の教師や教務スタッフに相談すれば、チェックしてもらえる可能性があります。

また、現地でパソコンやプリンターを自由に使えるとは限らないため、あらかじめ日本で準備しておくのもおすすめです。その場合は、英語のネイティブスピーカーやニュージーランドで働いたことがある方に相談すると良いでしょう。

現地で使える電話番号を取得する

長期間滞在するワーホリの場合は、現地で利用できる電話番号を取得しておくと良いでしょう。電話番号は、銀行口座の開設や仕事探しなどでも必要となります。手元にある携帯がSIMフリーであれば、留学先でSIMカードだけ購入し、携帯に挿入するだけで現地の電話番号を取得できます。あるいは、現地でプリペイド携帯を購入する方法もあります。

銀行口座を開設する

ニュージーランドでも、給与は口座振込が一般的です。現地についたら、まずは銀行口座を開設しておきましょう。銀行口座があれば現金を手元に置かずに済むため、防犯性も高まります。また、現地のデビットカード(決済すると即時に銀行口座から引き落とされるカード)も利用できるようになるので、より買い物が楽になります。日本を出発する前からオンラインで口座開設できる銀行もあります。

納税・税還付の手続きをする

ニュージーランドでは、就労する際に納税者番号(IRDナンバー)を雇用主に伝えることが義務付けられています。ニュージーランド政府のInland Revenueからオンラインで申請できるので、働く前に申請して納税者番号を取得しておきましょう。

納税者番号を取得すると、年に1回、源泉徴収票と確定申告の案内が送付されます。所得金額によっては還付を受けられることもあるため、期限内に手続きをしてください。

ニュージーランドで働くために、計画的に準備をしよう

1年間という期限があるワーキングホリデーを有意義に過ごすために、就きたい仕事やどの程度働けるのか、渡航後のスケジュールなど、事前に計画を立てておくと良いでしょう。また、渡航後すぐに働きたいといった場合は、事前にある程度の英語力を身に付けておくと良いでしょう。

留学ジャーナルの「ワーキングホリデーサポートプログラム」では、ワーキングホリデーの過ごし方や、現地で語学学校に通う場合の出願、滞在先・仕事探しのアドバイスなど、幅広くサポートしています。ぜひ留学ジャーナルの無料相談でお気軽にご相談ください。留学カウンセラーがあなたの希望に合わせて最適なプランをご提案します。

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